2021年度岩手大学理工学部のアカデミックインターンシップに参加しました

 岩手大学理工学部のアカデミックインターンシップとは,実際に大学の研究室における研究活動を体験し,大学における主体的学習の一端を体験すると共に,理工系の大学における専門分野がどのようなものであるかを理解する活動です。

 本校では平成27年度から参加しており,昨年度は新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い開催が中止となりましたが,今年度は健康管理と感染予防に十分努めながら,二年生と三年生の計11名が参加してきました。

 今年度は,事前に開講式と事前学習用の動画をYouTubeで視聴してから参加するなど,新型コロナウイルスの影響と思われる変更点が幾つかありましたが,参加当日(8月4日(水))は物理系,生命系,数学系,環境基盤・環境系の4つに分かれて,それぞれの会場(研究室・実習室など)に移動し,研究活動を終日体験することができました。

 

※生徒の感想

・今回の参加は,私にとって有意義なものでした。実際の講義を通して大学の雰囲気を掴むことができ,自分の進学したい分野についても知ることができ,進路選択の参考になりました。是非,後輩たちにもこのような貴重な体験をして欲しいと感じました。

・実際に研究活動に参加してみて,改めて高校で数学と物理を学ぶ重要性を痛感しました。高校での基礎的な数学や物理の学力は一過性のものではなく,その延長線上に大学での専門的かつ発展的な学びがあり,抽象的な概念を成す根幹であると感じました。今後は大学入試に合格するための学びではなく,将来の地球環境を変えるための技術開発をめざす自分自身の将来のために学んでいきたいと思いました。

・今以上に高校での勉強を頑張るべきであることを痛感しました。なぜならば,今回参加してみて自分の知識の少なさと,積極的に自分から学ぶ大切さに気づいたからです。これからは特に予習に力を入れていこうと思います。また,大学進学に対する気持ちもより強くなりました。この経験は,自分にとっての大きな財産となりました。また機会があるならば,多くの生徒に経験して欲しいと思います。