平成27年度

2015年6月の記事一覧

ICT活用授業力向上についての研修を行いました。

6月17日(水)宮城教育大学 地(知)の拠点整備事業「宮城協働モデルによる次世代型教育の開発・普及」(宮城教育大COC)の支援をいただき,本校にはi-Padが40台整備されました。

本校ではICT環境の整備,教員のICT活用指導力向上など学校内での人的・物的リソースの充実をはかり, 社会・大学・研究機関と連携しながら21世紀型教育について研究を進めています。 すでに一部の教科ではi-Padを用いた授業を実施していますが,多くの教科や場面での活用を行うために校内研修会を行いました. 基本操作からプレゼンテーションの行い方,アプリケーションソフトを用いた授業展開例などについて、実際の操作を行いながら実習を行いました。 宮城教育大学の授業コーディネーターの小針善誠氏からアドバイスを受けながら教員はそれぞれ自分の教科での活用方法,HRでの活用方法などについて意見を交換しました。

今後,特別教室に留まらず普通教室や校外での活用も視野に入れながらICT教育の拡充を行っていきます。 7月14日には宇宙研究開発機構(JAXA)の開発員指導による授業実習や, 7月19日には海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究員指導による,浦戸諸島における巡見などで,さっそく機器を活用した授業を行います。

海上保安庁にお勤めの本校OBが訪ねてきてくれました

6月11日(木)海上保安庁第二管区 宮城海上保安部巡視船「くりこま」に乗船中の本校卒業生,田仲祥吾海上保安官航海士補が,坂井光輝さんと本校を訪れてくれました。 「くりこま」は特に特殊海難等に対応するために救難体制強化を指定された巡視船で救難のための特殊な技能・知識を有する潜水士(一部救急救命士資格保有)が乗船しています。 「海猿」として有名になった職種にあたります。
 田仲さんはその潜水士の一員ですが,本校の第31回生であり,在学中はソフトテニス部に所属していたそうです。 現在は海上保安学校を卒業後,とても厳しい訓練を経て,潜水士として活躍しています。
 坂井さんと田仲さんからは海上保安庁の仕事の内容や実際の様子を話していただきました。 海上保安庁の仕事は,陸上の警察と消防両方の役割を合わせたものになるそうです。 これに加え,航行の安全のための科学的な調査など,その範囲が多岐にわたることを知りました。
 志の高い生徒が田仲さんのように日本の安全に関わる仕事に就くことも今後は増えることと思います。