平成29年度

その他の行事等 平成29年度

地理B 特別授業

3月16日(金)に,2学年地理B選択者対象に,災害に関する特別授業が行われました。

 国土交通省東北地方整備局東北技術事務所より,稲葉護氏を講師としてお招きし,「風水害から命を守るために」をテーマに授業をしていただきました。
 普段教室で学んでいる地理の知識を踏まえて,国内の災害の歴史的側面や現状,そして災害との向き合い方について,具体的な事例と緻密なデータを基に考えを深める貴重な時間となりました。
 「いつでもどこでも風水害は起こりうる」という稲葉所長の言葉に,単なる興味・関心,知識だけでなく,防災や減災という観点から学習することができました。
 一人でも多くの命を,多くの希望を絶やさぬよう,今できることを科学的に分析をしながら,更に学びを深めていこうと思います。

「かたりつぎ ~朗読と音楽の集い~」に参加して


「believe(吹奏楽部伴奏)」


「愛を込めて花束を(合奏と手話)」


「わせねでや(男声によるソロ)」


「愛の色(竹下景子さんとの合同合唱)」


「竹下景子さんとの記念撮影」

 私たち多賀城高校吹奏楽部と合唱部は「かたりつぎ」に出演させていただきました。合同で「believe」「愛を込めて花束を」「わせねでや」を合唱させていただきました。「わせねでや」の作詞者の想いを聴いてくださる方々に伝えようと、皆で歌うと、あの日の情景が浮かびあがり、震災の経験は次の世代に伝えなければならないと思いました。私たちができることは、音楽で何を伝えるかだと思います。想いをお客様に届けるにはどうしたらよいのかを考え、曲の繋ぎを短くし手話を使うなどの工夫をしました。本番では、精一杯の演奏をすることができました。涙を流して聴いてくださる方々や終了後に直接声をかけてくださる方々と、想いを共有でき素晴らしい時間となりました。
 あの日から7年が経ち、私たちの中でも少しずつ記憶が薄れていくことを感じます。そのような中で、震災を伝えていくことの大切さと意義を感じることができる貴重な機会となりました。

吹奏楽部副部長 1年 中島 萌絵
吹奏楽部副部長 1年 小林 桜子

第40回卒業証書授与式を挙行しました

 3月1日、第40回卒業証書授与式が行われ、多賀城市長・菊地健次郎様ほか、たくさんのご来賓方々のご列席を賜り、多くの保護者に見守られながら、40回生277名が巣立ちました。
 普通科7クラスの学年としては最後の卒業生であり,第40回という節目の卒業式を迎えた卒業生たちは,それぞれの進路に向かって大きな希望を胸に学び舎を後にしました。

校長式辞はこちら

卒業証書授与式当日の駐車制限について(お願い)

 3月1日に挙行いたします卒業証書授与式当日に関わる駐車場の制限について,保護者宛文書を掲載いたします。
 本校では講義棟建設や武道館改修のため,十分な駐車スペースを確保できません。駐車するには許可証が必要となります。詳しくは配布プリントをご覧ください。

卒業証書授与式当日の駐車制限について(配布プリント)

駐車スペース

シチズンシップ教育

 「選挙制度に関する講座」
 平成30年1月18日(木),シチズンシップ教育の一環として,2年生を対象に「選挙制度に関する講座」を開催しました。今回は,宮城県選挙管理委員会事務局の藤原剛史先生に来校していただき,選挙の意義や制度についてお話をいただきました。後半には,実際に使用する記載台や投票箱を利用した「模擬投票」も行い,選挙に対する意識も高まりました。

  

≪生徒の感想≫
 「選挙に行く」,「投票する」とはどういうことなのか,どんな意義があるのかが分かった。自分の一票が国や街の大事なことを決めることにつながり,それが生活に大きく関わってくるので積極的に投票するようにしようと思った。
 また,そのために,選挙・政治に関するニュースをたくさん見るようにしようと思う。今年から選挙権を得られるので,自分の一票を大切にしたいと思った。 (2年女子)


「税に関する講座」
 平成30年1月11日(木),シチズンシップ教育の一環として,1年生を対象に「税に関する講座」を開催しました。今回は,税理士の佐々木清人先生に来校していただき,税の歴史や税の種類,そして税の必要性等についてお話をいただきました。

  

≪生徒の感想≫
 普段は税金の話を聞く機会がほとんどなく,今はまだ扶養される側で,自分で税金を払っていないため,税金について考えることがありませんでした。今回この「税に関する講座」を受け,税金はいつからあって,いつからどの税金が課されるようになったかという税金の歴史や,税には所得税や法人税,酒税などの様々な種類があることがわかりました。
 また,国の財政についての話など,これから大人になり,次世代を担ってゆく私たちが,今のうちに知っておき,しっかりと考えておくべき事だと思うので,とても有意義な話を聞かせていただけたと思います。 (1年女子)


 「裁判制度に関する講座」
 平成29年10月5日(木),シチズンシップ教育の一環として,3年生を対象にした「裁判制度に関する講座」を開催しました。今回は,仙台地方検察庁より伊東義修(よしなお)検事に来校していただき,刑事司法の仕組みや検察の役割及び「裁判員制度」についてお話をいただきました。

  

災害科学科1年 北海道滝川高校SSH道外研修東北コースへの参加

 北海道滝川高校の生徒10名が,大崎市の蕪栗沼や伊豆沼での野鳥観察,気仙沼市での海洋実習,南三陸町における防災学習など,多面的に学ぶ環境学習プログラム「SSH道外研修東北コース」のため,1月5日(金)~1月8日(日)の日程で宮城県を訪れました。この研修の3日目である1月7日(日)に,本校災害科学科1年有志4名(うち科学部2名)が一緒に参加しました(他,気仙沼高校の生徒5名も参加)。この日の研修は,NPO法人森は海の恋人舞根森里海研究所における環境学習と,唐桑半島ビジターセンターにおけるフィールド実習です。
 "森は海の恋人"というフレーズを聞いたことがありますか?「豊かな海をつくるためには,その海につながる川の上流に豊かな森をつくる必要がある」と,気仙地方でカキ養殖業を営む畠山重篤氏が,1989年に大川上流の室根山に広葉樹の植樹を始めました。それから約30年,この運動は日本全国の海と森に広がっていきました。
 森は海の恋人舞根森里海研究所では,海上に浮かぶカキ養殖筏での実習や,陸上施設での生物観察を行いました。この実習を通して,東日本大震災の被害を受けた気仙沼の自然は,数多くの生物が確認できるまでに大きく回復したことが分りました。
 午後の唐桑半島ビジターセンターにおける実習では,東日本大震災の津波によって巨岩が移動した“津波石”の観察や,明治津波の教訓で築いたと伝わる“土塁”の観察を行いました。

  

写真上から 
カキ養殖筏でのプランクトン採集    
カキに付着する生物の採集と観察
北海道滝川高校,気仙沼高校,多賀城高校の参加者(中央は代表の畠山重篤氏)

■大江透真(災害科学科1年 幸町中出身)
 私達4名は,北海道滝川高校の研修に一緒に参加させて頂きました。極寒の海で船に揺られて渡ったカキの筏でのお話しや,付着生物の観察,唐桑半島でのフィールドワークなど,心身共にとても充実した一日となりました。
 今回の研修を終えて学んだことは,1人の気持ちが多くの人達を揺り動かすということです。畠山さんの海に対する愛が,勇気ある行動の原動力となり,自らの持つ疑問を解決しようと試みたその姿に脱帽しました。畠山さんが海の環境改善のために植樹を始めたように,私達高校生も震災からの復興に向けて,そして将来のためにそれぞれが動き出さなければならないと感じました。

トレーニング講習会

 12月16日(土)に運動部を対象とした「トレーニング講習会」が本校体育館を会場に行われました。各部が冬期の体づくりに生かせるように,毎年この時期に実施しています。
 今年度も講師に沼田氏をお招きし,「メディカルチェック(ストレッチ)と筋力トレーニング」について教えていただきました。最新のトレーニング事情を交えながら丁寧に教えていただき,参加生徒にとって大変勉強となったようです。トレーニングは継続して行うことで効果が現れますので,各部で工夫しながら取り組んでほしいと思います。

    

修学旅行に行ってきました!

 11月26日(日)~29日(水)に2学年生徒が,修学旅行に行ってきました。天候にも恵まれ,秋の京都を満喫してきました。
 1日目は,金閣寺の見学と河村能舞台でのワークショップでした。金閣寺を初めて見た生徒が多く,写真をたくさん撮っていました。川村能舞台では,300万円もする着物を着せていただいたり,面を付けて歩いたりする体験をしました。

  

  

 2日目は,クラス別研修でした。午前中は大学訪問(大阪市立大学,神戸大学,奈良大学,兵庫県立大学)を行いました。その後は,道頓堀や神戸異人館,奈良公園,USJ,神戸港ディナークルーズなどクラス毎に楽しみました。

  

 3日目は,グループ毎に京都市内を自主研修しました。事前に調べた名所を巡り,歴史や文化に触れました。着物をレンタルした女子生徒もいました。

  

 最終日は,清水寺と三十三間堂の見学でした。清水寺は改修工事中でしたが,生徒は「清水の舞台」からの眺めを堪能し,その高さに圧倒されていました。歴史や文化に触れるだけでなく,学年・クラスの仲も深まった修学旅行となりました。

  

【生徒感想】   修学旅行副実行委員長 宍戸 うらら(岩切中出身)
 今回の修学旅行では,初めて関西を訪れた人が多かったようです。良き思い出をつくることのできた4日間となりました。
 クラス別研修では,クラス毎に大阪,奈良,兵庫に行って大学訪問を行いました。その後,各府県の観光をしました。USJでは,様々なアトラクションを体験することができて楽しかったです。
 自主研修では,寺社を見学するなど,思い思いに秋の京都を楽しみました。グループでの活動が多く,これまであまり話したことのなかった級友とも交流することができました。クラスの絆,学年の先生方との絆も深まりました。
 実行委員として,2学年最大のイベント「修学旅行」に携わることができて本当に良かったです。

平成29年度 第1学年「社会人講話」

 11月14日(火)第1学年「社会人講話」を実施しました。この行事は,生徒が様々な分野で活躍する社会人から直接話を聞き,また対話をすることを通して,視野を広げ,今後の進路選択や生き方について考える契機とし,社会観・職業観・人生観の構築の一助とすることを目的としています。今年度も昨年度に引き続きNPO法人ハーベストの全面協力のもと,27名の社会人講師を招き,各講座10名前後の少人数グループに分かれて講師と生徒が近い距離で話し合うスタイルで行われました。生徒たちは,それぞれ2講座ずつ受講し,講師の話に共感したり,新たな発見をしたりと多くの刺激を受けたようです。

  

  

  

1年7組災害科学科「社会と災害」特別授業

 11月17日(金)5校時,6校時,災害科学科1年7組40名が,学校設定科目「社会と災害」の中で,「土地・自然とつきあうには」というテーマで,東北学院大学教養学部地域構想学科教授宮城豊彦先生の特別授業を受講しました。
 5校時は,災害地形の中でも宮城豊彦先生のご専門の地すべり地形について,お話をいただきました。6校時は,「地域防災は地域づくり」というテーマで,地域防災の取り組みについてお話いただきました。宮城先生ご自身の研究活動に関する講義を通して,大学における研究活動へ理解を深めることができました。また,宮城先生と宮城先生の研究室の学生さんが製作した,七ヶ浜町全体の地形図のジオラマを展示していただきました。

生徒の感想  1年7組 藤田千尋
 地すべりという言葉は知っていましたが,先生の講義で現象が起こるメカニズムは知らなかったです。今回,宮城先生のお話でとても詳しく説明していただき,興味を持つことができました。
 政府の中央防災会議で,災害を防ぐ「防災」から、人的・物的被害を減らす「減災」に切り替えたということを聞き驚きました。私たち災害科学科は減災という言葉を知っている人が多いですが,一般にはあまり浸透していないと思います。減災という言葉・考え方を広めていくことで,災害が起きた際により多くの人が避難でき,人的被害を減らすことができると思います。災害科学科の私たちが,地域の防災・減災に積極的に関わり,地域全体の意識を高めていきたいと思います。

平成28年度

その他の行事等 平成28年度

保健特別授業「災害時における国際保健活動」

 3月6日(月)・15日(水)に,講師として東北大学病院から後藤えり子さんと齋藤真さんをお招きし,2年生を対象に保健の特別授業をしていただきました。お二人は東北大学病院で看護師として勤務されながら,国際緊急援助隊やDMATとしても活動されています。
 看護師の仕事などの基本的な内容に加えて,経験や事例などの貴重なお話をいただきました。普段と災害時での医療が異なることに驚いたり,そのような活動に取り組む時間を確保するために努力されていることに感心したりしていました。看護師を目指している生徒にとっては視野を広げる良い機会となったようでした。

  

第39回卒業証書授与式を挙行しました。

3月1日(水),第39回卒業証書授与式を挙行しました。菊地健次郎多賀城市長をはじめ,多数の御来賓に御出席いただき,多くの保護者に見守られながら第39回生273名が巣立ちました。

<卒業証書授与>

  

<菊地健次郎多賀城市長 祝辞>

<答辞>

学校長式辞はこちらからPDF形式でダウンロードできます。

平成28年度 運動部トレーニング講習会

 平成28年12月17日(土)に「運動部トレーニング講習会」が行われました。

 (株)S&F アクティブライフ 代表取締役 沼田 尚様に講師としてきて頂き、様々な内容を指導して頂きました。
 まずはじめに、佐藤明彦教頭よりご挨拶を頂きます。

 そしてまず第一部「メンタルトレー二ング」をテーマとした講義が始まります。

「勝つために何を意識すべきか?」など様々な内容を教えて頂きました。

  

そして第二部は「体幹トレーニング」です。

 約100分間、限界を試すような体幹トレーニングを行って頂きました。

 今回のトレーニング講習会を通じ、生徒は様々なスポーツに関する知識を得たようでした。
運動部の皆さん飛躍を期待しています。

オリンピックデー・フェスタin多賀城に訪れたオリンピアンと交流しました。

 11月19日、オリンピアン(オリンピック出場経験選手)との交流により東日本大震災の被災地を元気づけようと実施されている公益財団法人 日本オリンピック委員会の主催、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクト「オリンピックデー・フェスタ」事業が多賀城で開催されました。この「オリンピックデー・フェスタ」はオリンピアンが小学生と一緒に玉入れなどのスポーツやレクリエーションをするものです。今回はイベント終了後に、「被災地を知る」ことを目的とするプログラムの一環として、「高校生とオリンピアンによる被災地視察」が実施されました。県内外でも初めての取り組みとなりましたが、「オリンピックデー・フェスタ」の後援でもある宮城県教育庁スポーツ健康課のご紹介によりJOC側からの本校への要請により行われました。防災教育に重点を置くことや本年4月に災害学科が新設されたことにともない本校が選ばれました。
災害学科、ボランティア同好会、陸上部の生徒らとオリンピアンとの交流を持ち、交流プログラムとして津波浸水域を巡る「まち歩き」を生徒の案内で行い、6名のオリンピアンは、真剣に生徒らの話を聞いていました。
北京オリンピック男子バレーボール出場の齋藤信治さんは、「皆さんから聞いた震災体験をたくさんの人に伝えていきたい」と述べ、ロンドンオリンピック女子卓球団体銀メダリストの平野早矢香さんは、「まち歩きでは手作り地図と丁寧な説明をありがとうございました。震災で経験したことをたくさんの人に伝えください」とお話しがありました。
その他にも、ロンドン大会競泳に出場した石橋千彰さん、北京大会競泳銅メダリストの佐藤久佳さん、ロンドン大会に新体操で出場の田中琴乃さん、トライアスロン競技でリオオリンピック出場の上田藍さんらからも感謝の言葉をいただきました。
交流会の最後に、生徒を代表して1年柴田秀人君が、6名のオリンピアンから記念のサイン色紙を受け取りました。

津波の痕跡の説明を受ける
齋藤信治さん

津波浸水の被害状況について説明を受ける
田中琴乃さん

オリンピックデー・フェスタの運営ボランティアに参加した男女バレーボール部、 男女卓球部、まち歩きに参加したボランティア同好会と災害科学科生徒、陸上部生徒らと 一緒に記念撮影。

オリンピアンを代表し平野早矢香さんから記念色紙を受け取る柴田秀人君(1年)

修学旅行 1日目、2日目

【修学旅行 1日目】
12月4日は仙台を出発し,京都へ向かいました。
京都では,金閣寺や清水寺を訪れました。

12月5日は京都郊外や奈良の寺社仏閣,大阪などをクラスごとに研修する予定です。

【修学旅行 2日目】
12月5日はクラス別研修でした。
京都郊外や奈良の寺社仏閣,大阪などをクラスごとに研修しました。
写真は6クラスが午後から訪れたUSJです。

天気にも恵まれ,皆さん楽しそうです。
12月6日は京都市内班別研修する予定です。

くまモン隊出動 in 多賀城高校

12月2日(金)に熊本から,くまモン隊がいらっしゃいました。

今回,くまモン隊が来校した理由は,熊本県への義援金贈呈に対する感謝の気持ちを伝えるためです。その感謝の気持ちとして,くまモンから色紙をもらいました!

  

そして,くまモンと一緒に記念写真の撮影。

くまモン,多賀城高校に来てくれてありがとう! また来てね!

宮城県教育委員との意見交換会が行われました

 10月24日(月)高橋教育長はじめ宮城県教育委員5名の方々が来校し,本校教員,PTAそして生徒代表との意見交換会が行われました。
 生徒との意見交換では,高橋教育長が司会を務めてくださり,これまでの生徒会活動や学校生活の様子,災害科学科での学習についての意見交換を行うことができました。生徒会の抱える課題の1つとしてあげた3大行事の持ち方についてへのアドバイスや,防災・減災活動やボランティア活動の校内での広げ方についての意見などをいただきました。特に県外の学校との交流活動や大学・研究機関との連携授業の素晴らしさについて教育委員の皆様に理解していただき,今後も一層の応援をいただけることになり心強く思っています。

  

平成28年度災害科学科説明会を実施しました

 平成28年10月1日(土),多賀城高校にて災害科学科説明会を実施しました。
 当日は59名の中学生と26名の保護者の方に参加していただきました。お忙しい中,足を運んでいただきありがとうございました。
 9時40分から本校視聴覚室にて全体説明会を行いました。校長よりご挨拶を申し上げた後,災害科学科のカリキュラムや学習内容,入試などについて,教務部長から説明しました。その後,災害科学科1年生4名による学校生活の説明を行いました。4名の生徒はそれぞれ,「普段の授業について」「浦戸実習と探査船ちきゅう見学について」「つくば実習について」「部活動等の学校生活について」説明しました。生徒は自分のiPadを片手に,用意して来たスライドを無線で画面に映し出しながらプレゼンテーションを行いました。提出していただいたアンケートに記載されていたのですが,最新機器を使いこなしながら,充実した災害科学科での学びについて,堂々と話している姿に,参加した中学生と保護者の皆様は,とても感銘を受けたようです。
 10時40分からは,体験授業を実施しました。27名の中学生と10名の保護者の方が,実際に開講している「くらしと安全A」「社会と災害」という授業を体験しました。アンケートによると,どちらの授業も大変満足できるもので,災害科学科での学びに興味を持てたという参加者がたくさんいたようです。
 全体説明会と授業体験の後には,個別相談会を開催し,多賀城高校や災害科学科について疑問に思ったことについて個別に説明させていただきました。
 当日は,1,2年生は大学進学合同ガイダンス「夢ナビ」に参加していたため,あいにく学校には不在で,在校生が授業を受けている様子をお見せすることはできなかったのですが,災害科学科第1期生である生徒4名による説明が大変好評だったようです。この機会に,多賀城高校災害科学科に興味を持っていただき,進学先として検討していただけたらありがたいと思います。

  

  

地理B 特別授業 9月17日(土) 冒険家 関口裕樹さん

 3年生の地理B特別授業として、冒険家として活躍している関口裕樹さんにお話ししていただきました。関口さんは高校卒業後に冒険家になることを決意し、徒歩で日本を一周し、その後は自転車でのオーストラリア一周、冬季のアラスカ、カナダを徒歩で縦断するなど、さまざまな冒険に挑戦してきました。
 さまざまな国や地域での人との出会いや、北米のイヌイットの生活や文化について教えていただいたり、関口さんの冒険家としての生き方についてお話ししていただき、生徒たちはこれからの自分の生き方についても考えながら熱心にお話を聞いていました。

  

いじめ問題研修 「教職員LINE講習会」

9月23日(金)に教職員を対象とした「LINE講習会」が行われました。

最近のいわゆる「いじめ問題」は、LINEやSNS等による中傷誹謗、外し(仲間はずれ)、画像掲載などにその内容が変わりつつあります。生徒をいじめ問題から守るためにも、LINEに関する最新の知識を得ようと先生たちも研修に励みました。

校長 小泉 博による開会の挨拶。
今回はLINEオフィシャルインストラクターの柴田保文氏に来ていただき、貴重なお話を伺いました。

最近の携帯電話の置かれている現状、またLINEを使用する人のコミュニケーション能力不足が様々なトラブルを引き起こす実態などについて教えていただきました。

またLINEを使用する上で「されたらイヤなこと」をカードを使って順位付けするワークショップも行われました。

先生方も熱心に話し合いを行います。それぞれの「価値観の違い」が誤解を生み出す原因になることが分かりました。

情報化社会と呼ばれて久しい日本ですが、様々な「いじめ問題」に対応できるよう、先生たちも日々精進しています。皆さんも、良識あるLINEの使用を心がけましょう。

「撲滅、いじめ問題!!」

平成27年度

その他の行事等 平成27年度

卒業式

 3月1日(火),第38回卒業証書授与式を挙行しました。菊地健次郎多賀城市長をはじめ,多数の御来賓に御出席いただき,多くの保護者に見守られながら第38回生279名が巣立ちました。

<卒業証書授与>

  

<菊地健次郎多賀城市長 祝辞>

<答辞>

学校長式辞はこちらからPDF形式でダウンロードできます。

翔朋会入会式

 2月29日(月),翔朋会(本校同窓会)及川佳洋会長が出席し,第38回翔朋会入会式が行われました。38回生279名が入会し,この内2名が本部役員,14名が年度別役員となりました。

  

雪かき

今年は「暖かいね」・「雪が降らないね」などの会話が多かったのですが,1月18日(月)の朝,遂に積雪が・・・・。
 また,この冬で最も強い寒気が流れ込んだ24日(日)の朝も雪が積もっていました。
 そして,25日(月)の朝・・・も・・・積雪。昨日の努力が無駄ではないと信じて,また,朝練に登校してきた生徒たちは頑張りました。

 18日は朝練に登校してきた硬式野球部と陸上部が率先して雪をかいてくれました。

  

 24日は日曜日でしたが,翌日からの登校を安全にと願い,部活に来た硬式野球部・吹奏楽部・サッカー部・男子バスケットボール部が雪かきを行いました。この日は,付近の歩道も歩きやすいように,きれいにかいてくれました。

  

  

 25日も挫けず,野球部・サッカー部・女子バスケットボール部が頑張って,生徒,地域住民の安全確保に努めました。

  

保健の授業で行われた救命救急講習

 1月19日(火)、1年1組の保健の授業で救急救命講習をおこないました。
多賀城消防署の職員の方3名に学校へおいでいただき、約2時間の授業をしていただきました。
 はじめに、胸骨圧迫(心臓マッサージ)法の説明と実践を行いました。さらにマウスツーマウスでおこなう人工呼吸法のやり方も人形を使い指導をしていただきました。また、最近は感染症の危険があるので胸骨圧迫だけでもよい。もしもの時は、救急車が到着するまで、ひたすら胸骨圧迫を行ってほしい。というような説明を受けた生徒たちは、実際に処置する場面を想定した実習を受けていました。
 さらにAEDの操作、使用方法も学び、いざというときに手際よく出きるよう一人ずつ丁寧に指導いただきました。

  

芸術鑑賞

平成27年10月17日(土)創立40周年記念式典当日の午前9時30分から多賀城市文化センター市民会館大ホールで平成27年度 創立40周年記念芸術鑑賞を開催いたしました。 全校生徒に加えて,PTAの会員研修の一つとしての位置付けから約50名の保護者も参加しました。

今年は,メロディアスかつエモーショナルな石垣秀基氏の尺八とソリッドでエッジ感溢れる尾上秀樹氏の中棹三味線が織り成す唯一無二のサウンド, オーディエンスを凌駕するその圧倒的なパフォーマンスで今最も注目を浴びている邦楽界の次世代の和楽器ユニット「HIDE×HIDE」による演奏でした。 ピアノとパーカッションを従えて,オリジナルの楽曲を中心に16曲の熱演でしたが,馴染みのある「ソーラン節」は会場の熱気が最高潮に達しました。

宮城県総合文化祭総合開会式に参加しました。

10月24日(土),多賀城文化センターで行われた第22回宮城県高等学校総合文化祭総合開会式,第26回仙塩支部総合文化祭「ふれんどりぃと~く」が行われ, 本校から有志生徒9名が実行委員として他校の生徒と企画・運営を行いました。

また,合唱部がみやぎ総文合同合唱団として他校合唱部員とともにステージ発表部門に, 語学研究部が「続・キズナプロジェクト」の活動発表として展示部門に,それぞれ参加しました。

ネット被害未然防止講演会

7月16日(木)に、1学年の生徒を対象に「ネット被害未然防止講演会」が行われました。
今回は 宮城県警察サイバー犯罪対策室 サイバー犯罪対策係長 糸井重人 様に講師として来て頂きました。

  

これまであったトラブルを紹介して頂き、匿名性の高いネット社会の問題点を説明して頂きました。
また、ネット上で使用される隠語なども紹介して頂きました。

みなさん、スマホはルールを守って正しく使いましょう!

「年金セミナー」の授業を実施しました。

6月30日(火)日本年金機構仙台東年金事務所の大内裕之さんを講師として,3年生の政治経済「社会保障と福祉」の授業の一環として,年金についてのお話しをしていただきました。

公的年金制度の仕組みや社会保障制度,国民年金の仕組みと相互扶助の考えなどについて,わかりやすい資料を準備していただき説明を受けました。 ライフシミュレーションをとおし,若い世代が今後どのように社会に対して関わっていけばよいのかを学ぶことができました。

  

ICT活用授業力向上についての研修を行いました。

6月17日(水)宮城教育大学 地(知)の拠点整備事業「宮城協働モデルによる次世代型教育の開発・普及」(宮城教育大COC)の支援をいただき,本校にはi-Padが40台整備されました。

本校ではICT環境の整備,教員のICT活用指導力向上など学校内での人的・物的リソースの充実をはかり, 社会・大学・研究機関と連携しながら21世紀型教育について研究を進めています。 すでに一部の教科ではi-Padを用いた授業を実施していますが,多くの教科や場面での活用を行うために校内研修会を行いました. 基本操作からプレゼンテーションの行い方,アプリケーションソフトを用いた授業展開例などについて、実際の操作を行いながら実習を行いました。 宮城教育大学の授業コーディネーターの小針善誠氏からアドバイスを受けながら教員はそれぞれ自分の教科での活用方法,HRでの活用方法などについて意見を交換しました。

今後,特別教室に留まらず普通教室や校外での活用も視野に入れながらICT教育の拡充を行っていきます。 7月14日には宇宙研究開発機構(JAXA)の開発員指導による授業実習や, 7月19日には海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究員指導による,浦戸諸島における巡見などで,さっそく機器を活用した授業を行います。