平成28年度

その他の行事等 平成28年度

保健特別授業「災害時における国際保健活動」

 3月6日(月)・15日(水)に,講師として東北大学病院から後藤えり子さんと齋藤真さんをお招きし,2年生を対象に保健の特別授業をしていただきました。お二人は東北大学病院で看護師として勤務されながら,国際緊急援助隊やDMATとしても活動されています。
 看護師の仕事などの基本的な内容に加えて,経験や事例などの貴重なお話をいただきました。普段と災害時での医療が異なることに驚いたり,そのような活動に取り組む時間を確保するために努力されていることに感心したりしていました。看護師を目指している生徒にとっては視野を広げる良い機会となったようでした。

  

第39回卒業証書授与式を挙行しました。

3月1日(水),第39回卒業証書授与式を挙行しました。菊地健次郎多賀城市長をはじめ,多数の御来賓に御出席いただき,多くの保護者に見守られながら第39回生273名が巣立ちました。

<卒業証書授与>

  

<菊地健次郎多賀城市長 祝辞>

<答辞>

学校長式辞はこちらからPDF形式でダウンロードできます。

平成28年度 運動部トレーニング講習会

 平成28年12月17日(土)に「運動部トレーニング講習会」が行われました。

 (株)S&F アクティブライフ 代表取締役 沼田 尚様に講師としてきて頂き、様々な内容を指導して頂きました。
 まずはじめに、佐藤明彦教頭よりご挨拶を頂きます。

 そしてまず第一部「メンタルトレー二ング」をテーマとした講義が始まります。

「勝つために何を意識すべきか?」など様々な内容を教えて頂きました。

  

そして第二部は「体幹トレーニング」です。

 約100分間、限界を試すような体幹トレーニングを行って頂きました。

 今回のトレーニング講習会を通じ、生徒は様々なスポーツに関する知識を得たようでした。
運動部の皆さん飛躍を期待しています。

オリンピックデー・フェスタin多賀城に訪れたオリンピアンと交流しました。

 11月19日、オリンピアン(オリンピック出場経験選手)との交流により東日本大震災の被災地を元気づけようと実施されている公益財団法人 日本オリンピック委員会の主催、東日本大震災復興支援JOC「がんばれ!ニッポン!」プロジェクト「オリンピックデー・フェスタ」事業が多賀城で開催されました。この「オリンピックデー・フェスタ」はオリンピアンが小学生と一緒に玉入れなどのスポーツやレクリエーションをするものです。今回はイベント終了後に、「被災地を知る」ことを目的とするプログラムの一環として、「高校生とオリンピアンによる被災地視察」が実施されました。県内外でも初めての取り組みとなりましたが、「オリンピックデー・フェスタ」の後援でもある宮城県教育庁スポーツ健康課のご紹介によりJOC側からの本校への要請により行われました。防災教育に重点を置くことや本年4月に災害学科が新設されたことにともない本校が選ばれました。
災害学科、ボランティア同好会、陸上部の生徒らとオリンピアンとの交流を持ち、交流プログラムとして津波浸水域を巡る「まち歩き」を生徒の案内で行い、6名のオリンピアンは、真剣に生徒らの話を聞いていました。
北京オリンピック男子バレーボール出場の齋藤信治さんは、「皆さんから聞いた震災体験をたくさんの人に伝えていきたい」と述べ、ロンドンオリンピック女子卓球団体銀メダリストの平野早矢香さんは、「まち歩きでは手作り地図と丁寧な説明をありがとうございました。震災で経験したことをたくさんの人に伝えください」とお話しがありました。
その他にも、ロンドン大会競泳に出場した石橋千彰さん、北京大会競泳銅メダリストの佐藤久佳さん、ロンドン大会に新体操で出場の田中琴乃さん、トライアスロン競技でリオオリンピック出場の上田藍さんらからも感謝の言葉をいただきました。
交流会の最後に、生徒を代表して1年柴田秀人君が、6名のオリンピアンから記念のサイン色紙を受け取りました。

津波の痕跡の説明を受ける
齋藤信治さん

津波浸水の被害状況について説明を受ける
田中琴乃さん

オリンピックデー・フェスタの運営ボランティアに参加した男女バレーボール部、 男女卓球部、まち歩きに参加したボランティア同好会と災害科学科生徒、陸上部生徒らと 一緒に記念撮影。

オリンピアンを代表し平野早矢香さんから記念色紙を受け取る柴田秀人君(1年)

修学旅行 1日目、2日目

【修学旅行 1日目】
12月4日は仙台を出発し,京都へ向かいました。
京都では,金閣寺や清水寺を訪れました。

12月5日は京都郊外や奈良の寺社仏閣,大阪などをクラスごとに研修する予定です。

【修学旅行 2日目】
12月5日はクラス別研修でした。
京都郊外や奈良の寺社仏閣,大阪などをクラスごとに研修しました。
写真は6クラスが午後から訪れたUSJです。

天気にも恵まれ,皆さん楽しそうです。
12月6日は京都市内班別研修する予定です。

くまモン隊出動 in 多賀城高校

12月2日(金)に熊本から,くまモン隊がいらっしゃいました。

今回,くまモン隊が来校した理由は,熊本県への義援金贈呈に対する感謝の気持ちを伝えるためです。その感謝の気持ちとして,くまモンから色紙をもらいました!

  

そして,くまモンと一緒に記念写真の撮影。

くまモン,多賀城高校に来てくれてありがとう! また来てね!

宮城県教育委員との意見交換会が行われました

 10月24日(月)高橋教育長はじめ宮城県教育委員5名の方々が来校し,本校教員,PTAそして生徒代表との意見交換会が行われました。
 生徒との意見交換では,高橋教育長が司会を務めてくださり,これまでの生徒会活動や学校生活の様子,災害科学科での学習についての意見交換を行うことができました。生徒会の抱える課題の1つとしてあげた3大行事の持ち方についてへのアドバイスや,防災・減災活動やボランティア活動の校内での広げ方についての意見などをいただきました。特に県外の学校との交流活動や大学・研究機関との連携授業の素晴らしさについて教育委員の皆様に理解していただき,今後も一層の応援をいただけることになり心強く思っています。

  

平成28年度災害科学科説明会を実施しました

 平成28年10月1日(土),多賀城高校にて災害科学科説明会を実施しました。
 当日は59名の中学生と26名の保護者の方に参加していただきました。お忙しい中,足を運んでいただきありがとうございました。
 9時40分から本校視聴覚室にて全体説明会を行いました。校長よりご挨拶を申し上げた後,災害科学科のカリキュラムや学習内容,入試などについて,教務部長から説明しました。その後,災害科学科1年生4名による学校生活の説明を行いました。4名の生徒はそれぞれ,「普段の授業について」「浦戸実習と探査船ちきゅう見学について」「つくば実習について」「部活動等の学校生活について」説明しました。生徒は自分のiPadを片手に,用意して来たスライドを無線で画面に映し出しながらプレゼンテーションを行いました。提出していただいたアンケートに記載されていたのですが,最新機器を使いこなしながら,充実した災害科学科での学びについて,堂々と話している姿に,参加した中学生と保護者の皆様は,とても感銘を受けたようです。
 10時40分からは,体験授業を実施しました。27名の中学生と10名の保護者の方が,実際に開講している「くらしと安全A」「社会と災害」という授業を体験しました。アンケートによると,どちらの授業も大変満足できるもので,災害科学科での学びに興味を持てたという参加者がたくさんいたようです。
 全体説明会と授業体験の後には,個別相談会を開催し,多賀城高校や災害科学科について疑問に思ったことについて個別に説明させていただきました。
 当日は,1,2年生は大学進学合同ガイダンス「夢ナビ」に参加していたため,あいにく学校には不在で,在校生が授業を受けている様子をお見せすることはできなかったのですが,災害科学科第1期生である生徒4名による説明が大変好評だったようです。この機会に,多賀城高校災害科学科に興味を持っていただき,進学先として検討していただけたらありがたいと思います。

  

  

地理B 特別授業 9月17日(土) 冒険家 関口裕樹さん

 3年生の地理B特別授業として、冒険家として活躍している関口裕樹さんにお話ししていただきました。関口さんは高校卒業後に冒険家になることを決意し、徒歩で日本を一周し、その後は自転車でのオーストラリア一周、冬季のアラスカ、カナダを徒歩で縦断するなど、さまざまな冒険に挑戦してきました。
 さまざまな国や地域での人との出会いや、北米のイヌイットの生活や文化について教えていただいたり、関口さんの冒険家としての生き方についてお話ししていただき、生徒たちはこれからの自分の生き方についても考えながら熱心にお話を聞いていました。

  

いじめ問題研修 「教職員LINE講習会」

9月23日(金)に教職員を対象とした「LINE講習会」が行われました。

最近のいわゆる「いじめ問題」は、LINEやSNS等による中傷誹謗、外し(仲間はずれ)、画像掲載などにその内容が変わりつつあります。生徒をいじめ問題から守るためにも、LINEに関する最新の知識を得ようと先生たちも研修に励みました。

校長 小泉 博による開会の挨拶。
今回はLINEオフィシャルインストラクターの柴田保文氏に来ていただき、貴重なお話を伺いました。

最近の携帯電話の置かれている現状、またLINEを使用する人のコミュニケーション能力不足が様々なトラブルを引き起こす実態などについて教えていただきました。

またLINEを使用する上で「されたらイヤなこと」をカードを使って順位付けするワークショップも行われました。

先生方も熱心に話し合いを行います。それぞれの「価値観の違い」が誤解を生み出す原因になることが分かりました。

情報化社会と呼ばれて久しい日本ですが、様々な「いじめ問題」に対応できるよう、先生たちも日々精進しています。皆さんも、良識あるLINEの使用を心がけましょう。

「撲滅、いじめ問題!!」

「未来への道 1000km縦断リレー」に参加しました

 7月31日(土)、青森から東京まで東日本大震災の被災地をランニングと自転車で襷をつなぐ「未来への道 1000km縦断リレー」に本校陸上部の佐々木扇太君が参加しました。
 震災の記憶の風化を防ぎ、被災地に住む人々の絆を深める目的で青森から東京までの太平洋沿岸をリレー形式でゴールを目指すもので、本校の佐々木君は多賀城市総合体育館前から宮城野区のJA高砂前までの5.5kmを走りました。同区間は多賀城中学校や貞山高校の生徒に加え、一般の方々も合わせ計8名が襷をつなぎました。多賀城市体育館前には女優の小林綾子さんと元Jリーガーの水内猛さんも応援に駆けつけ参加者に声援を送りました。

多賀城市文化センターとの共催事業「コンサートで避難訓練」を行いました

 7月31日(日)、多賀城市文化センターにおいて、「コンサートで避難訓練」という防災行事が行われました。「コンサート中に大地震が起きたらどうするか」、施設管理者、観客、演奏者それぞれの立場で避難行動を経験する目的で、本校吹奏楽部が演奏中に地震が起き、約300人の観客が屋外へ避難するという形で訓練が行われました。
 多賀城市文化センターでは、職員のみの訓練ではなく、観客がホールにいる状態での訓練を震災後から行っており、今年は本校の運営ボランティアも含め共催事業としてこの行事を行いました。
 観客には屋外避難後再びホールに戻り、多賀城消防署の方から講評をいただいたあと、約1時間、吹奏楽部の演奏を楽んでいただきました。
 また、同時に小学生対象の防災教室も開かれ、本校のボランティア生徒が子供たちに防災クイズなどを行いました。

ネット被害未然防止対策講演会

7月14日木曜日に「ネット被害未然防止対策講演会」が行われました。

塩釜警察署より舘内様に来校して頂ご講話を頂きました。 
実際にあった事件やトラブルを題材に、ネット使用上の注意点やトラブルを避ける方法、児童ポルノやストーカー被害の実態についてお話してもらいました。

生徒からは「芸能人の写真を撮るのは肖像権の侵害に当たるのか?」などの質問がされ、内容ある講演会となりました。

舘内先生ありがとうございました!

7月7日木曜日に「LINE講習会」が行われました。

7月7日木曜日に「LINE講習会」が行われました。

LINE株式会社より浅子秀樹様に来校していただき、ご講話を頂きました。
講演では実際にキャッチボールを実演することで、話をする際に気をつけるべきポイントを確認しました。

  

また言われて嫌なこと、されて嫌なやりとりなどを考えることで、LINE使用や画像の取り扱いについて学びました。

  

先生方も興味津々。

  

身近なスマホに関する講演と言うことで熱心に生徒は話を伺っていました。多くを学んだことと思います。

目指せ、LINE使用マナーNo.1!

制服着こなしセミナー

6月9日(木)に「制服着こなしセミナー」が1年生を対象に行われました。

宮城トンボ株式会社の大和武晴氏に来て頂き、ご講演して頂きました。

  

「人の第一印象は見た目と雰囲気できまる」「好印象を与えるスカート丈は?」「ワイシャツの起源」などなど興味深い話題を数多く提供して頂き、生徒はメモを取りながら真剣なまなざしでお話を伺っていました。

「充実した3年間を送ってください」と大和武晴氏に激励して頂き、生徒は自分の制服によりいっそう誇りと愛着を見出したようでした。

生徒の皆さん、高校生らしくさわやかに制服を着こなしましょう!

平成28年度 入学式 並びに 災害科学科開設式

 校庭の桜の樹々が爛漫と咲き誇る中、「平成28年度入学式」並びに「災害科学科開設式」が4月8日(金)に挙行されました。

 入学式では、新入生の呼名のあと、小泉校長は式辞の中で、「皆さんを取り巻く社会は急速にグローバル化が進み、答えのない問いに挑み続ける力が求められています。将来、どのような仕事に就いても自ら納得する答えを導きながら新しい道を切り開いていくことになります。」と前置きした上で、取り組むべきこととして「自分を律すること」と「よき友を得ること」の二点について話をしました。新入生の直井友香さん(仙台市立高砂中学校卒)が生徒代表宣誓を元気に行い、入学式は滞りなく終了しました。

・平成28年度 入学式 小泉校長式辞(PDFファイル)

  

 引き続き、「災害科学科開設式」が挙行されました。
 はじめに教育長式辞があり、「多賀城高等学校の災害科学科は、東日本大震災から学んだ教訓を確実に次世代に伝承するとともに、今後国内外で発生する災害から一人でも多くの命とくらしを守ることができる人材を育成するため、防災系学科としては、兵庫県の舞子高等学校環境防災科に次いで全国では二例目、県内では初めて開設したものであります。」と開設の意義に触れ、これまでの多賀城高校の様々な取り組みについて紹介されました。そして、「これからは災害科学科の設置によって、防災教育を県内外に広げるパイロットスクールとしての役割が大きくなります。学校全体で防災に関する知識・技能を習得する防災教育を行いながら、災害に関する科学的見地を修得する専門的教育を災害科学科で行うことで、防災教育の充実と深化に取り組んでいただきたいと考えております。」と大きな期待を寄せていただきました。
 学校長挨拶、来賓紹介につづき記念講演として開設まで様々な尽力をしていただいた今村文彦東北大学災害科学国際研究所所長が登壇されました。今村所長は、特に津波がもたらす甚大な災害の脅威に触れ、その防災・減災に取り組む多様な人材が多賀城高校から今後輩出されていくことに大きな期待を寄せていただきました。

  

 「生徒代表誓いの言葉」を災害科学科新入生の成田朱里さん(仙台市立幸町中学校卒)が述べました。成田さんは、東日本大震災の当時を振り返りながら、「自然災害は今後も起こり続けるでしょう。私は、この学科で一つでも多くの知識を身につけ、減災に貢献していきたいと考えています。」とし、最後に「私たちは、ここで多くのことを学び、未来を切り開き、大きな舞台で活躍する人となれるよう努力していきます。また、私たちの取り組みがこの学科で初めての活動になるため、様々な問題に直面することもあると思いますが、災害科学科一期生としての誇りと自覚を持ち、支え合いながら全ての活動に真摯に取り組み、成長していきたいと思います。」と結びました。

・災害科学科開設式

教育長式辞(PDFファイ

学校長挨拶(PDFファイル)