部活動

科学

第7回高校生バイオサミットin鶴岡

 7月27日から3日間,山形県鶴岡市において「第7回高校生バイオサミットin鶴岡」に,科学部代表2名が出場しました。研究テーマは「多賀城高校の松枯れの原因を探る」です。

  

【参加者】
 部長 山本涼平(2年5組 高崎中出身),副部長 板橋昇大(2年3組 高崎中出身)

 この度,私たち科学部は「第7回高校生バイオサミットin鶴岡」に7月27日から29日の3日間参加しました。この大会は,全国から高校生が集まって発表する大きな大会で,事前に一次選考(論文選考)を勝ち残った学校だけが参加できるものです。なお,宮城県から二次選考に出場した学校は私たちだけでした。
 他県の高校生との交流や,大学で行われている研究に関する講演などを通して様々なことを学ぶことができました。その中でも特に印象に残ったことは,他校のポスターに関して,長年のデータの蓄積を基にした研究や,日常気になることを徹底して追求した研究など,どれも見る者を惹き付ける完成度の高いポスター発表でした。この様に他県の発表からとても良い刺激を受けることができました。
 今回の経験を踏まえて,私たちの研究をより完成度の高いものにしていきたいと思います。そして,来年の第8回バイオサミットに出場して,良い結果を残せるよう努力したいと思います。

『学都「仙台・宮城」サイエンスデイ2017』

 科学部が,7月16日(日)に東北大学川内北キャンパスを会場に開催された『学都「仙台・宮城」サイエンスデイ2017』において,「身のまわりにひそむ寄生虫」をテーマに展示を行い,多くの来場者に寄生虫の顕微鏡観察や,その生態について発表しました。
 その展示内容が評価され,7月21日(金)に東北大学カタールサイエンスキャンパスホールにて開催されたサイエンスデイAWARD2017表彰式で,合計9つの賞を受賞しました。   ( )は賞創設者です。
東北大学大学院医工学研究科長賞(東北大学大学院医工学研究科長 厨川常本)
医工学REDEEM賞(NPO法人REDEEM代表理事 山口隆美)
東北大学工学研究科長賞(東北大学大学院工学研究科長 滝澤博胤)
トライボロジー融合研究拠点奨励賞(東北大学未来科学技術共同研究センター教授 栗原和枝)
「E」でしょう!(東北大学大学院環境科学研究科長 吉岡敏明)
応用物理学会東北支部長賞(応用物理学会東北支部長 佐藤俊一)
仙台歯科技工士専門学校長賞(仙台歯科技工士専門学校長 伊藤多佳男)
日立ソリューションズ東日本賞(株式会社日立ソリューションズ東日本)
「科学の花咲く」賞(やまがた「科学の花咲く」プロジェクト)

  

 サイエンスデイAWARDは,結果に至るまでのプロセスが「知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造に資する」という観点,つまり,科学や技術の成果だけではなく,科学的なものの見方や考え方,科学に対する姿勢という視点から評価を行うもので,58団体・個人により賞が創設されています。
■部長 山本涼平(2年5組 高崎中出身)
 私達科学部は今回初めてサイエンスデイに参加しました。サイエンスデイでは寄生虫をテーマに,サナダムシの実物大模型や生きたアニサキスを顕微鏡で見てもらうなど,来場する子供達をいかに楽しませるのかを考え,工夫を凝らした展示になったと思います。本番では様々なトラブルがありましたが,無事に終えることができ,更には9つもの賞を受賞することができました。10月15日(日)には地元多賀城市でもサイエンスデイが開かれます。そこでは更に充実した展示で子供達を楽しませたいと思います。

平成27年度の主な活動報告

第5回 高校生バイオサミットin鶴岡 
 8月2日から3日間,山形県鶴岡市で全国の高校生が生物学系の研究の成果を発表する「高校生サミット」(主催:高校生バイオサミット実行委員会 構成団体:慶應義塾大学先端生命科学研究所)が行われ, 科学部2年の2名が参加しました。
 〔生徒の感想より抜粋〕全国の高校から60ほどの発表があり,生物系の研究に取り組んでいる全国の高校生と交流し,これからの研究の進め方について新しい着眼点に気づくなどたくさんのことを得ることができました。

  

創立40周年記念 第26回「多高祭」《多賀城高校文化祭》での展示発表
 8月28日・29日の多高祭の展示において,これまでの科学部の研究紹介や演示実験を行い,展示を見に来てくれた方に実験に参加してもらいました。今年度も、液体窒素・炎色反応・信号反応などの実験が好評でした!

  

第68回 生徒理科研究発表会
 11月11日(水)仙台市戦災復興記念館で行われました。宮城県全体では物理分野(22題),化学分野(26題),生物分野(26題),地学分野(13題)の発表がありました。また今年度より,すべての発表がポスター発表となりました。
 本校科学部は,1年生の2名が化学分野で「溶解熱の測定について」というタイトルで発表を行いました。発表内容について指導助言の先生方から鋭いご指摘をいただいたり,他校の発表内容を聴くことで,今後の活動に向けておおいなる刺激となったようすでした。

  

平成27年度 みやぎサイエンスフェスタ(中高生の科学研究実践活動推進プログラム)
 11月14日(土)宮城県第三高等学校で行われた「みやぎサイエンスフェスタ」では高校生の発表だけでなく,小中学生の発表や,講師として,大学の先生方の他に東北大学の大学院留学生の方々の参加もあり,活気のある交流の場にもなっていました。科学部からは1年生2名が参加をしました。