令和2年度 行事
「裁判制度に関する講座」 地歴公民科
令和3年10月28日(木),シチズンシップ教育の一環として,3年生を対象にした「裁判制度に関する講座」を開催しました。今回は,仙台地方検察庁より大極俊紀様を講師にお迎えし,検察庁の組織や仕事内容に関すること,事件発生から起訴に至るまでの流れ,そして「裁判員制度」の仕組み等についてお話をいただきました。
≪生徒の感想≫
裁判員制度は国が定めた制度という認識はありましたが,この講座で日本に必要な制度だと考えるようになりました。私たちの考えが裁判の判決に取り入れられると思うと,司法が身近に感じるとともに,私達の判断で刑の重さも変わる可能性を考えると責任が重いなと感じました。もし,私が裁判員に選ばれたら,真剣にその事件に向き合って,自分の考える正しい意見を述べたいと感じました。また,裁判は機械的な印象でしたが,罪の軽重に関しても,人々の感性が重視されているのだと知りました。これから司法について,少し身近に感じるきっかけとなりました。 (3年男子)
今回の講座で主に裁判員制度について学びました。実際に裁判に参加する裁判員は有権者の中からランダムに選ばれるという事がわかり,私も来年3月に18歳になるので,「自分もいつか裁判員として裁判に参加するかもしれない」と思いながら今日の講義を聴きました。今まで深く裁判のことを学ぶ機会がなかったので,今回改めて裁判員制度に学ぶ良い機会になりました。将来,私自身が裁判員になった際にはしっかりと有罪・無罪を決めるために議論を行い,司法に対する理解と信頼を深めていきたいと思います。 (3年女子)
令和3年度 学校自由見学会の中止について
令和3年10月4日(月)から15日(金)の2週間「学校自由見学会」の開催を予定しておりましたが,新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から,中止することにしましたので,ご来校はご遠慮頂きますようお願いいたします。
令和2年度 離任式
令和2年度 多賀城高校ESD学習発表会
3月19日(金)6校時、iRis Hallにて学習発表会が開催されました。今回はコロナ対策としてiRis HallからZoomを用いて各クラスに配信する形式をとりました。
ESD(持続可能な開発のための教育)は今社会でキーワードになっているSDGs(持続可能な開発目標)について教育の場で学んだり、活動したりするものです。
今年度は下記の6団体が発表を行いました。
①防災学習(生徒会執行部)
全国高校生防災会議での発表内容。
募金活動、避難訓練、巡検(栗駒巡検)、学校行事について発表を行いました。今年度はコロナ禍での取り組みを紹介しました。例年とは内容を変更しましたが、新たな学びは多くあったという発表でした。
②自然科学部(Bursa.バスターズ )
マツ枯れの研究について発表を行いました。
健康調査、センチュウの検出による調査、気孔の汚染調査、土壌調査の結果を発表しました。
③自然科学部
今年度の自然科学部の活動について発表を行いました。
マツ枯れの研究をはじめとした各種大会での受賞報告、バイオサミットにおける決勝進出など精力的に活動していることを発表しました。
④1年災害科学科
今年度は前年度に比べ活動が限られ巡検は3回となりましたがその内容について報告を行いました。
今回の経験を今後の課題研究にいかしていきたい、とのことでした。
⑤2年災害科学科
巡検についての発表を行いました。
岩手宮城内陸地震で起きた地すべり、一ノ関市の巡検。東日本大震災で被害を受けた気仙沼の巡検についての発表を行いました。震災遺構とはそのままの形で残す理由として後世に伝えるため、忘れないためであるという発表内容でした。防災とは一人一人の意識が大切だということを再認識することができる発表でした。
⑥グレープフルーツを食べた後の味覚の変化
探究活動を行なった目的として、探究を行なった生徒全員が感じていた疑問についての調査やその結果についての発表を行いました。課題発見は、身近なところにこそある、といういうことがわかる発表でした。
第43回卒業式
合格者講話
1月28日(木),1・2学年を対象として3年生進路合格者による
講話が行われました。
密を避けるため,進学希望者に対してはiRis Hallでの3年生の発表をZoomで各教室
に映して行い,公務員希望者に対しては大会議室で1・2年生合同で行いました。
生徒たちは先輩方の話を親身にきき,今後の進路目標のヒントにしようとメモをとっていました。
○生徒の感想
・勉強はまだ始めなくて良いと思っていたが,先輩の話を聞いて考え方が変わった。
ためになる話ばかりで受験に対する意識が変わった。
・先輩方の話を聞いて勉強に対するやる気があがった。また,多くの先輩方が合格した
にも関わらず,「後悔した」という声を聞いたので早急に実践していきたいと感じた。
時間を大切にして頑張っていきたい。
・やはり3年生になってからでは,自分では無理だと感じた。早くテキストを買い多くの
問題を解くことで問題に慣れていきたい。すき間時間の有効活用も考えていくことが
合格への近道だと感じた。
1学年課題研究~マインドマップの作成~
1学年課題研究~マインドマップを作ろう~
1月26日(火)7校時,今回は課題研究の中でマインドマップの手法を学びました。
Zoomによる形で行い実践事例を参考にすることで,
自分の興味関心を深めることが,身近に潜む課題を発見する
足がかりになるということを学びました。
今回学んだ手法は小論文の作成や,今後次年度に向けてテーマ決めを行う
際に参考になることでしょう。
1学年 適性診断実施
高校一年生も後半にさしかかり,進路を本格的に考え始めるタイミングになり
自分の「知っていること」「好きなこと」を広げることで
進路の選択肢の幅を広げるために今回適性診断テストを行いました。
生徒の興味・関心,仕事適性,学問適性,社会で求められる力などの現状把握を
するといった内容になっています。
生徒一人一人が真剣に取り組んでいる様子がみられました。
後に得られた結果は,課題研究のテーマ決めや進路決定に役立てていく
予定です。
1学年課題研究発表会について
6・7校時の時間を利用して,課題研究発表会を行いました。
普通科の生徒たちは『防災白書』を読んで自分で課題を見つけ研究したことを,
災害科学科の生徒たちは「浦戸巡検」で得た実地研究をもとに発表を行いました。
今回新しい試みとして,各クラスから1名ずつの7人グループを作り発表を行いました。
普段見知らぬ人の前での発表になり,緊張感が漂うグループもありましたが,だんだんと雰囲気も打ち解け質問も活発に行われました。
【生徒の感想】
・準備が大変だったが,発表がうまくいってよかった。
・発表は緊張した。
・研究の方法がわかった。来年に向けて課題研究をするときのヒントになった。
1学年 薬物乱用防止教室
12月3日(木)7校時に,東北厚生局麻薬取締部 指定物専門官 宮村 昌幸氏
による講話が行われました。
薬物に関するニュースが取り沙汰される昨今,生徒たちは真剣に耳を傾けていました。
(生徒の感想)
・違法薬物を使うと幻覚を見たり,幻聴が聞こえたりするのは知っていましたが,
それによって殺人などが起きているのは初めて知りました。身近な人がもし違法薬物に
手を出しそうになったら,止められるようにしようと思いました。
・危険ドラッグを使うことが薬物乱用だと思っていたが,違っていたことに驚いた。
麻薬取締官の方は,香りなどから特定できるときき,感心した。再犯率も66%と高く,
なかなかやめることは難しいのだと思った。乱用はその人だけの問題ではなく,家族,
そして社会的にも迷惑がかかってしまうので,その人だけの問題と思わずアンテナを
高くしようと思った。