平成28年度

生徒会 平成28年度

平成28年度前期生徒総会

 5月13日(金)に,前期生徒総会が行われました。今回は「スマホ・タブレットの利用法」と「土曜授業について」話し合いをもちました。「スマホ・タブレットの利用法」については,各クラスから事前に出してもらった意見を執行部が6つに絞り,全校生徒で共通して心掛けるルールを話し合いました。「歩きスマホ・タブレットをしない」「悪意のある撮影をしない」「掃除中は使用しない」という3つのルールを決めました。また,「土曜授業について」では,生徒の立場から土曜授業におけるメリット・デメリットを出し合い,まとまった意見を校長先生に提出することになっています。生徒総会では,自分のこととして真剣に参加する様子が見られ,多高生の素晴らしさを再認識することができました。

 【本校生徒の感想】
○大槻 有矢(3年,評議委員長)
 今年の前期生徒総会は,2つの議題のどちらにも活発な意見がたくさん出ました。特に,3年生は「自分たちには関係ないから意見を出さない」という態度ではありませんでした。これからの後輩たちのためにより良い多高を作り上げていこうという思いからか,様々な意見を出してくれました。さらに,各クラスの評議委員がクラスの賛否の集計や報告をテキパキとやってくれたので,とてもスムーズに議事を進めることができたと思います。

前期生徒総会の様子

平成28年度県総体壮行式

 5月17日(火)に,県総体壮行式が行われました。県総体に出場するラグビー部,サッカー部,男女ソフトテニス部,陸上競技部,ソフトボール部,山岳部,男女バレーボール,剣道部,男バスケットボール部,男女テニス部,水泳部,柔道部,男女バドミントン部,弓道部が壮行されました。
 ステージ上で円陣を組む部がある等,気合いの入った決意表明が行われました。壮行された部の中から東北大会やインターハイに出場してくれることを心から願っています。

 【本校生徒の感想】
○太田 園子(3年,女子バドミントン部)
 県総体壮行式では,各部の強い意志が感じられました。また,野球部をはじめ多賀城高校の皆さんに力強い声援をいただき,その思いを胸に東北大会,全国大会を目指し精一杯戦ってきたいと思います。選手一同,最後まで諦めることなく,悔いのないプレーをしてきます。

県総体壮行式の様子

平成28年度対面式(生徒会入会式)・部活動紹介

 4月11日(月)に,対面式(生徒会入会式)・部活動紹介が行われました。昨年度末から生徒会執行部で企画をし,各部の協力を得ながら準備を進めてきました。
 初めて新入生と2・3年生が顔を合わせるということで,新入生には緊張した様子が見られましたが,式が進むにつれ笑顔も見られるようになりました。部活動紹介では,部ごとに個性豊かなステージ発表やVTR発表が行われ,全校生徒で楽しいひとときを過ごすことができました。

 【本校生徒の感想】
○杉浦 陸空(1年)
 当日,私たち新入生は多高生として2日目ということもあり,まだ新入生同士でも緊張感があり表情も固いままでした。2・3年生の先輩方はとても温かく迎えてくださり,私たちの緊張も少しずつ解きほぐれていきました。この式を通して,私は改めて多高生としての自覚と責任を感じることができました。部活動紹介では,どの部活も「これぞ高校生」と思わせる楽しさがありました。また,歓迎されていることが伝わり,より一層高校生活を送ることに期待が膨らみました。

対面式の様子

平成28年度地区総体壮行式

 4月21日(木)に,地区総体壮行式が行われました。地区総体に出場するサッカー部,男女ソフトテニス部,野球部,陸上競技部,ソフトボール部,男女卓球部,男女バスケットボール部,柔道部,男女バドミントン部,弓道部が壮行されました。
 決意発表では,どの部も前を向いて堂々と発表し,熱い思いがひしひしと伝わってきました。すべての部が県大会出場の切符を手に入れることを心から願っています。

 【本校生徒の感想】
○森岡 茉結(3年,陸上競技部部長)
 生徒会執行部をはじめ壮行式の準備をしてくださった方々にとても感謝しています。ありがとうございました。各部活の堂々とした決意表明で,お互いに気持ちを高めることができ,さらに気合いが入ったと思います。一番嬉しかったことは,ラグビー部と吹奏楽部,そして生徒による応援です。みなさんの心のこもった応援を励みに,よい報告ができるよう選手一同頑張ってきます。

地区壮行式の様子

鉄道乗車マナーアップキャンペーン

 平成28年5月9日(月)に下馬駅で行われた「鉄道乗車マナーアップキャンペーン」に、生徒会執行部の生徒と放送部の生徒が参加しました。

 参加した生徒は駅改札付近で、鉄道乗車マナー向上を呼びかけるチラシを差し込んだティッシュを配布しました。

 また放送部の生徒は、駅の構内放送を使い、スマホ利用やゴミの投げ捨てに関するマナーについて呼びかけを行いました。

 目指せ鉄道乗車マナー日本一!

募金活動!

 熊本県熊本地方で発生した「熊本地震」の被災地支援のため、生徒会執行部の生徒と、ボランティア同好会のメンバーが募金活動を行いました。

 場所は多賀城駅、下馬駅を中心に行いました。

 「被災地支援のための募金にご協力お願いします!」という熱心な呼びかけに、多くの通行人の方々が募金に協力してくださいました。
 被災地の一日も早い復旧を願うとともに、ご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。また本校の防災活動、ボランティア活動に対し、皆様のご理解の程よろしくお願い申し上げます。

ふたば未来高校との生徒間交流

3月29日(火)に「福島県立ふたば未来学園高等学校」に向かいました。

  

 目的は生徒会交流です。常磐自動車を南下していくと、放射線量を示す看板が設置されています。4.4マイクロシーベルトを超える数字も確認できました。

  

 まず学校の概要について説明して頂きました。「変革者たれ」という建学の精神のもと、「自立」「協働」「創造」を校訓とする開校1年目の新しい学校です。生徒は主体性を強く持ち活動している様子です。

 次に生徒の活動を紹介して頂きました。

 原発事故が地域社会に与えた影響を「演劇」で表現する活動が授業に取り込まれています。題材は生徒が実際に聞取りを行い、関心の深い内容を取り上げています。

 また海外交流では、福島県で原発事故があったことすら知られていなかったことも発表されました。

  

 「社会企業部」の活動発表では、「学校及び地域の活性化」というテーマをもとに、「高校生にしかできない活動」の実践について説明がありました。

 その後、多賀城高校の防災活動についての発表を行い、

グループディスカッションへと移ります。

  

 「宮城→津波 福島→原発」という視点から、震災の風化を防ぐ方法、また風評被害をどのように無くしていくべきか?などについて話し合いが持たれました。

  

 昼食もご一緒させていただきました。なんだか皆さん、とてもうれしそう。

 午後はJビレッジの見学に行きました。TEPCOの河守さんに対応して頂きました。

  

 震災直後、福島第一原発の処理にあたった作業員の除染、車両の除染、物資の保管などを行ったこと、現在は1日に3500人を送り出す人員輸送の拠点になっていることなど丁寧に説明して頂きました。

  

 また廃炉に向けての方法、現状についても教えていただきました。

 短い時間でしたが、ふたば未来高校の独創的で自主性に満ち溢れた活動、そして福島第一原発の現状について知ることができました。