学校長挨拶

宮城県多賀城高等学校 校長 小野 敬弘  

 

 

 

   本校は創立以来、「さとく ゆたかに たくましく」を教育目標として生徒一人一人の成長を支援する人間教育を志してきました。平成28年度には東日本大震災の被災地にある学校として、県内初、全国でも2校しかない防災系学科「災害科学科」を設置し、普通科にも防災を学ぶカリキュラムを取り入れています。令和3年度には、防災・減災・伝災学習のパイロットスクールとしての取組が評価され、防災功労者内閣総理大臣表彰を受けるなど、全国からも注目される学校になっています。また、平成29年度にユネスコスクール、平成30年度には、文部科学省よりSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けるなど、生徒が主体的に学べるよう様々なチャンネルの学習機会を準備しています。令和5年度にはSSH第Ⅱ期として再び5年間の指定を受け、防災・減災・災害を科学的に探究する学習をさらに深化させています。本校は、これらの豊富かつ充実した教育活動により、21世紀型スキルである、「新しい価値を創造する力」「多角的に考え表現する力」「問題解決のために果敢に挑戦する力」を培い、社会の使命に応える人材を育成しています。

 このような本校の特色ある学びの中で、生徒達は将来の夢へと向かって明るい学校生活を送っています。