教育活動

教育活動

社会と災害 特別授業「災害と自然環境」

11月16日(土)に国際航業株式会社より鈴木雅人さんをお招きして災害科学科1年生に特別
授業を実施しました。
環境省や国土交通省が提唱している「生態系を活用した防災・減災( Ecosystembased Disaster
Risk Reduction;Eco-DRR)」の考え方を基に、災害と自然環境との関わりについて、自然の力を
うまく使って災害による被害を軽減させる方法を教えていただきました。
 また、後半のワークショップでは広瀬川の河畔林問題をテーマに、木を伐採すべきか残すべきか
グループに分かれて話し合いました。 
 
〇1年7組 村上 隼都 
 今回の授業を受けて、環境に配慮しながら工事を行うことの大切さを学びました。広瀬川の中州についてグループで話し合ったときは、たくさん意見が出ました。木を伐採した場合も残した場合もそれぞれの利点があり、結論をどうするかとても迷いましたが、やはり環境を守ることが大切だということを一番に考え、伐採しないという結論を私たちのグループは出しました。

〇1年7組 久我 美咲
 防災や減災のためには人工物で乗り切るしかないとずっと思っていました。木材を使っても腐るし、すぐに崩れたり流されたりするし、盛り土をしても崩れてしまうかもしれない。しかし、今回の授業を受けて、木にもいいところはたくさんあって、伐採すべきではないという考えに変わりました。
グループごとに話し合った際には多様な考え方が出てきて、それを一つにまとめるのは苦労することだし、これが地域住民の方々や市全体で何かを決めるとなるとなかなか決まらないだろうなと思いました。

 

 

 

 

社会と災害 特別授業

6月7日(金)に大崎市立鹿島台中学校の深瀬規友先生をお呼びして『地形や地質の特性と災害』をテーマに特別授業を行いました。深瀬先生は東北地方~北海道南部地域の地質工学を基礎とした災害・土木・環境・地下資源・活断層等の多岐にわたるコンサルタント業務の経験から、地質の特性や岩盤に起因した災害の実例紹介や,「液状化」,「岩盤の泥濘化」,「地下水と安定勾配」などの演示や演習を見せていただきました。

〇1年7組 近藤 壮太 
 一番印象に残ったのは、実際に実験して自分の目で確かめた未固結堆積物についてです。どんなに頑張っても傾斜が40度以上にならないということが新しい発見で、とてもおもしろかったです。
 深瀬先生に教えていただいた「災害そのものに目を奪われすぎている」という言葉を忘れず、もしも災害が発生した場合は次に何をすべきなのか冷静に考えたいです。

〇1年7組 平井 美帆
 人間の生活圏の拡大によって社会基盤が災害を受けやすい状況を起こしていることを知り、災害は人が起こしているといっても過言ではないなと思いました。深瀬先生の授業を受けて災害で発生する現象を自分の目で確かめ、地形と地質に合わせた災害対策を積極的に考えていきたいです。

「『次世代の教育情報化推進事業』および『特色ある学校づくり』に関わる授業公開」について(追加)

予定通り実施いたします。
 10月30日(月)に「次世代の教育情報化推進事業」および「特色ある学校づくり」に関わる授業公開を行います。この授業公開は,大学,高等学校関係者が対象となります。また,参観には申し込みが必要となります。連絡をいただければ必要書類を送付いたしますので,代表アドレスまでご連絡ください。
    実施要項(PDF)

下記の表をクリックすると時間割のPDFが開きます。

 

国語総合特別授業 無事終了、ありがとうございました。

 多賀城高校で写真家の見た「震災と桜」についてのお話しをいただきます!
 災害科学科の国語の授業で,桜を題材とした詩歌の鑑賞と写真家の見た東日本大震災と桜についてのコラボ授業を行います。

 日本文学の世界に古来より数多く取り上げられている”桜”を題材とした詩歌を鑑賞するとともに,東日本大震災を乗り越えた”桜”を知ることにより,文学と震災の記憶を関連づけ,”桜”の花に込められた人々の様々な思いに寄りそう授業を写真家とともに展開します。

                           記
1 日  時  平成28年11月10日(木) 13:00~14:40
 
2 場  所  宮城県多賀城高等学校 大会議室
3 内  容 
  国語総合の時間において,タブレット端末で”桜”を題材とした詩歌について鑑賞・発表するとともに,全国の桜
 のある風景を撮影している写真家大沼英樹氏から東日本大震災後の桜の姿と,そこの寄せる人々の思いを話してい
 ただく。
4 講 師 等  写真家 大沼 英樹 氏
        山形県天童市出身,仙台市在住。写真家・宍戸清孝氏に師事。
        毎年全国の桜のある風景を撮影しながら,古典を多数開催。2005年宮城県芸術選奨新人賞受賞。
       写真集に『御伽草子』『それでもさいていた千年桜』『忘れえぬまた再びの千年桜』『虹の贈りも
       の』など。中学校教科書『新編新しい国語3』(東京書籍)に写真掲載。
5 参 加 者  多賀城高等学校災害科学科1年生 38名,見学希望中学校,高等学校教諭等
6 問合わせ   宮城県多賀城高等学校 022-366-1225 (担当 佐々木)

特別授業などの今後の予定 (興味のある行事あればお知らせください)

11月 6日(日)

11月12日(土)

 

11月19日(土)

 

11月23日(水)

 

11月26日(土)

12月 1日(木)

 

サイエンス・アゴラ 口頭発表(科学未来館)

みやぎサイエンスフェスタ ポスター発表(仙台三高)

海洋教育フォーラム 口頭発表(東北工業大学)

オリンピックデー・フェスタin多賀城(多賀城市体育館)

オリンピアンとの交流,まちあるき

世界津波の日「高校生サミット」宮城スタディーツアー(多賀城高校)

中国の高校生37名との交流

世界津波の日「高校生サミット」(高知県黒潮町)

「くらしと安全A」特別授業(多賀城高校)

一般社団法人WATALISによる古着物リサイクル実習

「社会と災害」特別授業について 無事終了、ありがとうございました。

 本校では災害科学科の授業の一環として下記のとおり公開授業を実施いたします。航空写真の活用方法を知り,地域の地理情報と結びつける方法を専門技術者から学びます。

                           記

1.目 的  災害科学科の学校設定科目「社会と災害」において,航空写真の利活用について特別授業を通し学ぶ。
2.対 象  多賀城高等学校教員,宮城県内高校教員,中学校教員 等
3.期 日  平成28年7月16日(土)
4.場 所  宮城県多賀城高等学校
       〒985-0831 宮城県多賀城市笠神二丁目17-1  電話 022(366)1225
5.時 程

       
        ※特別に受付は設けませんので,職員玄関で記名後に教室にお入りください。

6.内 容  航空写真の基礎知識のほか,航空写真の活用方法を知り,多賀城高校周辺の航空写真を用いグループ
      ごとに地域マップを作成することで,自分たちが生活する地域の理解を深める。
7.講 師  国際航業株式会社 技術本部 東北技術部 国土保全グループ 環境チーム 鈴木 雅人 氏
8.講師紹介 山形大学農学部卒業後,和光技研株式会社(北海道札幌市)にて建設コンサルタント業務に就く。
       その後,東日本大震災を機に国際航業株式会社に勤務し,防災・環境保全に取り組んでいる。

※ 参加希望の方は7月13日(水)まで,担当あてにご連絡願います。

   

長島復興副大臣による宮城県多賀城高等学校災害科学科特別授業と情報交換会について 無事終了、ありがとうございました。

 下記のとおり,長島復興副大臣が多賀城高等学校を訪問し,本年4月に新設された災害科学科において,復興副大臣及び新潟中越地震で全村避難した山古志村村長(当時)の経験を伝承する特別授業を行います。さらに授業後は,防災・減災分野の第一線でご活躍されている産学官の実務家の皆様とともに,宮城県多賀城高等学校の生徒会及び有志生徒との情報交換会を実施し,実務家の皆様からの活動の助言・応援を賜る予定です。


                           記

1 目 的
  東日本大震災と中越地震をとおした自然災害について,山古志村村長時の経験,現在の復興副大臣の立場から,
 防災減災の視点の講義をいただく。特に,地方・地域の視点から,復興ををどのように進めていくのかを考える力
 をつけさせる。

2 日 時  平成28年7月13日(水) 14:20~16:25

3 場 所  宮城県多賀城高等学校 
       〒985-0831 宮城県多賀城市笠神二丁目17-1  電話 022(366)1225

4 日 程


 ※特別に受付は設けませんので,職員玄関で記名後に教室にお入りください。

5 内 容

 「特別授業」
  東日本大震災と中越地震を比較しながら,災害への備え,減災への努力,復興の道のり,今後の防災・減災のあ
 り方などについて講義をいただき,講師への質疑を行いながら自分たちの考えを深める。

 「情報交換会」
  多賀城高校が取り組んでいる防災・減災教育を説明するとともに,復興に取り組んでいる各分野有識者との意見
 交換を行う。

6 講 師
  復興副大臣 長島 忠美 (ながしま ただよし)氏
  新潟県古志郡山古志村(現:新潟県長岡市)教育委員,村長を歴任。平成14年の新潟県中越地震時に村長。中越地
 震は日本でも最大級の逆断層直下型地震。村民2,200名全員が長岡市に避難する陣頭指揮にあたった。平成17年
 衆議院に初当選。平成26年9月より現職。

7 有識者
  株式会社ファミリア代表取締役 島田 昌幸 氏
  一般社団法人みやぎ連携復興センターチーフコーディネータ 石塚 直樹 氏
  東北大学災害科学科国際研究所 所長 今村 文彦 氏
  多賀城市震災復興推進局長 鈴木学 氏
  宮城県教育庁教育監 鈴木 洋 氏

※ 参加希望の方は7月8日(金)まで,担当あてにご連絡願います。

   

「図上訓練」と「社会支援ワークショップ」を行います 無事終了、ありがとうございました。

多賀城高校3年生が,災害時の自助共助や社会貢献について考えます。1年生では「くらしと安全A」,「自然科学と災害A」の授業を公開します。

 多賀城高等学校はパイロットスクールとして全学で防災・減災教育に取り組んでいます。3年生では外部からの講師を招き,防災図上訓練と復興支援事業に携わる会社の活動理解とその支援のあり方について学習します。同時に1年生では防災科目「くらしと安全A」と「自然科学と災害A」の授業を公開します。

                          記

1 日  時  平成28年5月30日(月) 13:20~15:10
2 場  所  宮城県多賀城高等学校
3 内  容  
 (1) 防災図上訓練(3年6,7組)       洪水や土砂による大規模災害を想定した講義と,図上訓練
 (2) 社会支援ワークショップ(3年1~5組) (株)アソボットの事業内容と復興支援の方法について
 (3) 「くらしと安全A」(1年6組普通科)   災害時の「水と火の確保」について
 (4) 「災害と情報」(1年7組災害科学科)   災害時のメディアの役割
    「自然科学と災害A」(1年7組災害科学科)火山と災害について
4 講 師 等
 (1) (株)八千代エンジニアリング 寺脇 学 氏
   総合建設コンサルタント事業のノウハウを活かした災害への対応や防災活動を全国各地で実施。
 (2) (株)アソボット 本谷 忠大 氏
   社会課題を解決するNPOへのサポートプロジェクトを題材として,日本における共助の考え方と新しい方法
  について提案している。
5 参加者     多賀城高等学校3年生全クラス及び1年生2クラス
6 問合わせ  宮城県多賀城高等学校 022-366-1225 (担当 佐々木)

※5月30日は宮城県議会文教警察委員会の議員の皆さんも来校予定となっています。

防災・減災をテーマとした「課題研究基礎」に関する講演を行います! 無事終了、ありがとうございました。

多賀城高校1年生が取り組む「課題研究基礎」の進め方や,資料収集の一助となるデジタルアーカイブの使い方についての講演を行います。

 多賀城高等学校では「総合的な学習」において,防災・減災をテーマとした課題研究に取り組みます。課題研究の進め方について東北大学講師久利美和氏を,震災アーカイブの利活用について宮城県図書館職員を講師として招き,今後取り組む「課題研究基礎」の基礎知識を学びます。

                             記

1 日  時
 (1) 課題研究の進め方         平成28年5月26日(木) 15:20~16:10
 (2) デジタルアーカイブ利活用の実際  平成28年5月31日(火) 15:20~16:10

2 場  所  宮城県多賀城高等学校

3 内  容
 (1) 課題研究の進め方
   課題研究を進めるにあたって,テーマ設定や実験・調査の方法,文献検索の方法などについての留意点についてを学ぶ。
 (2) デジタルアーカイブ利活用の実際
   デジタルアーカイブを活用することで,震災を後世に伝える,各地に伝える方法としての有効性について理解し,学習
  活動につなげる。また,探究活動や課題研究の基礎データとしての有用性や留意点を学ぶ。

4 講 師 等
 (1) 東北大学災害科学国際研究所講師 久利 美和 氏
   自然災害科学,固体地球惑星物理学が専門。震災後は地球深部探査船「ちきゅう」に乗船し地震調査掘削を行う。地学
  分野,災害分野を中心とした研究をわかりやすく高校生や一般の方に紹介する活動も多い。
 (2) 東日本大震災アーカイブ宮城
   宮城県図書館が県内の東日本大震災に関する資料をデジタル化したアーカイブ。自治体毎に整理されており、著作権フ
  リーであることが特徴。

5 参 加 者  多賀城高等学校1年生全クラス

6 問合わせ  宮城県多賀城高等学校 022-366-1225 (担当 佐々木)

「社会と災害」の特別授業を行います! 無事終了、ありがとうございました。

多賀城高校災害科学科1年生が,外部講師の授業を初めて受講します。

 多賀城高等学校災害科学科では,防災・減災に関する専門教科を開設し新たな教材や学習手法の開発を行っています。今回は長らく地質工学関連会社に勤務経験のある鹿島台中学校深瀬教諭から東北地方の地形や地質の特徴を捉え,自然環境や災害との関連性について学ぶ。

                           記

1 日  時 平成28年5月25日(水) 13:20~15:10

2 場  所 宮城県多賀城高等学校

3 内  容 
  東北地方などの気象条件や地理的条件を踏まえ,地質の特性や岩盤に起因した災害の実例紹介や,「液状
 化」,「岩盤の泥濘化」,「地下水と安定勾配」などの演示や演習を行う。

4 講  師 大崎市立鹿島台中学校 教諭 深瀬 規友 氏
       山形県山形市生まれ。日本大学文理学部応用地学科卒業。鉱物鉱床学を専門とし,昭和57年から東京
      大学学術総合資料館(博物館)非常勤職員として岩石・鉱物の同定等の業務に就く。昭和61年応用地質
      株式会社入社。東北地方~北海道南部地域の地質工学を基礎とした災害・土木・環境・地下資源・活断
      層等の多岐にわたるコンサルタント業務に就く。平成17年から宮城県公立学校等の常勤講師として,
      地学・物理教科を担当。現在,大崎市立鹿島台中学校理科教諭として勤務。

5 参 加 者 多賀城高等学校災害科学科1年生 38名

6 問合わせ 宮城県多賀城高等学校 022-366-1225 (担当 佐々木)