アカデミック・インターンシップ

 多賀城高校では,、キャリア教育の大きな柱として,アカデミック・インターンシップを実施しています。大学での研究活動について自身の興味に応じたテーマを選択し,先行的に体験するための行事となっています。これまでのオープンキャンパスや大学見学会とは異なり,大学での学び,特に研究活動やゼミとはどのようなものなのか,実体験をとおして,高校で身に付けておくべき「学びに対する意欲や姿勢」を養います。
 平成27年度は岩手大学において,1泊2日のアカデミックインターンシップを行いました。平成28年度以降は連携,協力大学等を中心に規模を拡大していく予定です。

アカデミック・インターンシップ

令和元年度 宮城大学AI(アカデミックインターンシップ)

 8月8日(木)・8月9日(金)の2日間,宮城大学アカデミックインターンシップが行われ,2学年の生徒12名が参加しました。

 8月8日は,開講式の後,マシュー・ナール先生による,実践的な英語についての講座が行われ,各自工夫を凝らして英語を「伝達ツール」にできるよう,取り組んでいました。次に,中沢峻先生による,フィールドワークについての講座が行われ,宮城大学における特徴的な活動であるフィールドワークに関する基本的な知識と留意事項を学び,簡単なインタビューや分析などを行いました。

 8月9日は,食産業学群は太白キャンパスで,事業構想学群と看護学群は大和キャンパスで,それぞれ90分の講座が2~3コマ実施されました。食産業学群は,食資源開発コースとフードマネジメントコースの2コースに,事業構想学群は,事業プランニングコース,地域創生コース,価値創造デザインコースの3コースに分かれて講座が組まれていました。その後,閉講式が行われ,受講した生徒に受講証が授与されました。

 2日間にわたり,大学の雰囲気を味わうことや,実際に行われている講義を肌で感じることで,より一層学問の奥深さに触れることができたように思います。

【生徒の感想】

・2日間のプログラムに参加して,大学の授業の雰囲気を味わうことができて,とても有意義でした。また,他の高校からもたくさん参加していたので,いい意味での刺激を受けました。

・宮城大学のアカデミックインターンシップでは,グループでの話し合いを通じていろいろな考え方を学ぶことができました。みんなでアイディアを出し合って議論することは,難しいけど,ためになるということを実感しました。

令和元年度 岩手大学AI(アカデミックインターンシップ)

 今年度も岩手大学理工学部アカデミックインターンシップが8月5日(月),6日(火)の2日間で実施されました。今年度は,岩手・宮城・秋田県から約100名参加しました。本校は,1泊2日の日程で,2学年で理系学部への大学進学を希望する生徒16名が参加しました。大学での学びについての講義,研究活動の体験,大学生・大学院生たちとの懇談などを通して,大学の仕組みや研究活動への理解を深めることができました。

 はじめに,理工学部の船崎健一学部長より,ごあいさつを頂きました。そして,物理・材料理工学科数理・物理コース 成田晋也教授による「物質・宇宙の成り立ちを解き明かす」というテーマでミニ講義を受講しました。

 その後,1日目は,化学コース,生命コース,数理・物理コース,マテリアルコース,電気電子通信コース,知能・メディア情報コース,機械科学コース,社会基盤・環境コースの8つに分かれ,それぞれの会場(研究室・実習室など)に移動しました。

 1日目は,90分のプログラムを午前中に1コマ,午後に2コマ組まれていて,大学のタイムテーブルに合わせるような形で活動を行っていました。さらに多賀城高校の生徒にのみ,宿泊施設の研修室で,理工学部の高木浩一教授より,90分のプログラムを組んでいただきました。その中で,高校での学びが大学での研究や実習に必要であり,目的を持って学ぶことの大切さをお話しいただきました。また,サポートに来てくださった,多賀城高校OBの山田さんから,大学での学びや生活,高校時代のお話をしていただくなど貴重な体験ができました。

 2日目は,昨日に引き続き90分のプログラムを午前中に2コマ,午後に1コマ行われました。前日の活動をふまえて,より高度で応用的な領域を扱うコースもありました。その後,全体で閉講式が行われ,コースごとに受講生徒たちによる,振り返りやまとめが発表されました。その後,高木浩一教授より,アカデミックインターンシップの意義や学びの本質についてお話がなされた後,参加者全員に受講証が授与されました。

【生徒の感想】

・情報をネットや記事で見たり聞いたりすることだけではなく,体験をすることでより多くのことが分かってくるのだと感じた。AIを経験し、あらためて自分はこの進路に進みたいという確信が持てた。

・どれだけ高校の勉強が大学での講義に生かされているのかを知ることができた。特に私の興味がある分野では高校生物がマスターできていないと、ついていくことすら難しいと思う。テストのための勉強ではなく、自分の好きなことをするための勉強だと思って取り組んでいこうと思う。自分のやりたいことを学べるって、とっても楽しいなと思った!

・今回のAIに参加して、自分は頭の中で考えたり計算したりするよりも実際にものに触れたり動かしたりする方が好きだと思った。模擬講義がどれもとても楽しくて、好きなことを学んでいる大学の先輩達も、みんな楽しそうだった。

 

令和元年度 福島大学AI(アカデミックインターンシップ)

令和元年7月29日,福島大学アカデミックインターンシップが行われ,2学年の文系生徒17名(男子9名,女子8名)が参加しました。

 昨年度に引き続き,大学での学びを試行的に体験することを通して視野を広げ,主体的で深い学びにつなげ,進路意識を高めることを目的とし,実施されました。今年度も大学側の多大なるご協力のもと,様々な学問領域にわたる興味深いプログラムを組んでいただきました。

 

午前中は,人間発達文化学類の中村洋介先生の講義を受講しました。2013年に中村先生が実際に行ったソロモン諸島での現地調査のお話,2014年にフィリピンでの台風・高潮の甚大な被害を受けての現地調査の様子などを通じ,世界規模での防災に対する意識の必要性や多様な考え方を学びました。

 

昼食は,大学の学生食堂を利用させていただき,講義を終えた大学生に交じって,多様なメニューに悩みながら,思い思いに食事をとりました。

午後は,経済経営学類の佐藤寿博先生による,経済学の基本についてレクチャーをいただき,その後,「オークションの仕組み」や「合理的な選択」を,生徒たちに「自分だったらどうする?」という問いかけを通じて,実践的に学びました。

 

 さらに,行政政策学類の西﨑伸子先生による,「人間と野生動物の共生」をテーマに,様々な視点から生物との関わりについて,講義をいただきました。特に,「共生」という観点は地域ごと・時代ごとに考え方が異なり,「人間そのものを理解する」という,さまざまな学問分野で重視されている捉え方の大切さを実感しました。

その後,学内を見学させていただき,充実した一日を過ごすことができました。

 

【生徒の感想(一部抜粋)】

・今回の福島大学AIに参加し,模擬授業や施設見学という貴重な体験をさせていただきました。志望校を考えるというだけではなく,大学そのものの雰囲気を知ることができました。模擬授業では,高校の授業とは違い,一つのものをより深く学んでいるという印象を受けました。内容は,高校生の私でも理解できるようなもので,聞いていてとても楽しかったです。

・個人的にはオープンキャンパスだけでなく,AIに参加することでオープンキャンパスとは違った学びを得られると思いました。自分の目で直接見ることは大切だと思うので,今回参加して本当に良かったです。

・講義がスピーディーで図表や写真などの映像を駆使してイメージがしやすくわかりやすい上に,現代社会の問題として投げかけていくことで,より理解が深まった。また,敷地も広く,学食もおいしかった。

 

平成30年度 岩手大学アカデミックインターンシップ

 岩手大学理工学部において平成30年度岩手大学アカデミックインターンシップを実施しました。 

岩手大学理工学部アカデミックインターンシップは,進路指導の一環で,本校生徒を大学の研究室で受け入れていただき,生徒自らが主体的に大学での日々の学びや研究活動に触れる体験をする機会として平成27年度から実施しているものです。昨年度からは,岩手県内を中心とする,6つの高校と合同で実施しています。

 8月7日(火),8日(水)1泊2日の日程で2学年の理系希望の生徒11名が参加しました。大学での学びについての講義,研究活動の体験,先輩たちとの懇談を通して,大学における研究活動へ理解を深めることができました。

はじめに,理工学部の船崎健一学部長より,大学での学びとは何か,基調の講義を頂きました。そして,電気電子通信コースの高木浩一教授より「高電圧プラズマの農水食産業利用」というテーマでミニ講義を受講しました。

その後,自らが希望した生命コース,数理・物理コース,マテリアルコース,電気電子通信コース,機械科学コース,社会基盤・環境コースの6つに分かれ,それぞれの研究室に移動しました。

 生命コース・・・プラスアミドの少量調製,制限酵素による切断開始などを行いました。

 数理・物理コース・・・超伝導,素粒子,フランクヘルツの実験などを行いました。

 マテリアルコース・・・身近な金属や合金の化学組成や結晶構造について実験を行いました。

 電気電子通信コース・・・電気,エネルギーについて講義を受講した後,各種の発電でのエネルギー変換効率について実験を行いました。

 機械科学コース・・・ロボットの組み立てやプログラムの作成,筋電の応用について各種の実験を行いました。

 社会基盤・環境コース・・・「橋」の建設について講義を受講した後,グループに分かれて,話合いを行いながら実際に設計を行いました。

数理・物理コース

機械科学コース

 1日目の研修後は,高木浩一教授,三浦健司准教授から,本校単独で,太陽光パネルの起電力測定の実験を指導していただき,得られたデータの処理方法を通して数学の重要性を学びました。また,本校OBの総合科学大学院理工学専攻の山田さん,さらには久保さんから大学での生活や高校時代のお話をしていただくなど貴重な体験ができました。

本校OBからの講話

 2日目もそれぞれが選択したコースのプログラムを継続して行い,船崎健一学部長より2日間の講評と修了証書をいただきました。ご尽力下さいました皆様ありがとうございました。

※ 参加生徒の感想

・ もの作りにおいては,完成させ使ってもらうことで何をしたいのか,何ができるのか,それが社会に出て社会はよりよくなるのか,というように明確な目標を持ち,そこまでの筋道を具体的に考えることが大切なのだ,ということを学んだ。そしてこのことは,もの作りだけでなく,何事にも当てはまることなのだ,と感じた。これから勉強でも明確な目標を設定し,それにたどり着くまでも具体的に細かく考え,成績を上げ,今の最大の目標である大学進学を実現できるようにしたい。

・ 今回のアカデミックインターンシップで,視野を広げることの大切さを学んだ。今回を活かし,「本を読む」「気になったら調べる」を自分の中のルールとして生活していきたい。プログラムの内容は難しかったが,これから再度振り返りながら,学習や生活に活かしていきたい。今まで様々オープンキャンパスに参加したが,実験室などの施設を一番多く見学することができた。今回のアカデミックインターンシップでの体験を元に,今後の進路選択に活かしていきたい。

平成30年度 宮城大学アカデミック・インターンシップ

 平成30年8月8日(水)に,宮城大学アカデミック・インターンシップが宮城大学大和キャンパスで行われ,本校から2年生19名が参加しました。
 「アカデミック・インターンシップ」とは,高校生が大学での研究活動を具体的に体験するためのイベントで,この経験を通して,高校での学習意欲の向上や進学に対する明確なイメージ化が得られるような機会になることを目的に開催されるイベントです。本校が参加して3年目になります。
 8月8日(水),9日(木)と2日間実施の予定でしたが,残念ながら台風の影響で,8日(水)のみの実施となってしまいました。内容は,以下のとおりです。


2018年8月8日(水)日程

12:30       宮城大学各自集合

13:00~13:15 開会行事
            「アカデミック・インターンシップの意義」 川村  保 教授

13:15~15:00 講座①
            「高校時代からの科学的な健康・体力づくり」 河西 敏幸 教授

15:10~16:50 講座②
            「この橋,渡ら『ざる』べからず」 三浦 幸平 准教授

16:50~17:15 閉会行事(修了証授与)

17:15       終了 各自解散

(写真)開会行事の様子

講座①「高校時代からの科学的な健康・体力づくり」 河西 敏幸 教授

 幼少期から高校時代の誤ったダイエットやトレーニングは,将来的な健康生活に大きく長く影響することがあるそうです。食事コントロールや適度な運動をしているつもりなのに「体型が崩れていく」,「体力(運動能力)が上がらない」といった場合,その方法は科学的に正しくない,または今の自分に合っていないといえるようです。河西教授の講義では,さまざまな最新理論や実践例などから,その人にとって最適な健康・体力づくりのヒントをいただきました。非常にユーモアあふれる先生で,90分の講座があっという間でした。

(写真)講座①「高校時代からの科学的な健康・体力づくり」 河西 敏幸 教授

 

講座②「この橋,渡ら『ざる』べからず」 三浦 幸平 准教授

 18世紀のケーニヒスベルクという町に7本の橋があり,「この7つの橋を,全て一度ずつ渡って元の場所にもどれるか?」という問題を解決した,オイラーによるグラフ理論における定理を,本当に詳しく教えていただきました。
 この数学的な内容を借りて,「抽象的に考えることの利点,高校までに学ぶことが自分のアイディアを表現するためにいかに必要であるか,いかに大学の学びの基礎であるか」ということについてユーモアを交えてお話いただきました。難しい数学も,先生のお人柄と,「解答(正解)ではなく,答え(自分の考え)を書きなさい。間違ってもいいから」との言葉で,リラックスして講座を受けられました。

受講生徒の感想
 私は今回宮城大学AIに参加させていただきました。この活動に参加することを希望したのは,宮城大学事業構想学群で自分の将来の目標を実現させるために,自分のスキルを伸ばしていきたいと考えたからです。
 宮城大学の施設はとても充実しているように感じ,別の世界にいるような気分になりました。
 講義は保健体育と数学の2コマを受講させていただきました。1コマ目の保健体育は,高校までの運動中心の体育と違って,体のメカニズムを熟考したり,ほんの少しの身体の動かし方で自分たちの身体のどう動くのかを知ることができました。自分は運動部に所属しているので,トレーニングのメニューや食事による体重増量のための栄養摂取に,この講義で学んだことを生かしていこうと思いました。
 2コマ目の数学では,高校までの答えを出すためだけの数学ではなく,答えよりもその答えを深く追求したり,課程を大切にすることの大切さを学びました。高校の知識を使っていて,慣れている部分と,問題の与えられ方の形式の違いの部分や,経験している内容とそうでない内容を実際に学習できたことは,このAIで一番良い経験だったと思いました。
 今回のAIを通して,大学のホームページやパンフレット等だけを見ても感じられなかったことを自分の目で見て,聞いて,雰囲気さえも感じることができました。また,いろいろな話を伺ったり,宮城大学生を見て,今後の学校生活,受験勉強のモチベーションが高まりました。今回のAIを企画していただいた高校・大学の先生方,本当にありがとうございました。

福島大学アカデミックインターンシップ

 平成30年7月31日に,福島大学人文社会学群人間発達文化学類アカデミックインターンシップが行われ,2学年の生徒24名(男子10名,女子14名)が参加しました。

 大学での学びを試行的に体験することを通して視野を広げ,学習意欲や進路意識を高めることを目的とする本取り組みは,福島大とは今年度が初めての実施となります。

 

 午前中は,鍵和田賢先生の講義「教会建築から読み解くヨーロッパの歴史」を受講しました。宗教改革に伴い複数の宗派が成立した16世紀の西ヨーロッパキリスト教世界の様相を,絵画や版画などの非言語情報を示しながら『世界史B』の知識と関連づけて確認した上で,教会建築に刻まれた宗教改革前後の宗派の,対立と共存の歴史を御講義くださいました。生徒達は,細部に注目して問いを発見し,歴史の大きな物語を編む歴史学の面白さや,大学における研究の意義の一端を体感することができました。

 午後には,中村洋介先生の講義「太平洋島嶼国における災害対応力・復元力の日本への導入」を受講しました。2013年3月に中村先生が実際に行ったソロモン諸島での現地調査のお話,ネンドー島の住民の多くが津波から逃げられた原因の分析,今後の防災協力への提言等は,学校設定科目「くらしと安全A」「くらしと安全B」「情報と災害」を学ぶ生徒達にとって,「自然災害等の現状,原因及び減災等について理解」を深め,首都圏直下型地震や南海トラフ地震,利府-長町断層に起因する地震等,現在及び将来に直面する災害に,どのような意志決定や行動選択,備えをするべきかを考える機会となりました。

 その後,倫理学の小野原研究室,社会学の牧田研究室,自然災害科学の中村研究室の3研究室を訪問し,卒業論文の中間報告を主とする模擬ゼミに参加しました。生徒達は,卒業論文が形作られていく過程を目の当たりにし,高校卒業後の大学生活をイメージできたようです。

 この度,初めて,福島大学人文社会学群人間発達文化学類アカデミックインターンシップを実施するに当たり,御尽力下さいました三浦浩喜副学長,自然地理学研究室の中村洋介先生をはじめ,鍵和田先生,小野原先生,牧田先生,入試課の安斉様,そして学生の皆さん,大変お世話になりました。ありがとうございました。

【生徒の感想①(普通科)】

 福島大学の雰囲気を感じたいと思ってAIに参加しました。大学と高校はキャンパスの広さ,雰囲気,講義やゼミといった授業の内容や様子が全く違います。AIやオープンキャンパスに参加し,実際に大学へ行って,見て,体験することの重要性を実感することができました。

 参加させて頂いた3つの模擬ゼミ(倫理学,社会学,環境学)は,先生ではなく学生が主体となって行われていました。どのゼミでも自分の興味のあることをただ調べるのではなく,調べたことと社会をつなげて考えたり,比較したりしていました。また,学生同士で意見交換や質疑応答などをする姿が印象的でした。

 大学生が「模擬ゼミに参加して内容が難しいと思っても,実際は自分の好きなことを調べるから楽しい。」と言っていたので,私も,今後,自分の興味・関心のあることを意識しながら,ニュースを見たり,本を読んだりしたいと思いました。また,国内だけでなく海外のニュースも見て,比較できるようになりたいと思いました。

【生徒の感想②(災害科学科)】

[目標] ・福島大学(生)の雰囲気を確認する。

       ・防災を研究なさっている中村洋介先生に御挨拶をする。

 今回,私はこの2つのことを目標に掲げて参加し,いずれも達成することができた。想像していたよりもずっと自由で,学生の皆さんは皆優しく,接しやすかった。ゼミをする教室は,ゼミ毎に雰囲気が異なっていたが,いずれも学生の皆さんが主体となって活動していた。

 今回,このAIに参加して,福島大学をより身近なものとして感じることができた。「大学での学びは楽しそうだな。」と思った。この夏,課外の活動が多く,勉強の時間を確保するのが少し難しい毎日ではあるが,今日の経験をこれから先の進路,将来の職業に活かすためにも,日々の勉強を頑張りたいと思う。

 

岩手大学理工学部において平成29年度岩手大学防災減災アカデミックインターンシップを実施しました。

 平成29年8月7日~8日の1泊2日の日程で,岩手大学理工学部アカデミックインターシップが行われました。この行事は,大学での学びや研究活動を試行的に体験することで大学への視野を広げ,教育内容の理解を深めるとともに学習意欲や進路意識を高めることを目的として,本校と岩手大学理工学部が一昨年度より実施してきたものですが,今年度は,本校の生徒13名に加え,仙台向山高等学校,岩手県立一関第一高等学校,岩手県立福岡高等学校の生徒合わせて計60名の生徒が参加して行われました。生徒は「化学」「生命」「数理・物理」「マテリアル」「電気電子通信」「知能・メディア情報」「機械科学」「社会基盤・環境」の8つのコースに分かれ,それぞれ90分6コマのプログラムに取り組みました。

  

【出発式】佐々木校長の挨拶,生徒代表・原品駿さんによる決意表明

  

【開講式】船﨑健一理工学部長の挨拶,尾﨑拓准教授(生命コース)によるミニ講義

  

「生命コース」のプログラムの様子

  

「数理・物理コース」プログラムの様子

  

「電気電子通信コース」のプログラムの様子

  

「知能・メディア情報コース」のプログラムの様子

  

「機械科学コース」のプログラムの様子

  

「社会基盤・環境コース」のプログラムの様子

 

1日目の夜には,多賀城高校生徒ための特別プログラムが宿泊先の岩手県青少年会館研修室にて行われました。岩手大学理工学部教授・高木浩一先生,准教授・三浦健司先生の御指導のもと,「研究とは何か」を理解した上で,実験を実施し,その結果をまとめながら考察し説明するという実習を体験しました。本校の卒業生である学生2名も実習のサポートをしてくれました。

  

  

【多賀城高校独自プログラム】実習の様子

  

【多賀城高校独自プログラム】卒業生による講話,生徒代表・小澤樹さんによる感謝のことば

  

【閉講式】受講証授与,記念撮影

  

【解散式】学校帰着,佐藤教頭の挨拶,代表生徒・須田浩斗さんによる帰着報告

2日間で,90分のプログラム6コマと特別プログラムを経験した生徒は,一人一人が大学の学びを実感し,これからの進路選択に役立てる強い決意をもちました。

岩手大学理工学部において平成28年度岩手大学防災減災アカデミックインターンシップを実施しました。

 岩手大学防災減災アカデミックインターンシップは,進路指導の一環で,本校生徒を大学の研究室で受け入れていただき,生徒自らが主体的に大学での日々の学びや研究活動に触れる体験をする機会として昨年度から実施されているものです。
 7月27日(水),28日(木)1泊2日の日程で2学年の理系希望の生徒30名が参加しました。大学での学びについての講義,研究活動の体験,先輩たちとの懇談を通して,大学における研究活動へ理解を深めることができました。
 27日(水)(1日目)
 7:00 学校出発・・・校長先生の見送りを受け出発しました。
 10:00 開校式・・・理工学部の船崎健一学部長より,大学での学びとは何か,基調の講義をいただきました。その後,自らが希望した生命コース,数理・物理・マテリアルコース,知能・メディア情報コース,機械科学コースの4つに分かれ,それぞれの研究室に移動しました。

11:00~12:30 プログラム1
13:30~16:10 プログラム2
生命コース・・・荒木功人准教授,尾崎拓准教授
プラスアミドの少量調製,制限酵素による切断開始,アガロースゲルの作製を行いました。
数理・物理・マテリアルコース・・・宮島信也教授,石垣剛准教授
コンピュータと数学の講義を受講した後,太陽の周辺減光の測定を行いました。

知能・メディア情報コース・・・金天海准教授
ロボットについて講義を受けた後,ロボットシミュレーションを行いました。

機械科学コース・・・吉野泰弘准教授
トライボロジー実験を行いました。
16:30 宿泊場所の岩手県青少年会館に到着です。
19:00~20:30 プログラム3
 一日で学んだことをグループで話し合い,その結果をグループの代表が全体で発表し,結果を共有化しました。その後,高木浩一教授から太陽光パネルの起電力測定の実験を指導していただき,得られたデータの処理方法を通して数学の重要性を学びました。また,本校OBの理工学部3年生の山田崇寛さん,旦尾一樹さんから大学での生活や高校時代のお話をしていただくなど貴重な体験ができました。

28日(木)(2日目)
この日も各コースに分かれての研修です。
9:40~12:10 プログラム4
13:10~14:40 プログラム5
生命コース・・・荒木功人准教授,尾崎拓准教授
電気泳動と制限酵素地図の作製を行いました。

数理・物理・マテリアルコース・・・鎌田康寛教授,小林悟准教授
金属の組織と強さを調べる実験を行いました。

知能・メディア情報コース・・・金天海准教授
前日のロボットシミュレーションを行い,最後に2日間のまとめを行いました。

機械科学コース・・・小野寺英輝准教授
風車騒音の周波数解析の実習と空気流の可視化実験を行いました。

14:40~15:00 閉校式
高木浩一教授より2日間の講評と修了証書をいただきました。

17:30 学校帰着,解散。お疲れ様でした。

岩手大学においてアカデミックインターシップを実施しました!

今年度から進路指導の一環として本校生徒を大学の研究室に受け入れていただき, 大学での日々の学習や将来進む可能性のある学問分野に関連した研究活動等を試行的に体験する機会としてアカデミックインターンシップを実施することとなりました。

7月29日(水),30日(木)1泊2日の行程で,2学年希望生徒24名が参加し, 大学での学びについての講義,日常の講義や研究活動の体験,先輩との懇談を通して,大学への視野を広げ教育内容への理解を深めることができました。

7月29日(水)…第1日目
7:00
 学校出発…校長先生の見送りを受け学校を出発。強い日差しの中、北へ。 
10:00 学部別全体説明…工学部と人文社会学部それぞれに分かれて大学での勉強とはどのようなものか, また昨今では旧来の理系・文系,理学・工学のように単純に分類できない学問体系などの話をいただきました。

13:30~16:00 大学の講義や実験室に分かれての学習です。特に工学部では生命,数理・物理,マテリアル,電気電子通信,知能メディア情報,機械科学の各コースに分かれてのプログラムです。 
人文社会学部…松岡和生教授

社会調査実習に関しての講義の聴講です。社会調査を行うためには質問の吟味,回答データの数学的処理などを学びました。

工学部
生命コース…荒木功人准教授,若林篤光助教
DNA精製と制限酵素地図の作成を行いました。

数理・物理コース…水本将之准教授
粉末冶金法と呼ばれる材料プロセスを体験しました。

電気電子通信コース…長田洋教授

USB通信式データロガーを作製し,実際にデータ測定を試みてみました。

知能メディア情報コース…金天海准教授
知能を持つロボットの実際とデモンストレーション

機械科学コース…吉野康弘教授
トライポロジー実験(金属の摩擦測定)

17:00 宿泊場所である「国立岩手山青少年交流の家」に到着です。

19:30~21:00 夜の特別講義です。

今日の実習内容,学んだこと,どう役立てるかなどをグループ毎に話し合い,その結果を報告して結果を共有しました。 工学部高木浩一教授には,太陽光パネルによる起電力測定の実験をご指導していただき,得られたデータの処理の方法を通して数学の重要性を学びました。 本校OBで工学部電気電子情報工学科2年の山田崇寛さんと旦尾一樹さんから,大学生活の様子,高校生活でやるべきことについて貴重な話を聞くことができました。

  

7月30日(木)…第2日目

9:40~14:40 2日目も各コースに分かれての研修となりました。 
人文社会学部…松岡和生教授
大学1年生の基礎ゼミに参加させていただきました。生徒も話す機会をいただきました。 また,大学院生の演習とその発表についても聴講しました。

工学部
生命コース…荒木功人准教授,若林篤光助教
前日に引き続きDNA精製と制限酵素地図の作成を行いました。

数理・物理コース…中西良樹准教授、谷口春香助教
超伝導物質の物理的な性質について調べる実習をおこないました。

電気電子通信コース…小林宏一郞教授
OPアンプ心電図を作成し,自分の心臓の動きについて測定してみました。

知能メディア情報コース…明石卓也准教授
知能を持つロボットにプログラミンを施してみました。

機械科学コース…柳岡英樹教授,末永陽介助教
エンジンの仕組みや諸元測定,熱効率や排気量を計算して環境に負荷の少ないエンジンの仕組みについての講義を受けました。

14:40~15:00 閉講式
船崎健一工学部長から2日間を振り返っての講評と修了証書をいただきました。