部活動

語学研究

「シカゴのレーンテック高校と交流」しました。

6月25日、多賀城市シカゴTOMODACHI交流プログラムで来校したレーンテック高校の生徒6名に英語で「まちあるき」を行い、多賀城市の被災の様子や、都市型津波の説明などを行いました。また、多賀城高校生は3.11のときのそれぞれの様子を話したり、レーンテックの生徒は大雪の話をしたりしながらお互いに起こった自然災害について伝え合いました。

6月28日にはお別れ会に参加し、レーンテックの生徒のプレゼンテーションを聞いたり、今後の交流について話したりしました。

【生徒の感想】

6月25日に語学研究部は,アメリカのレーンテック高校の生徒と多賀城市内数カ所をめぐる「まちあるき」を行いました。イオン多賀城店の屋上や国道45号線の歩道橋など、震災当時の市内被災状況の分かる場所から表や動画を用いて、英語での説明をしました。レーンテックの生徒に熱心に話を聞いてもらったので、私たちの日々の活動の成果を発揮することができたと思います。震災を伝承するとても良い機会になったので、この夏の「続・キズナプロジェクト」にも繋げたいと思います。

「たがさぽのクリスマス雑貨市参加」

 12月10日、多賀城市市民活動サポートセンターにて行われた『たがさぽのクリスマス雑貨市』に参加しました。多賀城市国際交流協会の方とフェアトレード商品の販売を中心に、フェアトレードについての説明、語学研究部の活動などを書いたポスターも展示し活動の紹介を行いました。この収益金は多賀城市国際交流協会を通じてフィリピンの学校建設支援へ寄付します。

  

「多賀城市内まちあるき」in English

 7月19日、JICA主催フィリピン青年研修で災害リスクエリアを訪問していたフィリピンの方々に、多賀城市内の被災について案内する「まちあるき」を英語で行いました。多賀城イオンの屋上から「都市型津波」について、また本校生徒の設置した「波高標識」や語り継がれている「末の松山」、昨年の「砂押川の遡上」について説明しました。

  

  

 その後、学校に戻り語学研究部からは「七ヶ浜の復興」の様子を話し、フィリピンの方からは「フィリピンの文化」について説明していただきました。移動のバスの中や歩きながらも英語を使いながら話をしたり、お土産のお菓子をいただいたりしてフィリピンを身近に感じられる機会にもなりました。

続・キズナプロジェクト 2017

 東日本大震災の翌年に、キズナプロジェクトとして10名がアメリカ訪問の機会をいただいただいたことをきっかけに、翌年から語学研究部は『続・キズナプロジェクト』として外国の方に多賀城を知ってもらう活動をしています。毎年数ヶ月前から部員が企画・準備を行います。今年度は多賀城市国際交流協会の協力も得て、インドネシア、フィリピン、タイの方々と交流をすることができました。

  1. 料理交流 (フィリピン伝統料理アドボ、おにぎり、あんみつ)
  2. ワークショップⅠ 「災害時の避難について」
  3. ワークショップⅡ 「減災アクションカードゲーム」
  4. まちあるき
    新田中集会所→砂押川→波高標識→末の松山→多賀城駅

  

  

 参加者からは、「初めておにぎりを作り、日本の食文化に触れて楽しかった。」「災害の備えを考えさせられた。」「情報を共有して、次世代に伝えたい。」「同じような災害被害を受けるアジアでも共有しよう。」「Bad experience is a good teacher. 2011年のことから、しっかり学び合おう。」という感想や考えを聞くことができました。
 また、生徒は「数ヶ月前から、企画・運営して準備も英語の原稿やパワーポイントの作成など大変だったが楽しんでもらい、感謝してもらいとても達成感を感じました。」という感想をもちました。

多賀城市国際交流協会さんとワークショップしました

 9月11日(日),多賀城市体育館にて,多賀城市国際交流協会さんが主催する「青年交流」という集まりに参加してきました。昨年度に引き続きの参加でしたが,今年度は,この夏に実施されたドイツスポーツ少年団との交流事業の報告と語学研究部が文化祭で発表したドイツについての研究の発表,そして,語学研究部が昨年度から取り組んでいるフェアトレードについての研究成果の発表という内容でした。あいにく2年生は参加できませんでしたが,語学研究部1年生の3名が,文化祭に向けてドイツについて調べたことと,文化祭で販売したフェアトレード商品について,堂々と発表していました。参加していた交流協会の方から出た質問に対しても立派に答えていました。
 後半は,「フェアプレイ」についてワークショップが行われました。これは,ドイツ団が来たときに,多賀城高校生とドイツの高校生が話し合った話題でもありました。スポーツにおけるフェアプレイだけでなく,今回は日本で暮らす外国人を日本人が受け入れるべき場面で,「フェア」であるということはどういうことかについて話し合いました。生徒は,一方的な基準で他の文化の善し悪しを決めるのは危険であり,他者の立場に立ってコミュニケーションを取りながら物事を進めることの大切さを学びました。また,大人が同じ話題に対して,どのような考えをするのかを知って,新鮮な驚きを感じたようでした。
 学習したことを地域社会に向けて発表する場面が,生徒を輝かせてくれるのを目の当たりにしました。また,生徒にとっても,地域社会の大人と接する良い機会になりました。