ブログ

その他の行事等 平成30年度

祝 卒業!

第41回卒業式が行われました!

 平成31年3月1日(金)、卒業証書授与式が挙行されました。おだやかな春の日差しの中、多くのご来賓、保護者のみなさま方に見守られながら、普通科231名、そして、災害科学科の1期生である33名、計264名が本校を巣立っていきました。

 

     【送辞】在校生代表 2年7組 宇佐美 直輝君

 


                      

 

       【答辞】 3年2組 小畑友哉君

 

                         

                       

             【卒業生退場】   

 

税に関する講座

平成30年度 1学年 シチズンシップ教育

 

1月10日(木)に,シチズンシップ教育の一環として「税に関する講座」が行われました。今回は風張宏美税理士事務所の風張宏美税理士より税金の使われ方、税の種類、国の財政、確定申告書の内容などについて講義をしていただきました。

 普段の生活では気がつかないものの,教育や震災復興など,私たちの生活に関わるところで税金が活用されていることを知ることができました。また,確定申告書の書き方を通して,実際の収入金額と課税対象となる収入との違いなど詳しく教えていただきました。

 

 【本校生徒の感想】

○ これから大人になると様々な税金を支払うことになるので,今のうちから勉強しておくべきだと思いました。東日本大震災の復興のための税金もあると初めて聞き,このような税金はもっと有効に活用するべきだなと思いました。

○ 日本に約50の税金があることを知り驚きました。また教育費については,自分が思っているよりも国の負担が大きな金額だったので感謝しなければいけないなと思いました。

○ 消費税が年々上がっていることに対して,みんな反対の声を上げていて,自分も何であげる必要があるのかなと思っていましたが,日本が借金をしていながら,社会保障の支出が多いことを知り,消費税が上がってしまうことは必然なのだなと思いました。国に税金を納めることは自分に対する社会保障費を支払っていることなのだなと考えるようになりました。

○ 以前,増税のニュースを見たときに,なぜ今までよりも多くの税金を納めなければならないのだろうかと疑問に思うことがあった。しかし,今回の講演で税金がなければ不自由な生活になってしまうことが分かった。最近は少子高齢化が進行していて,国民一人あたりの負担が大きくなっているので税金を無駄にしてしまうことのないよう,対策をしなければならないと思う。

「選挙制度に関する講座」 地歴公民科

 平成30年12月13日(木),シチズンシップ教育の一環として,2年生を対象に「選挙制度に関する講座」を開催しました。今回は,東北大学大学院情報科学研究科准教授の河村和徳先生に来校していただき,政治に参加することの重要性について,アニメやロールプレイングゲームなどを例に挙げながら,具体的に大変わかりやすく説明していただきました。また,最後に宮城県選挙管理委員会事務局の吉野輝信先生から,投票の仕方や選挙運動における注意事項等について説明していただき,選挙権年齢が18歳に引き下げられて来年には選挙権を持つことになる現2年生にとって,政治や選挙に対する意識も一層高まりました。

 

 

 

≪生徒の感想≫

 これまで政治や選挙についてきちんと考える場がなかったこともあり,それほど興味を持っていたわけではありませんでした。今回の講話を聞いて,自分たちにとってはもう他人事ではないのだということを再認識しました。自分の考えている「当たり前」と社会の「当たり前」には少しのズレがあることを忘れずに,社会に関わっていこうと思います。 (2年女子) 

 今回の講義は,選挙のことだけではなく,世の中の仕組みについてもお話しいただきました。私は,選挙に行ってみたいなと思います。先進国の日本で生活できているから,選挙・政治はどうでもよいと思う人もいるかもしれないですが,とりあえず行って政治に参加することが大事だと分かりました。これからも,世の中のことを考えながら生活していきたいです。 (2年男子)  

 私も来年から選挙権が得られて選挙に参加できますが,今の私では政治のことが何も分からず,どう選挙に参加したら良いか不安でしかありませんでした。そんな中で,このような講座を聞いて,さまざまな例も考えながら,政治を理解できて安心しました。政治は,自分の将来に大きく関わっていくことが分かったので,さらに政治のことについて学ばなければならないと思いました。 (2年女子)

トレーニング講習会が行われました!

12月15日(土)に「平成30年度トレーニング講習会」が行われました。

この講習会は、トレーニングの基礎について正しい知識と方法を知り、今後さらに効果的な練習を行うための一助とすることを目的として、毎年実施されているものになります。

 講師には、山形大学地域教育文化学部や仙台白百合女子大学において非常勤講師を勤めている沼田 尚 氏に来ていただきました。

通称“ハーレー”と呼ばれる体幹トレーニングを説明する沼田先生。

短い時間でしたが様々な“体幹トレーニング”を学び、生徒たちはスポーツに対する新しい視点に気づいた様子でした。

「ソーシャルビジネスアイディアプレゼンテーション」に参加しました

 11月17日、品川女子学院において、「第8回ソーシャルビジネスアイディアプレゼンテーション」が開催され、本校生徒1年生5名が参加しました。音楽家の小林武史氏による基調講演のあと、ポスターセッションを行いました。沢山の聴衆者を前にして、堂々と発表することができました。その後、参加高校生による、プレゼンテーションを参観しました。発表の内容が大変高度で、秀逸なものばかりだったため、本校生徒も大きな刺激を受けて帰ってきました。

平成30年度 第1学年 社会人講話

 11月20日(火)第1学年「社会人講話」を実施しました。この行事は,生徒が様々な分野で活躍する社会人から直接お話を聞き,対話を通して,視野を広げ,今後の進路選択や生き方について考える契機として毎年この時期に実施しています。またその上で,社会観・職業観・人生観の構築の一助とすることを目的としています。今年度も,昨年度に引き続きNPO法人ハーベストの全面協力のもと,多種多彩な25名の社会人講師をお招きしました。実施形態は,各講座10名前後の少人数グループに分かれて講師と生徒が近い距離で話し合うスタイルで行われました。

 

 

   

 

 

 

 

 生徒たちは,それぞれ60分×2講座ずつ受講し,講師の話に共感したり,新たな発見をしたりと多くの刺激を受けたようです。

 

H30 第2学年修学旅行③④

三日目

白峯神宮

伏見稲荷

着物in京都

 

四日目

二条城の門

二条城の堀で鯉に餌

三十三間堂

 

実りある修学旅行になったようです。

H30 第2学年修学旅行②

11月28日(水) 

~二日目:クラス別研修~

 

各クラスに別れ,バスでの移動で大学・施設見学や神社仏閣を回りました。

 

 

見学や研修を終えたクラスは,USJで旅の思い出を作っていました。

H30 第2学年修学旅行①

11月27日(火)~30日(金)の旅程で,関西・京都方面へと向かいます。

 

11月26日(月)

~結団式の様子~

結団式の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本校アイリスホールにて,結団式が行われました。

修学旅行委員長より,これまでの準備にあたった修学旅行委員への

言葉,これから修学旅行にむけての話がありました。

 

11月27日(火)

~一日目~

一日目は新幹線で仙台から東京駅経由で京都へと向かいました。途中,停電する

というトラブルもありましたが,問題なく無事に京都に到着することができました。

初めて見る金閣の前でみんな記念撮影。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後移動して,清水寺へ。

坂を上り散策です。

 

仙台はすでに暗くなる時間帯でも,京都は明るいですね。

 

明日は各クラスごとの自主研修です。

 

石巻・女川巡検 災害科学科1年生

11月9日(金)に,災害科学科1年生は「石巻・女川巡検」に行ってきました。

あいにくの雨の中ですが,関係各所で様々な講話や体験プログラムを行ってきました。

 まず最初に,石巻市にある大川小学校跡地に行き,献花・黙祷ののち,NPO法人KIDS NOW JAPAN専務理事の佐藤敏郎先生から講話をいただきました。3月11日に起こった東日本大震災の傷跡を残したままの現地を見て,その日の様子やその後のいきさつなど,様々な方面からお話をいただきました。特に,震災の恐ろしさを伝えることの難しさや,関係するすべての人に,様々な思惑があるということを教えていただきました。

講話に聴き入る様子

 その後,バスで女川町に移動し,昼食を兼ねて新しくなった女川町の中心部を散策しました。あいにくの雨のため,行動範囲は限られましたが,震災から復興へと進む町の様子を展示したパネルを見て,その変容を実感しました。

 さらに,その後再びバスで石巻市内中心部にある「みらいサポートセンター」に移動し,タブレット端末をお借りして,周辺の町歩きや,スタッフがバスに同乗して,海岸地域から被害の甚大だった石巻市南浜地区を案内してもらいました。

 

タブレット端末を使っての町歩き体験

 これまで,災害科学科は,自然分野や科学技術の分野に溶かした校外活動を行ってきましたが,社会学からの観点で災害を見つめるよい機会になりました。

【生徒の感想】

 東日本大震災の被災地に実際に行ったことにより7年前だというのにその爪痕がいまだに残っていることにとても心が痛みました。将来的に同じことが起こらないように地域の方々が協力して伝え,被害のあった建物を思い出したらつらいと思うのに,残していてくれたので今回沢山のことを学ぶことができました。今回学んだことはこれからの活動にも意識していくことができるので,しっかりとまとめ,今回のことを発信していきたいと思います。(男子)

 今回の体験を通して、津波は私たちの日常を簡単に壊して奪っていくものだと感じました。でもの地域の人たちも、少しずつではあるが、未来に向かって歩いていると感じました。また、どのようにしたら震災について、若い人たちに伝えていくことができるのか、すごく考えさせられました。実際に、家族を亡くした人の話はすごく印象的で、津波という恐ろしさを伝えてくれるものでした。津波避難ビルの建設や防潮堤の設置など様々な対策がとられていることも知ることができました。また以前のように活気あって、明るい地域になって欲しいと思いました。(女子)