部活動

科学

SS科学部 活動報告(マイクロプラスチック調査)

七ヶ浜町の菖蒲田浜で,マイクロプラスチックの調査を行いました。

晴天に恵まれた6月5,6日の2日間,砂浜でマイクロプラスチックの調査を行いました。

回収したサンプルは実験室で解析し,今後の研究に発展させていく予定です。

先日の田植えに続き,日に日に科学部員が日焼けしています。実験室の中だけでなく,地域の中で課題を見つけ,解決できる科学部を目指し,研究しています。

SS科学部 活動報告(古代米プロジェクト)

多賀城古代米田んぼプロジェクト2023「小学生田植え体験」にアシスタントとして科学部部員が参加してきました。

5月31日(水)に多賀城外郭南門跡横の田んぼに多賀城市,多賀城味噌製造所みそらの郷の加藤様の指導のもと,市内3校の小学5年生が古代米の田植えを行いました。

本校科学部は,今年度から多賀城創建1300年記念事業の一つである「プチ古代米」プロジェクトに参加させていただき,研究を行っています。

今回の田植えでは,多賀城の特産品である古代米を植えました。生徒たちは科学部での取組をどのように伝えれば小学生にも分かってもらえるかを工夫し,小学生と共に田んぼに入って田植えを満喫しました。

今後,プチ古代米の栽培状況もアップしていきますので,ご期待ください。

第12回 高校生バイオサミットin鶴岡

1 目  的

 科学部において,日頃取り組んできた研究の成果を発表し,研究者や参加校の生徒との対話を通じて相互交流を行うことで,発信力やコミュニケーション力の向上と,探究心の一層の伸長を図る。

2 主  催 高校生バイオサミット実行委員会

3 期  日 令和4年8月22日(月)~8月24日(水) 2泊3日

4 会  場 鶴岡市先端研究産業支援センター(鶴岡メタボロームキャンパス)

5 発表題・参加者

  『マクラギヤスデの生息調査Part2 ~生息の北限と未知なる生態を探る~』

  〈科学部ヤスデ班〉3名(普通科2年2名,災害科学科2年1名)

6 参 加 者 生徒:科学部ヤスデ班の生徒3名  引率:科学部顧問 小野 勝之

7 感  想

▉普通科2年 濱野 瑞紀(中野中出身)

 私たち科学部ヤスデ班は,昨年度から継続してマクラギヤスデの研究を行ってきました。高校生バイオサミットへの参加に向けて,青森県に足を運んで生息調査を行ったり,実験室で歩行速度の研究を行ったりすることで,その研究内容をレポートにまとめ,提出しました。

 私たちの研究は,本戦出場のためのレポート審査を無事通過し,8月8日の1回戦を勝ち抜き(74チーム参加),決勝戦に進む20チームに選出されました。

 決勝戦では,発表時間が8分間(質疑応答4分間含む)という短い時間での発表ではありましたが,研究の成果をしっかりと伝えることができたと思います。

 大会では他のチームの熱意あふれる発表や,最先端の研究を行う施設を見学することができ,生物学について深く学ぶことができました。結果として入賞を逃してしまいましたが,私たちにとって実りある大きな経験になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自然環境調査体験プログラム2022

1 主   催  株式会社青葉環境保全

2 日   程  令和4年7月10日(日),23日(土)

3 会   場  樽水ダムB地区公園エリア,(株)エコリス・・・7/10(日)

         東北大学大学院環境科学研究科 本館・・・7/23(土)

4 参 加 者  科学部1年生4名

5 実施内容・評価

 環境調査・評価を行う専門家「自然環境調査員」と行動を共にする自然環境調査体験プログラムに,科学部の1年生4名が参加しました。

 プログラム初日は,参加校(仙台第二高校,泉館山高校,東北学院高校,城南高校,尚絅学院高校,富沢中学校,多賀城高校)の生徒が5つの班(植物班,魚類・底生動物班,哺乳類・両生類・は虫類班,昆虫班,鳥類班)に分かれて,樽水ダムをフィールドに生物の観察や捕獲を行いました。生徒達は,調査の現場で用いられる各種用具を実際に用いて,人工林や乾性草地,河川等に生息する生物を捕獲,記録しました。午後からは会場を移して,専門家の手ほどきを受けながら個体の同定作業を行いました。この日の調査において,絶滅危惧種や緊急対策外来種など多種多様な生物が見つかったことで,ダム湖を中心とした豊かな生態環境を実感することができました。

 プログラム2日目は,初日の5つの班を解体・再編した4つの班に分かれて,生物の関係性を複雑に表現する環境情報図を作成し,班ごとに樽水ダムを中心とした環境を考察し,全体発表を行いました。異なる分野の生徒達が意見を交わすことで,生態系のまとまりを可視化する良い取り組みでありました。

 2日間行われた体験プログラムを通じて生物調査に関するプロの仕事に触れることで,参加生徒は職業観を具体的にイメージできるようになりました。

 

【プログラム初日(7/10(日))】

 

 【プログラム2日目(7/23(土))】

 

 

 

 

R3年度 科学部のこの1年 & 校内ESD発表会より

  今年もコロナ禍で、限られた時間の中ではありますが、校内での研究を積み重ね、

外部発表や外部企画に参加し、自分たちを成長させてきました。

 この1年の科学部の活動をご紹介します。

     多賀城高校 科学部員がんばってます!!

以下をクリックして、ご覧下さい。

  R3)HP)R3科学部) 活動報告&ESD発表会より.pdf

      R3) HP)R3科学部各種大会報告.pdf

  R3)HP)R3科学部大会参加一覧.pdf

【SS科学部の研究&活動の1年】昨年の校内ESD研究発表会活動報告より

 コロナ禍で通常の部活動とは違う経験をした1年。だからこそ、限られた時間での研究への集中力、チャンスを逃さないようにすることを痛感しました。webでの参加も多く、全国1位など様々な大会で評価していただきました。『多賀城サイエンスデイ』では、初めてYouTubeにアップするなど地域の子供達に楽しんでもらいました。昨年1年の活動をまとめましたので、ご紹介します。

     以下をクリックしてください!

      科学部紹介 ESD.pdf

第6回全国ユース環境活動発表大会 東北地方大会

第6回全国ユース環境活動発表大会 東北地方大会

 1 目  的

 環境活動を実践する高校生が一堂に会し,創造力を働かせて行う自らの環境活動を発表し,相互研鑽を行う。

 2 主  催  全国ユース環境活動発表大会実行委員会

       (環境省/独立行政法人環境再生保全機構)

 3 審  査  一次選考(発表動画):2020年11月25日(水)~11月27日(金)

        高校生・教諭審査:2020年12月1日(火)~12月14日(月)

        審査委員審査:2020年12月15日(火)

 4 発表題・参加者

  「宮城県多賀城高校Bursa.バスターズ ~多賀城高校の松枯れの原因を探るPartⅣ~」

  〈科学部〉4名(普通科1年1名,普通科2年3名)

   ★優秀賞★

 5 実施内容・評価

 科学部マツ班として日頃研究している内容を,環境活動の視点で捉え直しレポートにまとめ,大会にエントリーした。活動レポートを作成して応募し,一次審査を通過したあとに動画を作成しWebに投稿するという形態であった。

 地方大会進出校は,予選を通過したすべての団体の動画を見て審査に加わるという趣向であり,他校の活動内容や動画作成の技術を見ることで,生徒は大いに影響を受けた。

 6 生徒感想

■普通科1年 三橋倭士(仙台市立岩切中出身)

 他校の環境への取り組みを見て,自分たちには無い発想や考え方を知ることができました。特に印象に残っている発表は,地中熱を利用した融雪についての活動報告です。地中熱は地熱と比べて陸上のほとんどの地域で利用でき,二酸化炭素の排出量が少ないという点に大変驚きました。動画を撮る方法も参考になる点がたくさんありました。今回他校の発表から学んだ点を私達の今後の活動に活かし,より良い研究ができるように努力したいです。

第20回環境甲子園

第20回環境甲子園

 1 目  的

 環境共生・持続可能な社会(SDGs)の実現を目指し,エネルギー問題(省・創・蓄)やゴミ問題など様々なテーマで取り組んでいる調査や研究,普及活動などの成果をとりまとめ,発表することで,科学的思考力や課題発見力,課題解決力,プレゼンテーション能力の向上を図る。

 2 主  催  NPO法人環境会議所東北

 3 審査通知  2020年11月 4日(水)

 4 表 彰 式  2020年12月12日(土)13:30~15:00 *オンライン

 5 発表題・参加者

  「宮城県多賀城高校Bursa.バスターズ ~多賀城高校の松枯れの原因を探るPartⅣ~」

  〈科学部〉12名(普通科1年4名,普通科2年4名,災害科学科2年1名,普通科3年3名)

   ★特別奨励賞★

 6 実施内容・評価

 日頃研究している松枯れの研究を環境活動の視点で捉えてレポートにまとめ,標記の大会にエントリーした。校内における松枯れの原因を追求し,更にはアカマツの樹勢の衰えを誘引する環境条件を検討し,4年間の研究をレポートにまとめた。

 審査の結果,特別奨励賞を受賞し,オンラインによる表彰式に参加した。自分たちの研究を他県の生徒に伝えることができたほか,他校の取組について情報交換をする場が設けられ,今後の活動につながるものとなった。

 7 生徒感想

■普通科2年 志田昌也(多賀城市立高崎中出身)

 今大会はレポート形式で審査されることから,データをいかに簡潔にまとめるかという点に集中しました。これまで4年間継続した調査データに加え,最近の土壌成分の検出データを組み込み,レポートの推敲と再構成を重ねて苦労の末に提出しました。

 皆で協力してレポートを作る中で,私達はデータを簡潔にまとめる力と情報を的確に伝える力の2つを伸ばすことができました。

 

Web表彰式(2020年12月12日)

 
 
 
 
 

 

 

第73回宮城県高等学校生徒理科研究発表会

第73回宮城県高等学校生徒理科研究発表会

 1 目 的

 日頃取り組んだ研究の成果を発表するとともに,大学教員や高校教員との質疑応答を通して,科学的思考力や課題発見力,課題解決力,プレゼンテーション能力の向上を図る。

 2 主 催  宮城県高等学校文化連盟自然科学専門部,宮城県高等学校理科研究会

 3 日 時  2020年11月10日(火)10:00~11:30,13:00~15:00

 4 会 場  東北大学サイエンスキャンパスホール,青葉記念会館

 5 発表題・参加者   ※ 全て優秀賞

  「紙飛行機がよく飛ぶ条件 ~どこまでも遠くへ~」

   〈科学部〉5名(1年5名)

  「食品電池 ~食べ物で電池は作れるか~」

   〈科学部〉4名(1年4名)

  「塩の結晶の形について ~塩化ナトリウムの結晶の形成はどうなっているの?~」

   〈科学部〉3名(1年3名)

  「カタラーゼの最適pHについて」

   〈科学部〉2名(1年2名)

  「ネギの根にとって生きやすい、育ちやすい環境を考える」

   〈科学部〉2名(2年2名)

  「宮城県多賀城高校Bursa. バスターズ~多賀城高校の松枯れの原因を探る PartⅣ~」

   〈科学部〉5名(2年5名)

  「不思議な生きもの「マクラギヤスデ」の生態調査」

   〈課題研究〉5名(災害科学科2年5名)

  「塩竈市浦戸諸島の生物の環境適応」

   〈課題研究〉5名(災害科学科1年5名)

  「蔵王における融雪型火山泥流の考察」

   〈課題研究〉3名(災害科学科2年3名)

  「塩竈市浦戸桂島・野々島における地質構造」

   〈課題研究〉5名(災害科学科2年5名)

  「都市型津波の脅威と影響

    ~津波発生装置を用いた南海トラフ巨大地震発生時の津波シミュレーション~」

   〈課題研究〉4名(災害科学科2年4名)

 6 実施内容・評価

 科学部で発表する6題の他,学校を代表して2年生の課題研究で4題,更には1年生の課題研究1題を加えた合計11題で参加した(物理分野1題,科学分野2題,生物分野4題,地学分野3題)。

 会場では,感染防止の観点から発表グループごとに個別に発表する形態をとり,例年見られる生徒間での交流がなかったことが残念であるが,審査員からの質疑で自分たちの研究の方向性や新しい気付きがあったことが大きな収穫である。

 7 生徒感想

■災害科学科1年 菅原楓真(向洋中出身)

 浦戸巡検に行ってから,少ない時間を使ってポスターにまとめ発表したので,不安な点ばかりでした。審査員を前にして実際に発表したことで,色々なことが経験できたので,今回の経験をこれからの探究活動に生かしていきたいです。

■災害科学科2年 伊藤若菜(塩竈第一中出身)

 私たちは,昨年の10月から調査を始めたマクラギヤスデの生態に関する発表を行いました。私たちにとって今回が初めての公の場での発表ということで,手間取ったりつまずいたりしたところもありましたが,無事発表を終えることができました。時間制限や質疑応答など,本格的な発表会に参加したことで,私たちは大きく成長することができたと思います。今後は,さらに研究内容を深め,より良い成果を上げられるようにしたいと思います。

日本植物学会第84回大会(名古屋)高校生研究ポスター発表「最優秀賞」

日本植物学会第84回大会(名古屋)高校生研究ポスター発表

 1 目 的

 日頃取り組んだ研究の成果を発表するとともに,大学教員や県外高校生との意見交換を通して,科学的思考力や課題発見力,課題解決力,プレゼンテーション能力の向上を図る。

 2 主 催  公益社団法人日本植物学会

 3 日 時  2020年9月21日(月)10:00~11:30,13:00~15:00

 4 会 場  オンライン開催

 5 発表題・参加者

  「宮城県多賀城高校Bursa.バスターズ ~多賀城高校の松枯れの原因を探る~」

  〈科学部〉11名(普通科1年4名,普通科2年4名,普通科3年3名)

   ★最優秀賞★

 6 実施内容・評価

 科学部マツ班として参加した高校生研究ポスター発表では,全国各地の高校から36チームの参加があり,そのテーマは植物のみならず菌類や環境保全など様々なものであった。

 マツ班の研究については,これまでの先輩方から受け継いだ4年間の研究を膨らませ,土壌成分に着目して松枯れの原因を探る内容であった。

 発表会はチャットを使用した意見交換が随時行われ,研究者や他校の高校生から質問やコメントが寄せられました。ある研究者とのやりとりの中で,今後の研究につながるヒントを得ることができたことが大きな収穫となりました。

 閉会式では,優秀賞と特別賞の発表の後,最優秀賞で多賀城高校科学部の名前が読み上げられました。新たな課題と大きな収穫を得た大会となりました。

 7 生徒感想

■普通科2年 千葉瑠輝(上越市立大潟町中出身)

 今回のポスター発表会への参加はWeb上での開催だったことで,会場の雰囲気を体で感じたり,相手の目を見て話し合ったりすることができず,とても残念でした。

 しかし,Web上での開催ということで利点もあり,普段の発表会では聞くことのできない大学の先生による高度な研究発表を聞くことができました。研究者による発表は,間の取り方や抑揚のある話し方,スライドの構成など,参考になる点が多くありました。その発表の中で,植物の体の構造を3D画像で表現したものがあり,とても興味を引かれた面白い発表でした。

 今回の経験を次の発表の機会にいかしていきたいと思います。

■普通科1年 三橋倭士(仙台市立岩切中出身)

 植物学会はオンライン開催ということで,私が今まで経験したことのないものでした。他校の生徒や大学の先生からの質問に対して,みんなで考え適切な返答をすることができたと思います。他校のポスターに対して投げかけた質問も分かりやすく答えてもらえて,自分の知識を深めることができました。

 審査の結果,最優秀賞をとることができ,とてもうれしいです。これまで積み重ねてきた先輩方の研究を継続し,今後も学校の環境保護に努めていきたいです。

第10回 高校生バイオサミット in 鶴岡

第10回 高校生バイオサミット in 鶴岡

1 目 的

 日頃取り組んだ研究の成果を発表するとともに,大学教員や県外高校生との意見交換を通して,科学的思考力や課題発見力,課題解決力,プレゼンテーション能力の向上を図る。

2 主 催  高校生バイオサミット実行委員会(慶應義塾大学先端生命科学研究所,山形県,鶴岡市)

3 日 時  2020年8月24日(月)~8月26日(水)

4 会 場  オンライン開催

5 発表題・参加者

  「宮城県多賀城高校Bursa.バスターズ ~多賀城高校の松枯れの原因を探る Part3~」

  〈科学部〉7名(普通科2年4名,普通科3年3名)

6 実施内容・評価

 生物部門のみの科学発表大会であるバイオサミットに,本校科学部から1テーマで参加した。参加を申し込んだ研究成果部門では,事前の一次審査(書類審査)で67テーマの中に選ばれ,続く二次審査(発表動画審査)では決勝進出の20テーマに選出された。これまで3年間継続してこの大会に参加してきた科学部マツ班であるが,決勝に進出できたのは今回が初めてのことである。

 決勝は,4分間の発表のあとに6分間の質疑応答をライブ配信するものであった。マツ班を代表して発表した生徒は,研究手法や調査結果を丁寧に解説し,研究者から多くの質問を受け,非常に刺激的な体験を得た。

 残念ながら入賞することができなかったが,大会後には審査員より,発表の態度や研究の展開に関して直接アドバイスをいただき,今後の研究につながる新たな課題を発見することができた。

7 生徒感想

▇普通科2年 吉田天比古(西山中出身)

 今年のバイオサミットは,例年と異なる発表形式だったため,これまで参加したどの大会よりも緊張と期待を感じるものでした。大会はZoomで行われ,代表者一人が発表を行わなければなりませんでした。そのため,質疑応答では自分が持つ知識と経験を駆使し,適切な答えを相手に伝えるという技術を養える良い機会になりました。

 また,セッションでは,互いに情報交換することができ,自分たちの研究にも通じるとても有意義な交流となりました。

▇普通科2年 志田昌也(高崎中出身)

 今大会では,コロナ禍の影響でリモート開催となり,私たちは四苦八苦しながら取り組みました。リモートという都合上,代表者一人がパワーポイントを用いて発表します。そのため私たち共同研究者は,発表原稿をつくったり,発表練習のタイムキーパーなどのサポートに徹しました。

 この大会は全国から選抜された研究ということでレベルが非常に高く,賞を逃したことはとても残念ですが,他校のレベルの高い研究発表を聞くことができ,とても刺激を受けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第2回生徒研修会 兼 全国高総文祭最終選考会

第2回生徒研修会 兼 全国高総文祭最終選考会

1 目 的
 研究発表のプレゼンテーション能力の向上を目指すと共に,第44回全国高等学校総合文化祭(2020こうち総文)に参加する研究グループの選考を行う。また,発表を公開し,県内の自然科学系部活動部員の聴衆としてディスカッションに加わる機会とする。

2 主 催  宮城県高等学校文化連盟自然科学専門部

3 日 時  2019年12月25日(水)

4 会 場  仙台市戦災復興記念館

5 発表題・参加者
  「多賀城高校の松枯れの原因を探る PartⅢ」
  〈科学部〉 2年 伊藤 瑛玲奈,市川 一紀,伊勢 太一
1年 吉田 天比古,志田 昌也,堀内 芽依,千葉 瑠輝

6 実施内容・評価
 11月7日(木)に開催された第72回宮城県高等学校生徒理科研究発表会において,物理・化学・生物・地学の4分野でそれぞれ表彰された上位2題合計8題による口頭発表が行われた。本校科学部は,生物部門で参加し,12分間の発表時間と4分間の質疑応答時間を有効に使い,これまで継続研究してきた研究内容を披露した。審査の結果,残念ながら全国大会への切符に僅差で及ばなかったとの講評であったが,生徒達は今回の体験をこれからの研究に活かし,真理を追究していくものと期待する。

7 生徒感想・研修の様子
▇普通科2年 市川 一紀(利府西中出身)
 昨年,これまで先輩達が果たせなかった最優秀賞を獲得し,今回の最終選考会に臨んだ。発表前日のギリギリまで準備を行い,悔いを残さないよう努力した。しかしその思いは叶わず,全国大会出場の機会を逃してしまった。
 審査員の先生からの講評の中で,我々の研究に対して「丁寧な研究かつ有益なものである」とお言葉をいただいた。他校の発表は,聴衆に分かりやすく伝えるための工夫(図表の活用やスライドの構成など)が随所に見られ,今回初めて発表者側として参加した我々にとって,大変貴重な経験となった。
 閉会式後には,生物分野の審査員である宮城教育大学の小林恭士先生に,松枯れ研究の課題や発展について,長時間に渡りアドバイスをいただいたことに感謝いたします。

サイエンスキャッスル2019 東北大会

サイエンスキャッスル2019 東北大会

1 目 的
 日頃取り組んだ研究の成果を発表するとともに,大学教員や県外高校生との意見交換を通して,プレゼンテーションスキルの向上と,科学的思考力や課題発見力,課題解決力の向上を図る。

2 主 催  富谷市・株式会社リバネス

3 日 時  2019年12月14日(土)

4 会 場  宮城県富谷市成田公民館

5 発表題・参加者
  「宮城県多賀城高校Bursa.バスターズ Part2」
  〈SS科学部〉 2年 伊藤 瑛玲奈,市川 一紀,1年 堀内 芽依

6 実施内容・評価
 事前提出の書類審査の結果,ポスター発表の機会を得ることができた。昨年度の研究を土台に,気孔の観察や土壌成分の分析結果を加えてポスターを作成した。当日は,4分間の発表時間に4分間の質疑応答時間といった非常に少ない時間での発表の中で適切に説明することができた。結果,研究奨励賞をいただきましたが,それ以上に,県外から参加した生徒の高いレベルの発表や,研究者や教職員とのやり取りの中で,新たな課題を発見したことが大きな収穫である。

7 生徒感想・研修の様子
▇普通科1年 堀内芽依(東仙台中出身)
 私たちSS科学部は,12月14日に富谷市成田公民館を会場に行われた「サイエンスキャッスル2019東北大会」に参加し,4年前から継続している我が校におけるマツ枯れに関する研究の成果をポスター形式で発表しました。審査員の方や多くの聴衆を前に発表するのは大変でしたが,短い時間でより正確な実験結果を発表できるよう心掛けながら話すことができました。発表をする中で色々な質問を受け,明確でない箇所が明らかになり,自分たちの研究が客観的にどう見えているかが分かりました。今後もデータを正確なものとするため,実験および観察を進めていきたいと思います。
 他校の口頭,ポスター発表では食物関連のものから植物や海洋関係など,様々なテーマがありました。今までなんとも思っていなかった些細なことも細かく研究されているのが見受けられ,新しく研究を設定したくなるような内容ばかりでとても勉強になりました。
 特別講演では,若い私たちの働き方や学び方,生活の仕方の自由について深く考えさせられました。
今後も引き続きマツ枯れについての研究を深めていき,今回知識として得た多くの情報も参考にしながら,独創性のある実験やより良いポスター,パワーポイント作りに力を入れていきたいと思います。

第9回 高校生バイオサミット in 鶴岡

第9回 高校生バイオサミット in 鶴岡

1 目 的
 日頃取り組んだ研究の成果を発表するとともに,大学教員や県外高校生との意見交換を通して,科学的思考力や課題発見力,課題解決力,プレゼンテーション能力の向上を図る。

2 主 催  高校生バイオサミット実行委員会(慶應義塾大学先端生命科学研究所,山形県,鶴岡市)

3 日 時  2019年7月29日(月)~7月31日(水) 2泊3日

4 会 場  鶴岡市先端研究産業支援センター(鶴岡メタボロームキャンパス)

5 発表題・参加者
  「宮城県多賀城高校Bursa.バスターズ ~多賀城高校の松枯れの原因を探る PART2~」
  〈科学部〉3名(普通科1年1名,普通科2年1名,普通科3年1名)

6 実施内容・評価
 本校科学部から1テーマ3名でバイオサミットに参加した。事前の一次審査(書類審査)を通過した75テーマ,のべ200名を超える生徒が集まる生物部門のみの科学発表大会である。日頃の研究の成果を,1回のポスター発表が4分間という短い制限の中,本校生徒は適切に発表を行った。残念ながら決勝に進出することはできなかったが,審査員から直接コメントをいただいたり,他校生から意見をいただいたりすることで,今後の研究における新たな課題を見つけることができたようである。学校の枠を外して混成された部屋割りやラボ見学など,生徒間交流が自然と生まれるプログラムとなっていたことも,参加生徒にとって大変有意義なものであった。

7 生徒感想・研修の様子
▇普通科1年 堀内芽依(東仙台中出身)
 私たち多賀城高校SS科学部は,校内の松くい虫被害について発表しました。その中で私は,アカマツ林の被害の様子やマツノザイセンチュウの動画をiPadを用いて紹介し,発表を補助しました。
 残念ながら決勝に進むことはできませんでしたが,審査員の方々からの評価やアドバイスを参考にし,今後の研究をより良いものにしていきたいです。
 ラボツアーにも参加しましたが,普段入ることのできない研究室を見学でき,貴重な時間を過ごすことができました。生命科学に関する最新の研究を間近で見ることができて,とても興味深かったです。
今回の経験を踏まえて,これまでの研究の一歩先を目指して,科学部みんなで力を合わせて頑張っていきたいと思います。

▇普通科3年 船山遥斗(塩竈三中 出身)
 今回の発表は4分という限られた時間内での発表だったので,調整が難しかったです。結果は二次予選敗退という形で終わってしまいましたが,審査員によるアドバイスの中で「失敗はするかもしれないけれど,飛躍的なアイデアがあるとより良い発表になる」と言われた時,基本に忠実な研究ではなく,今の私たちにしかできない発想に基づいた研究が大切であるということを学びました。
 これからは後輩への引き継ぎがメインの活動となりますが,自ら得た経験をこれからの進路だけではなく,将来にも役立てていきたいです。

学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2019

学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2019

1 目 的
 体験型科学イベント『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ』に参加することで,「“科学”って,そもそもなんだろう?」というテーマに沿って,自分たちで体験型プログラムを考え,企画し,実施することで, 科学や技術に関する,各人各様の感じ方から自己と対象との関係性を可視化・再構築することを目指す。また,来場者への応対を通して,科学的思考力や課題発見力,課題解決力,プレゼンテーション能力の向上を図る。

2 主 催  特定非営利活動法人 natural science

3 日 時  2019年7月14日(日) 9:00~16:00

4 会 場  東北大学川内北キャンパス 講義棟

5 参加者  科学部18名

6 実施内容・評価
 会場となる東北大学川内北キャンパス講義棟では109のプログラムが参加し,当日は10,000人を超える来場者を数え,今年も大盛況であった。本校からは科学部が参加し,「地面の下で起こることを知ろう!~災害の脅威~」をテーマに,災害の原因や仕組み,そして災害への対策に関する講座を開設した。
 来場者は子どもから大人まで多様であり,災害の仕組みの説明では二様の対応をする必要があり,生徒は大いに苦労していた。しかし,来場した小さな女の子が竜巻発生装置の前から10分以上動かずに,説明を聞いたり回転するミストに手をかざしたりするなど,大いに好奇心をくすぐり,液状化現象の解説では,詳しい説明を求める大人と意見を交わすなど,対応した生徒も大いに刺激を受けるものであった。

7 生徒感想・研修の様子
▇普通科1年 金須 友吾(高崎中出身)
 サイエンスデイでは様々な科学技術の展示を見ることができたので,とても楽しい科学イベントでした。その中で僕たち科学部は,竜巻の発生,汚水の浄化,液状化現象,避難持ち出し袋,避難時の行動を問う○×クイズの5つの発表を行いました。私は液状化現象の展示を担当しましたが,小さな子ども達を対象に発表するということだったので,子どもに伝わるようにするためにはどうすれば良いのかとても悩みました。その時に先輩からのアドバイスがあり,上手に伝えることができるようになりました。
 今回の体験を通して,液状化現象のメカニズムに関する知識だけではなく,その対策まで教えることが大切だと思いました。今後は,展示の仕方や発表の仕方などにおける課題を修正しながら,今後の部活動に取り組んでいきたいと思います。

▇普通科2年 伊勢 太一(高崎中出身)
 私は,今回で二度目の参加となるサイエンスデイに挑みました。今回は去年ほどの緊張はありませんでしたが,去年は緊張からお客さんに上手に説明することができませんでした。失敗してもいい,とにかく積極的にお客さんに話しかけていこうという思いで行っていた去年とは違い,今年は2年生に進級して後輩が入部してきたこともあり,去年自分が一年を通して学んできた発表の仕方やコツを後輩に教えたりしながら,大勢のお客さんの前で発表することができました。
 今回のサイエンスデイでは,去年とは全く異なるテーマでの展示に,お客さんの反応がどうなるのかと少し不安もある中で行いましたが,お客さんの表情から,全員に楽しんでいただけたと思います。来年は,今回のサイエンスデイよりもさらにお客さんに楽しんでいただけるような展示にするため,多くの知識や考え方を吸収し,日々頑張っていきたいです。

第4回 きて,みて,さわって,たのしめる「環境マルシェ2019」

第4回 きて,みて,さわって,たのしめる「環境マルシェ2019」

1 目 的
    社会で行われている環境への取り組みに触れることで,環境にまつわる現状を知るとともに,高校生ポスター発表に参加し,科学的思考力や課題発見力,課題解決力,プレゼンテーション能力の向上を図る。

2 主 催  尚絅学院大学

3 日 時  2019年6月23日(日) 10:30~16:00

4 会 場  サンモール一番町商店街アーケード

5 参加者  科学部4名

6 実施内容・発表
    高校生ポスター発表のコーナーでは,本校の他に仙台二華高校,利府高校,柴田農林高校,気仙沼高校が参加し,日頃取り組む環境に関する研究発表を行った。
    発表に携わった生徒は,屋外での発表という異質な空間において,全くの一般者へ研究成果を発表するという貴重な経験を得た。一般者への説明は,普段の発表以上に丁寧かつ分かりやすい表現が必要とされ,参加生徒にとって有益なものであった。

7 生徒感想・研修の様子
▇普通科2年 市川 一紀(利府西中出身)
    私たち科学部は,仙台のサンモール一番町を会場に開催された「環境マルシェ」に参加しました。ポスター発表では,以前参加したポスター発表から3ヶ月ほどのブランクがあったことで,上手に伝えられないことも間々ありましたが,興味を持って見て下さる人達に自分たちの取り組んだ研究を丁寧に説明することができました。
    昨年参加した環境マルシェでは,残念ながら受賞できませんでしたが,今年はSDGs賞を獲得することができ,良い結果を残すことができました。今回の発表を新たなスタートとして,今後は研究をさらに発展させ,より良い内容で発表できるよう,熱心に取り組んでいきたいと思います。

つくばScience Edge 2019

つくばScience Edge 2019

1 主  催 Science Edge 2019実行委員会

2 日  程 平成31年3月22日(金)…ポスター発表コアタイム,フリータイム

            3月24日(土)…オーラルプレゼンテーション,ポスター発表コアタイム,
                     サイエンスワークショップ

3 会  場 つくば国際会議場 〒305-0032 茨城県つくば市竹園2-10-3

4 参加生徒 SS科学部
       災害科学科(1年生)

5 発表題(本校生徒によるポスター発表)
  SS科学部  「宮城県多賀城高校Bursa.バスターズPart2」2年 船山遥斗,大澤杏也佳
         「海藻類による環境評価と環境保全」2年 大江透真,鷄德俊樹 
         「縦波と横波の速さの違いについて」1年 伊勢太一,石川一紀 
  災害科学科「いのちとくらしを守る災害医療」2年阿部美鈴,渡邉怜那 
       「震災による植生への影響と環境要因の結びつき」1年 佐藤清華,伊藤凜  
       「土壌中の窒素化合物濃度測定による津波被災地域の一考察」1年佐藤美咲,佐藤紘依 

6 内容・評価
 未来の科学者を目指す中・高生がつくばの地に集い,ノーベル物理学賞受賞者の江崎玲於奈博士をはじめとした日本を代表する科学者達が直接審査・アドバイスを行う,未来の科学者に贈る新しいタイプのコンテストであるScience Edgeに参加した。この体験を通して生徒達は,情報発信力や表現力を養うとともに,多くの発表を目の当たりにしたことで,図表の効果的な配置の仕方やテーマ設定等,探究活動の基礎の多くを学ぶことができた。

7 生徒感想
■1年7組 佐藤 美咲(田子中出身)
 つくばScience Edge2019は,北は北海道から南は沖縄まで,更には海外からの発表者が来る大きな発表会でした。
私はこのような素晴らしい発表会に参加することができ心から嬉しく思うとともに,全国の研究発表のレベルの高さを知りました。
進級して2年生になったら,全国の方々の研究発表に負けないよう,研究内容で今回指摘された部分をしっかり修正して,次の発表会に繋げて行きたいと思いました。

■2年7組 阿部 美鈴(多賀城中出身)
 つくばscience edgeに参加して,自分たちが一年間掛けて取り組んできた研究内容を研究者の方々に伝えることができ,更には同じ年代である中高生との議論を経ることで,自分たちの研究をより良いものにするための刺激をたくさん得ることができました。これから3年生に進級してからも,より一層内容を掘り下げて研究に取り組みたいと思います。

「みやぎサイエンスフェスタ生徒研究発表会」に参加しました

■2年7組 大江 透真(幸町中出身)

    私たち科学部と,災害科学科1年生有志は,12月16日(日)に東北大学青葉山キャンパスを会場に開催された「平成30年度みやぎサイエンスフェスタ生徒研究発表会」に参加しました。
今回,科学部はあまり経験のなかった口頭発表の機会を得て,全国的に問題視されている松枯れに焦点を当てた研究「多賀城高校の松枯れの原因を探る」を発表しました。大勢の参加者を前にした発表であり,緊張することもありましたが,質疑応答では審査員の方々からの質問にきちんと対応することができ,内容的には満足できるものでした。
続くポスター発表では,科学部からは松枯れに関する研究(生物分野)の他に,「縦波と横波の速さの違いについて」(物理分野)の研究発表を行いました。災害科学科1年生においては,「東日本大震災による植生の攪乱と生物の応答2」(生物分野),「土壌中のアンモニウムイオンおよび硝酸イオン濃度の測定」(化学分野),「浦戸諸島と2つの地層について」(地学分野)の3つの研究発表を行いました。松枯れに関するポスター発表では,口頭発表で伝えることができなかった詳細な説明を聞きに来る方もいて,とても良いディスカッションができました。また,この発表会には小学生も複数参加しており,この様に早い段階から研究発表の経験を積んでいることに驚かされました。
 今回参加することによって,口頭発表における聴衆への魅せ方や,ポスターを作成する際の構成の仕方,グラフ・写真の提示の仕方など,多くのことを学ぶことができました。今回の経験を活かして,これからの研究を大いに発展させていきたいと思います。

「サイエンスキャッスル東北大会2018」に出場しました

■2年6組 船山遥斗(塩竈第三中出身)

 私たちSS科学部は,福島県福島市にあるウィル福島を会場に行われた「サイエンスキャッスル2018東北大会」に参加しました。
 3年間に及ぶ本校のマツ枯れに関する研究成果を,テーマ「宮城県多賀城高校Bursa.バスターズ~多賀城高校のマツ枯れの原因を探る~」と題して口頭発表形式で発表しました。審査員をはじめとした大勢の聴衆を前にしての発表なのでとても緊張しましたが,それでも無事発表を終えることができ,発表後には審査員の方から発表態度についてお褒めの言葉をいただきました。また,質疑応答では大学の先生,企業の研究者の方々からの質問に答えるのが大変でしたが,研究に対するアドバイスもいただくことができました。これまで発表のために練習を重ねてきたこともあり,発表を終えた時にはどっと疲れましたが,それと同時に大きな達成感を得ることができました。
口頭発表後に行われたポスター発表の部では,参加した中・高校生や多くの研究者からの質問を受け,更に多くの経験を積むことができました。
 結果,口頭発表の部では,「ロート製薬賞」と「優秀賞」を,ポスター発表の部では,「研究奨励賞」をいただくことができ,大変うれしく思います。
 今回の発表や他校生との交流を通して,研究に対する取組姿勢や,独自性のある研究テーマの設定,ポスターの構成の仕方など,多くのことを学ぶことができました。私たちは,これまでの研究を今後も継続・発展させ,これから行われる各種発表会・コンテストにおいて多くの人に評価していただけるよう努力していきたいと思います。

 

「第4回 全国ユース環境活動大会 東北地方大会」に出場しました

「第4回 全国ユース環境活動発表大会 東北地方大会」に出場しました

■2年1組 大澤杏也佳(利府西中出身)

 私たち科学部は,11月11日(日)にKKRホテルPREMIUM(仙台市)を会場に行われた環境省主催「全国ユース環境活動発表大会 東北地方大会」に参加しました。この大会は,高校生が取り組む様々な環境活動に対して,その内容と活動報告書の審査を経て,東北地方予選を通過した東北6県13校が参加する大会です。私たち科学部は,平成28年度から本校の松林の保全活動を柱とした調査・研究活動を継続して行ってきました。その内容を「多賀城高校Bursa.バスターズ~多賀城高校のマツ枯れの原因を探るPART2」と題して口頭発表の形式にまとめ,発表しました。
当日私はPC操作を担当し,他の2年生2人が口頭での発表を行いました。口頭発表の形式にあまり慣れてはいない私たちでしたが,これまでの活動をスムーズに発表することができました。今回の発表内容には,これまでの調査に加えて松島湾に浮かぶ浦戸諸島野々島のマツ枯れに関する調査内容を盛り込むことで,一歩踏み込んだ内容になったと思います。
 発表の結果,優秀賞を受賞することができましたが,残念ながら全国大会にコマを進めることはできませんでした。しかし,他校の発表を聞くことで,趣向を凝らした発表内容(作品作り)や,地域と連携した環境活動の展開など,私たちの研究活動の参考となるいくつかの発見がありました。東北大会から得た貴重な経験を,これからの研究活動に活かしていきたいと思います。

「第71回宮城県高等学校生徒理科研究発表会」に参加しました

11月7日(火)に宮城野区文化センターを会場に開催された「第71回宮城県高等学校生徒理科研究発表会」に,災害
科学科1年の7名(ポスター2題)とSS科学部の10名(ポスター2題)が参加しました。

■伊藤 凜(1年7組 田子中出身)

私たち災害科学科1年生7名は,9月に実施した浦戸巡検で取り組んだ,土中のアンモニウムイオンの測定(化学分野)と,マツのハイブリッドに関する研究(生物分野)をポスターにまとめて発表しました。研究を進めていく中で,どのようにすれば相手に分かり易く伝えることができるのか試行錯誤を繰り返し,より良いものに近づけるよう努力しました。
審査員の前でポスター発表するのは今回が初めての経験でしたが,この発表会を通して先生方からの貴重なアドバイスをいただくことができ,自分たちの研究の改善点や,発表への取組など,今後の研究活動に生かすことができる貴重な経験をすることができました。今回学んだことを無駄にしないよう,これからの活動に繋げていきたいと思います。

 

■伊勢 太一(1年3組 高崎中出身)
 私たちが普段取り組む研究については,先輩との混成チームで発表する機会が何度かありました。しかし,今回は学年毎にチームを編成し,2年生は松枯れ(生物分野)をテーマに,1年生は波の性質(物理分野)をテーマに発表会に臨みました。研究を進める中で,先生方,先輩方から助言をいただき,見易さと伝わり易さにこだわり,発表練習を何度も繰り返し,スムーズに説明できるよう準備してきました。しかし,本番では思うように上手く発表することができませんでした。
審査の結果,1年生チームは一次選考を通過できませんでしたが,2年生が二次選考にコマを進めることができました。
私たち1年生は,一次選考を通過した発表と自分たちの発表とでは何が違うのかを知るために,選考を通過した発表を全て見て回り,ポスターの見易さだけではなく,発表の際にはポイントを一つ一つ押さえながら丁寧に説明していることに気づきました。私たちは,スムーズに発表しなければという思いに囚われて,聞き手を引きつける伝え方が不足していました。
今回の発表において審査員の方々から貴重なアドバイスをいただき,今後の研究の発展に向けてさらに頑張っていきたいと思いました。

「さかなクンと学ぶ環境講演会」に参加しました

■市川 一紀(1年3組 利府西中出身)

私たち科学部8名は,11月4日(日)に多賀城市中央公民館を会場に開催された「さかなクンと学ぶ環境講演会」において,開演前の時間を使って来場者に向けた探究ブースを開設しました。この環境イベントは多賀城市が主催するもので,来場した人たちに生き物の営みを観察してもらい,環境保全に関心を持ってもらうために企画されています。
私たちは,プランクトンを中心とした水生生物を生きたままで観察できるように展示しました。来場者を前に,説明するときに多少苦戦しましたが,子どもたちが目を輝かせながら聞いてくれたので,こちらにとっても良い刺激となりました。
ブース展示の後には,さかなクンの講演を聞くことができました。宮城県の近海に生息する魚や貝などについて詳しくかつ分かりやすく説明してくださいました。魚の驚くべき生態など,初めて知る情報に,充実した時間を過ごすことができました。
ブース展示と講演という2つの経験を通して,私は科学(生物学)について大きな関心を持つことができました。この経験を無駄にせず,さらなる発展に結びつけていきたいです。

「サイエンスデイin多賀城2018」に参加しました

■伊藤 瑛玲奈(1年6組 東仙台中出身)

私たち科学部10名と有志参加の4名は,10月21日(日)多賀城市中央公民館を会場に開催された「サイエンスデイin多賀城2018」に参加しました。この催しは,多賀城市中央公民館が主催し,多賀城工場地帯連絡協議会に所属するSONYや理研食品などの企業や機関が中心となって企画しています。
「サイエンスデイin多賀城」は,多賀城市に在住する主に小学生を対象に,科学の面白さを身近に体験してもらうことで未来の科学者の育成につなげようとする科学イベントです。今年の私たちの展示内容は,今夏開催された「学都仙台・宮城サイエンスデイ2018」における微生物の実物展示をアレンジしたもので,植物・動物プランクトンに加えて,アニサキスなどの寄生中も展示しました。説明の際に言葉を選び,目線を合わせるなどの工夫をすることで,子どもだけではなく保護者の方々にも一緒に観察を楽しんでいただきました。顕微鏡をのぞいた子どもたちの「すごい!」や「もっと見ていたい!」といった反応に,対応した私たちも十分楽しませていただきました。今回のこの経験は,今後かかわるイベントの企画や運営,日ごろの研究などの糧として活かしていきたいと思います。
最後に,一緒に科学部のブース運営のお手伝いをしてくれた特別参加の4名,そして運営ではなく受付ボランティアとして参加した5名の生徒に感謝いたします。本当にありがとうございました。

「第8回高校生バイオサミットin鶴岡」

「第8回高校生バイオサミットin鶴岡」

SS科学部 伊藤瑛玲奈(1年6組 東仙台中出身)

  私たちSS科学部は,7月30日(月)から8月1日(水)までの3日間開催された「第8回高校生バイオサミットin鶴岡」に参加しました。この大会は,生命科学に関係する高校生による研究をポスター発表するものです。私たち科学部は,平成28年から継続研究しているアカマツの松くい虫被害について発表しました。発表の際には,図表や写真を丁寧に解説する他にiPadを使って動画で発表を補助するなど工夫を凝らしました。残念ながら決勝に進むことができませんでしたが,審査員である研究者の先生方からいただいた評価やアドバイスを活かして,今後の研究を深めていきたいと思います。

 今回経験した中で驚いたことは,全国から集まった高校生たちの高度な表現力と内容の深い研究についてです。また,スタッフの案内のもと行われた慶應義塾大学先端生命科学研究所の見学では,遺伝子導入した大腸菌にクモの糸を作らせることに成功したベンチャー企業の技術にも驚かされました。

  

SS科学部を代表して4名が参加       ポスター発表の様子

慶應義塾大学先端生命科学研究所の見学

「7つのふしぎとGP(グリーンプラザ)科学基地」に参加

「7つのふしぎとGP(グリーンプラザ)科学基地」に参加して

SS科学部 山下 涼斗(2年4組 利府中出身)

 

 私たちSS科学部は,8月3日(金)~5日(日)の3日間,東北電力ビルのアクアホールを会場に行われた「7つのふしぎとGP科学基地」に参加しました。このイベントは,幼い子どもたちが科学の楽しさを保護者と一緒に体感し,科学の「ふしぎ」を家族と共有する場を提供するとことが目的です。

私たちのブースでは地震災害をテーマに,ペットボトルを使った液状化現象の再現実験や,活性炭を使った汚水の浄化実験の2つのプログラムを行いました。幼い子どもたちに難しい内容を分かり易く説明するのは大変なことでしたが,子どもたちはこれまで体験したことのない実験だけあって大いに驚いていました。そしてそれだけではなく,引率した大人たちもびっくりしている様子が多く見られ,科学を通した家族の交流を実感することができ,とてもやり甲斐のあるイベントでした。

  

ペットボトルで液状化の再現    活性炭を使った汚水の浄化

学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2018

 7月15日(日)に東北大学川内北キャンパスを会場に行われた体験型科学イベント『学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ2018』にSS科学部の14名がブース参加しました。天候に恵まれた当日は,会場に10,666名の来場者があり,どのブースも人込みで溢れ返っていました。
 本校SS科学部の今年の展示テーマは「微生物探検隊~小さな世界に潜む生き物の謎に迫る~」として,普段耳にするけれども実際にはあまり見ることのない生物であるクマムシやアニサキスなどの生体展示(顕微鏡観察)やポスター発表を行いました。ボルボックスの展示では,その名前を知っている子供がおりびっくりでした。

■伊勢 太一(1年3組 高崎中出身)
 今回初めて参加した私たち1年生にとって,大勢の人たちをお迎えするという経験が今までになく,開始直前まで緊張していました。しかし,SS科学部の先輩方や他校の生徒たちが一生懸命説明している姿に影響を受けて,親子連れに積極的に声をかけることができました。
 説明する中で私が一番苦労したことは,子どもたちにも分かるように難しい言葉をかみ砕いて簡単な表現で説明することです。休む間もなく7時間にも及ぶイベントを終えた時には,最後までやりきったという充実感がこみ上げてきました。

 今回のイベントにおける展示内容が評価され,SS科学部は2つの賞を受賞しました。そこで,東北大学カタールサイエンスキャンパスホールを会場に行われた「サイエンスデイAWARD2018表彰式」に参列しました。

■大澤 杏也佳(2年1組 利府西中出身)
 7月20日(金)に東北大学サイエンスキャンパスホールを会場に,「サイエンスAWARD2018」表彰式が執り行われました。この表彰式は,サイエンスデイに参加したプログラムの中から良いプロセスを選び顕彰するもので,私たちSS科学部は「日本分光学会東北支部長賞」と「仙台高等専門学校名取キャンパス賞」をいただくことができました。
 表彰式では,賞創設者と受賞者がそれぞれ1分間のプレゼンを行いました。SS科学部を代表して参加した私たち3名は,スピーチやパワーポイントの操作などに分かれてプレゼンを行いました。緊張もあり練習のようにうまくはできませんでしたが,発表する他にも他団体のスピーチを聞くことができ,大変有意義なものとなりました。

「第3回環境マルシェ」に参加しました

■鶏徳 俊樹(2年6組 利府西中出身)
 私たち科学部は,尚絅学院大学が主催する第3回環境マルシェ(6月24日(日)開催)において,一昨年から継続研究している多賀城高校の松食い虫被害の状況を発表しました。この環境啓発イベントはサンモール一番町商店街アーケードを会場に行われ,街を行き交う人々が聴講できるイベントとなっています。
 一般の人々に向けて発表するということでいつも以上に緊張しましたが,発表の回を重ねるごとに上手に伝えることができ,貴重な体験となりました。また,他校の発表を見ることで,その充実した環境活動と問題へのアプローチの仕方に感心させられました。
 今回経験したことを科学部の今後の調査・研究に活かしていきたいと思います。

第17回環境甲子園

 科学部では,「多賀城高校の松枯れの原因を探る」をテーマにこれまで活動してきましたが,その内容を論文にまとめ,NPO法人環境会議所東北が主催する「第17回環境甲子園」に応募したところ,この度奨励賞を受賞することができました。その授賞式が1月28日(日)にせんだいメディアテークを会場に行われ,受賞校7校が集まって,各校の取り組みを発表し合いました。本校からは,科学部を代表して3名の生徒が参列し,多賀城高校の松枯れ被害の状況やその原因について発表しました。

  

■ 髙橋 凜(2年4組 しらかし台中出身)
 私たち科学部は,第17回環境甲子園において「多賀城高校の松枯れの原因を探る」をテーマに論文を応募し,奨励賞を受賞することができました。授賞式では,多くの聴衆がいる前で自分たちの取り組みをパワーポイントを使って発表しました。自分たちの発表の時には緊張もしましたが,他校の充実した環境活動を聞くことができ,更には,各校独自のテーマに対する様々なアプローチの仕方などがとても勉強になりました。この経験を今後の調査・研究に活かし,より内容を深めていけるように頑張りたいと思います。

「サイエンスデイin多賀城」に参加しました

 夏の仙台市で開催された科学イベント「サイエンスデイ2017」(会場:東北大学)に続いて,10月15日(日)に多賀城市で開催された「サイエンスデイin多賀城」(会場:多賀城市中央公民館)に科学部が参加しました。
 この科学イベントは,多賀城市中央公民館が主催し,特定非営利活動法人natural scienceが監修し,多賀城工業地帯連絡協議会や国立研究開発法人産業技術総合研究所,宮城県産業技術総合センター,それに本校(多賀城高校)が共催として名前を連ねています。
 イベントではソニー(株)や理研食品(株)など多賀城市を拠点とする13の団体・企業がそれぞれブースを設けて多くの子供たちを迎えました。(多賀城高校の3名の生徒がボランティアとして総合受付を担当してくれました)
 私たち科学部は「小学校の「生活・理科」と高校の「理科」はどう違うの?」をテーマに,物理・化学・地学・生物の4分野から,マジックインクを使った色素抽出や液状化現象など,子供たちが実際に観察したり手にとって行える実験プログラムを準備しました。
 当日は大勢の家族連れで賑わい,迎え入れた私たち科学部員も大いに楽しむことができました。この科学イベントを通じて,参加した子供たちにとって思いで深い一日になってくれたものと思います。~知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造にむけて~来年も多くの子供たちを科学の世界に導きたいと思います。

  

科学部 『宮城県知事賞』 ~学都「仙台・宮城」サイエンスデイ2017~

 前回のHPで紹介しました,サイエンスデイ当日(7/16(日))の展示発表と,サイエンスデイAWARD2017(7/21(金))におけるプレゼンテーションを合わせて審査していただいた結果,私たち科学部は「サイエンスデイ・オブ・ザ・イヤー2017 宮城県知事賞」を受賞しました。
 なお,「宮城県知事賞」の審査基準は次のとおりです。

  • 科学技術に関する理解増進の目的・目標が顕著に達成されているもの。
  • 科学技術を社会・一般に伝える内容と方法が画期的であること。
  • 他の分野や組織での応用・展開が十分期待できるものであること。
  • 次世代の科学技術の向上に資することが極めて期待できるものであること。
  • 宮城県の地域特性が最も活かされている。

 贈賞式は8月18日(金)に東北大学片平キャンパス『知の舘』において行われました。私たち科学部は,今回の受賞をバネに今後も研究活動に励みたいと思います。
 代表出席 船山遙斗(1年4組 塩竈三中出身),鶏徳俊樹(1年6組 利府西中出身)

  

第7回高校生バイオサミットin鶴岡

 7月27日から3日間,山形県鶴岡市において「第7回高校生バイオサミットin鶴岡」に,科学部代表2名が出場しました。研究テーマは「多賀城高校の松枯れの原因を探る」です。

  

【参加者】
 部長 山本涼平(2年5組 高崎中出身),副部長 板橋昇大(2年3組 高崎中出身)

 この度,私たち科学部は「第7回高校生バイオサミットin鶴岡」に7月27日から29日の3日間参加しました。この大会は,全国から高校生が集まって発表する大きな大会で,事前に一次選考(論文選考)を勝ち残った学校だけが参加できるものです。なお,宮城県から二次選考に出場した学校は私たちだけでした。
 他県の高校生との交流や,大学で行われている研究に関する講演などを通して様々なことを学ぶことができました。その中でも特に印象に残ったことは,他校のポスターに関して,長年のデータの蓄積を基にした研究や,日常気になることを徹底して追求した研究など,どれも見る者を惹き付ける完成度の高いポスター発表でした。この様に他県の発表からとても良い刺激を受けることができました。
 今回の経験を踏まえて,私たちの研究をより完成度の高いものにしていきたいと思います。そして,来年の第8回バイオサミットに出場して,良い結果を残せるよう努力したいと思います。

『学都「仙台・宮城」サイエンスデイ2017』

 科学部が,7月16日(日)に東北大学川内北キャンパスを会場に開催された『学都「仙台・宮城」サイエンスデイ2017』において,「身のまわりにひそむ寄生虫」をテーマに展示を行い,多くの来場者に寄生虫の顕微鏡観察や,その生態について発表しました。
 その展示内容が評価され,7月21日(金)に東北大学カタールサイエンスキャンパスホールにて開催されたサイエンスデイAWARD2017表彰式で,合計9つの賞を受賞しました。   ( )は賞創設者です。
東北大学大学院医工学研究科長賞(東北大学大学院医工学研究科長 厨川常本)
医工学REDEEM賞(NPO法人REDEEM代表理事 山口隆美)
東北大学工学研究科長賞(東北大学大学院工学研究科長 滝澤博胤)
トライボロジー融合研究拠点奨励賞(東北大学未来科学技術共同研究センター教授 栗原和枝)
「E」でしょう!(東北大学大学院環境科学研究科長 吉岡敏明)
応用物理学会東北支部長賞(応用物理学会東北支部長 佐藤俊一)
仙台歯科技工士専門学校長賞(仙台歯科技工士専門学校長 伊藤多佳男)
日立ソリューションズ東日本賞(株式会社日立ソリューションズ東日本)
「科学の花咲く」賞(やまがた「科学の花咲く」プロジェクト)

  

 サイエンスデイAWARDは,結果に至るまでのプロセスが「知的好奇心がもたらす心豊かな社会の創造に資する」という観点,つまり,科学や技術の成果だけではなく,科学的なものの見方や考え方,科学に対する姿勢という視点から評価を行うもので,58団体・個人により賞が創設されています。
■部長 山本涼平(2年5組 高崎中出身)
 私達科学部は今回初めてサイエンスデイに参加しました。サイエンスデイでは寄生虫をテーマに,サナダムシの実物大模型や生きたアニサキスを顕微鏡で見てもらうなど,来場する子供達をいかに楽しませるのかを考え,工夫を凝らした展示になったと思います。本番では様々なトラブルがありましたが,無事に終えることができ,更には9つもの賞を受賞することができました。10月15日(日)には地元多賀城市でもサイエンスデイが開かれます。そこでは更に充実した展示で子供達を楽しませたいと思います。

平成27年度の主な活動報告

第5回 高校生バイオサミットin鶴岡 
 8月2日から3日間,山形県鶴岡市で全国の高校生が生物学系の研究の成果を発表する「高校生サミット」(主催:高校生バイオサミット実行委員会 構成団体:慶應義塾大学先端生命科学研究所)が行われ, 科学部2年の2名が参加しました。
 〔生徒の感想より抜粋〕全国の高校から60ほどの発表があり,生物系の研究に取り組んでいる全国の高校生と交流し,これからの研究の進め方について新しい着眼点に気づくなどたくさんのことを得ることができました。

  

創立40周年記念 第26回「多高祭」《多賀城高校文化祭》での展示発表
 8月28日・29日の多高祭の展示において,これまでの科学部の研究紹介や演示実験を行い,展示を見に来てくれた方に実験に参加してもらいました。今年度も、液体窒素・炎色反応・信号反応などの実験が好評でした!

  

第68回 生徒理科研究発表会
 11月11日(水)仙台市戦災復興記念館で行われました。宮城県全体では物理分野(22題),化学分野(26題),生物分野(26題),地学分野(13題)の発表がありました。また今年度より,すべての発表がポスター発表となりました。
 本校科学部は,1年生の2名が化学分野で「溶解熱の測定について」というタイトルで発表を行いました。発表内容について指導助言の先生方から鋭いご指摘をいただいたり,他校の発表内容を聴くことで,今後の活動に向けておおいなる刺激となったようすでした。

  

平成27年度 みやぎサイエンスフェスタ(中高生の科学研究実践活動推進プログラム)
 11月14日(土)宮城県第三高等学校で行われた「みやぎサイエンスフェスタ」では高校生の発表だけでなく,小中学生の発表や,講師として,大学の先生方の他に東北大学の大学院留学生の方々の参加もあり,活気のある交流の場にもなっていました。科学部からは1年生2名が参加をしました。