平成28年度

生徒会 平成28年度

神戸大学附属中等教育学校との交流会報告

 3月23日(木),本校において,神戸大学附属中等教育学校(以下神戸大附属)のDR3の皆さんとの交流会を行いました。教員2名,生徒7名が訪れ,減災アクションカードの開発,復興住宅に関する課題研究について,意見交換を行いました。

意見交換に先立って,神戸大附属の生徒さんから本校の取り組み「まち歩き」を参考にして神戸で行ったフィールドワークについて発表がありました。

次に,減災アクションカードについて,意見交換を行いました。本校では,減災アクションカードを行った経験がないため,神戸大附属の生徒さんから実施の目的や実施方法についてアドバイスを受ける形で行われました。

復興住宅についての課題研究については,本校1年5組鈴木悠平くんのグループが行った復興住宅に関する課題研究のポスター発表を行い,そのあと,東日本大震災における復興住宅の現状を本校生とが伝え,神戸大附属の生徒から神戸の現状を聞くことで,今後の復興住宅のあり方や問題点について話し合いました。

  

今回の交流では,これまで以上に活発に意見が交換されました。阪神淡路大震災の教訓を東日本大震災の復興に活かしていくために,継続して両校で意見交換を行い,課題研究などに活かしていきたいと思います。

熊本県立東稜高等学校の皆さんが来校しました!

 熊本地震後の7月に訪れた熊本県立東稜高等学校から,德永憲治校長先生,田畑清霧先生,そして松井生徒会長が来校してくださいました。
 熊本地震直後の学校や近隣の様子,そしてこれまでの復興の様子について,丁寧に報告をしてくださいました。震災直後には体育館だけではなく,校庭には車で避難してきた方々が溢れていたそうです。そのような中,生徒会がボランティア活動を行い,避難してきた方々のお手伝いをしたことなどをお聞きしました。また,地震の影響で学校施設の一部が使用できなくなったことや,様々な行事への影響などについて話を聞きました。
 今回は熊本を訪れたメンバーと本当に短い時間の再会でしたが,今後も継続して生徒会同士が交流できることを楽しみにしています。

  

生徒会「第2回ファシリテーター養成講習」報告

 2月4日(土)に東北学院大学の和田教授と東北学院大学の学生7名に来校していただき,生徒会執行部15名を対象に第2回ファシリテーター養成講習を行いました。
 今回の講習は,3月のメモリアル行事で行うワークショップの模擬演習という位置付けで,生徒がファシリテーターを務めて行いました。生徒たちが事前に用意した進行要領でワークショップを行ってみると,ゴールの明確化や使命を与えることなど多くの課題が見つかり,和田先生や大学生から多くのご助言やご指摘を頂きました。
 2回の講習を通して,ファシリテーターが果たすべき役割やワークショップに必要なことを学ぶことができました。3月のメモリアル行事に向けてさらに議論や演習を重ねていきたいと思います。

  

神戸大学附属中等教育学校SGH公開研究会に参加してきました

 神戸大学附属中等教育学校と多賀城高校は,交流活動を継続しています。2月3日には神戸大学附属中等教育学校でSGH公開研究会が開催され,その中で本校との学校間交流について,本校生徒4名が合同で発表してきました。
 訪問する4日前にはスカイプを利用して発表内容の打ち合わせを行い,当日発表前では役割分担や発表会場の下見,役割分担の最終確認を行いました。


【最終打ち合わせの様子】

 発表は体育館で実施され,両校の特色ある取組の紹介した後,これまでの両校の交流活動などを中心に,交流を通して得たものや,感想,課題点などをパネルディスカッション形式で発表しました。

  
【発表の様子】

 発表後は両校生徒で交流会を行いました。防災ゲームなどをした後話し合いを行い,各校の活動に関わった経験から感じた自分たちの思いや,将来の学校間の交流の在り方などについて意見交換をしました。


【記念写真】

 翌4日には,長田区にある特定非営利活動法人「まち・コミュニケーション」を訪れて阪神淡路大震災当時の長田区の状況とその後の復興について研修しました。その後「人と防災未来センター」も見学してきました。


【「まち・コミュニケーション」において】

生徒会「神戸研修」報告

 1月7日(土),8日(日)の2日間,生徒会執行部1年2組清野寧音(高崎中),1年7組大場有紗(西山中)の2名が,神戸で防災活動に関する研修を行ってきました。7日(土)は,長田区のNPO法人「まち・コミュニケーション」を訪れ,阪神淡路大震災の被災状況や復興の様子をスライドとまち歩きを通して学習してきました。8日(日)は,人と防災未来センターを見学し,ぼうさい甲子園の表彰式・発表会に参加してきました。
ぼうさい甲子園は,今年受賞を逃しましたが,受賞した学校による発表を聞いて,本校でのこれからの防災活動に参考になることがとても多くありました。

【長田区まち歩きの様子】

インターアクトクラブ「年忘れ家族会」報告

2年4組宮田優香(高崎中)
 12月22日(木),ホテルキャッスルプラザ多賀城において,多賀城ロータリークラブ年忘れ家族会が行われ,生徒会から5名が参加してきました。当日は,美味しい料理をごちそうになりながら,会場の準備やゲームの運営などの手伝いを行い,全員参加型のビンゴゲームでは会場全員が盛り上がってくれました。たくさんの方々と交流ができ,とても楽しい時間を過ごすことができました。また,機会があれば参加したいと思います。

平成28年度みやぎ高校生フォーラム  -私たちの志と地域貢献-

 1月28日(土)に「平成28年度みやぎ高校生フォーラム」が宮城県庁講堂を会場に行われました。
 本校からは生徒会執行部の小畑さんと清野さんが参加し,「私たちの志と地域貢献」というテーマでポスターセッションを行いました。本校が取り組んでいる防災活動を通した地域貢献について発表しました。

【参加した生徒の感想】
1-2 小畑 友哉
 今回,各学校の学びや志に関する取り組みなどを様々な形で知ることができ,自分自身にとって良い経験となりました。普段,他校の取り組みなどを知る機会は少ないので,今回知ることのできたことを生かして今後の生徒会活動の運営を行いたいです。

1-2 清野 寧音
 今回のフォーラムに参加してみて,今までほとんど知らなかった他校の活動について知ることができました。特に興味をもったのは,利府高校の発表にあった「ブラザーシップ」についてです。多賀城市でも取り組めば,各校同士の交流に加えて,地域や災害時についての意見交換が同時にでき,今後のまちあるきなどの活動にも生かすことができると思いました。

 

【ポスターセッションの様子】
【発表用ポスター】

糸魚川白嶺高等学校からの御礼

 先月、校内におきまして「糸魚川市大規模火災のための募金活動」をボランティア同好会、生徒会執行部のメンバーが行いました。生徒の皆さんの御協力のおかげで、義援金3万円金を新潟県立糸魚川白嶺高等学校へ贈呈することができました。

 生徒皆さんの善意が実り被災地への具体的な支援となりました。そして糸魚川白嶺高校 生徒会会長 坂元明日香さんよりお礼のお便りが届きました。

 義援金の贈呈を行うことで、ボランティア活動も社会貢献的な意味合いを深めることができました。今年度も様々な形で被災地支援を行っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

ファシリテーター養成講習

 1月5日(木)に東北学院大学の和田教授と東北学院大学の学生10名に来校していただき,生徒会執行部16名を対象にファシリテーター養成講習を行いました。
 2回に分けて行われる講習の第1回目で,和田教授からファシリテーションとは何か,重要なことは何かなどの講義をしていただいた後,大学生をファシリテーターとしてワークショップを行いました。生徒たちは,3月に行われるメモリアル行事のワークショップのファシリテーターとして活躍できるようにしっかりと話を聞き,積極的に話し合いを行っていました。


【講師の東北学院大学の和田教授】


【和田教授の話に耳を傾ける生徒たち】


【ワークショップの様子】

神戸大学附属中等教育学校との生徒会交流(12月15日木曜日)

 12月15日木曜日の放課後、神戸大学附属中等教育学校との生徒間交流会が行われました。新生徒会執行部に切り替わってから初めての生徒間交流会となります。

本校生徒会会長 木村千恵さんの挨拶。

神戸大学附属中等教育学校 竹之下実結さんの挨拶。

今回の交流会は渡邊昌太朗君が担当しました。

次に各校の防災活動に対する取り組みについて発表を行いました。

 神戸大学附属中等教育学校からは「防災教育に取り組む上での課題点」や、仙台交流、復興庁訪問などの活動について説明がありました。

その後「アクションカード」についての話し合いが行われました。

  

緊張がほぐれると、様々な意見が出されました。

  

最後に各グループより意見を発表してもらいました。

  

そして閉会行事です。小泉博校長より「今回の交流を今後の学びに繋げて欲しい」と熱いメッセージを頂きました。

短い時間でしたが内容のある交流会となりました。今後の生徒会の活動に期待してください。

平成28年度役員委嘱式

 10月25日(火)に「平成28年度生徒会役員委嘱式」が行われました。
 10月20日(木)の生徒会役員選挙により選ばれた役員たちが,校長先生から委嘱状をいただきました。本校の生徒会は通常の生徒会活動に加えて,防災活動やボランティア,総文祭等の様々な場面で大活躍しています。その活動の中心としてリーダーシップを発揮してくれることを期待しています。
 今回,委嘱された役員は以下のとおりです。

 会長  木村 千恵(2年)
 副会長 金原 龍飛(2年)
     髙橋 里奈(2年)
 会計  小松 愛佳(2年)
     齋藤 江里佳(2年)

【校長先生から委嘱状をいただきました】
【委嘱式を終えて】

平成28年度後期生徒総会

 11月10日(木)に「平成28年度後期生徒総会」が行われました。
 生徒会執行部が新体制になってから初めての生徒会行事でしたが,新たに生徒会活動等の中間報告やアンケートへの報告を取り入れる等,工夫の見られた生徒総会でした。
 今回の議題は「壮行式の応援について」でした。これまで毎回応援方法がバラバラであったために,覚えられずに声を出せないということがありました。そこで,統一した応援方法を考えることになったのです。その結果,「さぁいきましょう!」を取り入れることになりました。今後の壮行式が今まで以上に盛り上がることを期待しています。

【生徒会長と新執行部】

【議事の様子】

岩泉町立安家小中学校からの御礼

 9月3日に行われた多高祭での模擬店売り上げの一部と、募金活動で集めたお金を台風10号で甚大な被害を受けた「岩泉町立安家小中学校」へ義援金として贈呈させて頂きました。

 

模擬店の様子。
こちらは募金箱。

 生徒の自主的な活動が実り被災地への具体的な支援となりました。そして安家小中学校の校長先生よりお礼のお便りが届きました。

 義援金の贈呈を行うことで、多高祭も社会貢献的な意味合いを持つことができました。来年度も様々な形で被災地支援を行っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

鉄道乗車マナーアップキャンペーン

 平成28年10月5日(水)に下馬駅で行われた「鉄道乗車マナーアップキャンペーン」に、生徒会執行部の生徒と放送部の生徒が参加しました。

 鉄道乗車マナー向上を呼びかけるティッシュを配布しながら、駅利用者の皆様方と挨拶を交わしました。

  

 今回はPTA役員の方々にも参加して頂きました。

 放送部の生徒は、駅の構内放送を使い、スマホ利用やゴミの投げ捨てについてマナーアップを促すアナウンスを行いました。

募金活動などでもお馴染みの下馬駅。皆さん、マナー良く利用しましょう!

インターアクトクラブ 夏休み活動報告

 夏休みに,第3回学校例会,年次大会,第1,2回木曜例会が行われました。第3回学校例会では,今年度の活動計画について話し合いました。年次大会では,2年木村千恵(玉川中)さんと2年宮田優香(高崎中)さんが参加し,岩手・宮城両県の高校のインターアクトクラブの学校紹介や活動報告が行われました。国際交流として留学生とパネルディスカッションをする場面があるなど、良い交流の機会となりました。第1,2回学校例会では多賀城ロータリクラブの方々と食事をしながら活動報告や情報交換を行いました。まだ創立して間もないですが,多賀城高校の活動を他校のインターアクトクラブや多賀城ロータリクラブなど多くの方々に発信していきたいと思います。

2年4組宮田優香(高崎中)
 今年の夏休みに私は,多くのインターアクトクラブ行事に参加してきました。特に印象に残っているのは初めて参加した年次大会です。多くの学校の前で多賀城高校のことを発表するのはとても緊張しましたが,終わった後にいろいろな方々に「良かったよ」と言われてうれしかったです。これからも頑張っていこうと思います。

  

岡山県立御津高校とのボランティア交流

 8月26日(金)岡山県立御津高等学校の生徒2名が,神田校長先生,後藤教諭とともに来校しました。御津高等学校は長い歴史と伝統を持つ高校同士が統合されてできた総合学科の高校です。
 現在,ボランティア活動が盛んになってきており,被災地でのボランティアと本校への訪問の目的でいらっしゃいました。
 御津高校からは学校紹介とともに現在取り組んでいる地域貢献ボランティアや御津健康マラソンでのボランティアの説明をしていただきました。今後は町に目安箱をを置き地域のニーズを聞きながら活動を進めていくそうです。また,機会があれば被災地ボランティアをも考えてくださっています。
 本校からは防災・減災を軸とした学習活動をご紹介した後,ボランティアの単位認定や取組状況について説明をしました。残念ながら27日(日)に行われる予定であった浦戸でのボランティアは雨天のために中止になりましたが,距離が離れていてもお互いに情報交換を今後も続けていきたいと思います。
 来年度は宮城県で行われる全国総合文化祭でボランティア部門を本校で担当することから,様々なボランティアの輪が全国に広がり,その成果について全国からの報告を聞けることを楽しみにしています。

8.3「2016年 兵庫県高校生『東北訪問』学校交流活動」 8.4「三重県学校防災ボランティア事業」生徒交流会を開催

 8月3日(水)に兵庫県舞子高等学校を中心とした「2016年 兵庫県高校生『東北訪問』学校交流活動」、同4日(木)に「三重県学校防災ボランティア事業」による生徒交流会がそれぞれ行われ、本校生徒会や防災委員会の有志が参加しました。
 まず、3日に行われた「2016年 兵庫県高校生『東北訪問』学校交流活動」には、舞子高校を中心に兵庫県の高校生65名が来校。はじめに多賀城市内の「まち歩き」を行いました。本校が設置活動をしている「津波波高標示プレート」を辿りながら津波浸水域を歩き、津波の爪痕に驚愕した様子がみられました。

  

 多賀城高校を会場としたワークショップでは、本校生徒会による「3.11の記憶」を紹介。引き続き「発災後24時間でできること。やるべきこと。」のテーマで話し合いを行いました。様々な意見を出し合う中、自助や共助の大切さ、安否確認等情報収集の必要性などを確認しました。最後に、兵庫県の高校生からの御礼として復興支援ソングである「花は咲く」などが披露され、感動的な交流会となりました。

  

 4日には三重県の中学生・高校生そして大学生の41名による「学校防災ボランティア事業」として来校。まず、「まち歩き」からスタートしました。イオン多賀城店では、「3.11東日本大震災」の都市型津波の記録動画を現場で確認し、津波の脅威を実感しました。「津波波高標示プレート」を辿りながら、「末の松山」に到着し、防災委員3 年の庄司遼くんが「末の松山」の由来を説明しました。

  

 本校を会場としたワークショップでは、四日市大学の学生がファシリテイター役となり「避難所運営ゲームHUG」を行い、実際の現場を想像しながら必死に知恵を出し合いました。参加した三重県の高校生からは、「実際に被災地にきてみて、勉強になったことがたくさんありました。ここで学んだことをこれから活かしていきます。」と感想を述べてくれました。

  

神戸大学付属中等教育学校との生徒会交流(8月2日火曜日)

8月2日火曜日、神戸大学付属中等教育学校との生徒間交流会が行われました。

まずは恒例の「まち歩き」です。「末の松山」からスタートし、 多賀城市に設置されている「津波波高標識」を見学します。

 

ジャスコ多賀城店では、実際の津波襲来の映像を見ながら「都市型津波」についての説明がなされました。

その後は多賀城高校において学校紹介、ワークショップが行われました。

学校紹介をする多賀城高校2年金原龍飛君。

  

神戸大学付属中等教育学校の生徒からは「アクションカードゲーム」などについての説明がありました。

そしていよいよワークショップです。

今回は「発災後24時間でできること やるべきこと」をテーマに意見交換を行います。

  

各グループに分かれ、付箋を利用しながら生徒は思いついたアイディアを出し合っていきます。「家族の安否確認」「食糧の確保」「情報源の確保」など、様々な視点から意見が出されました。

そして各グループの発表です。

  

同じような意見でありながらも、僅かな考えの違いにより「気づき」が生み出されてゆきます。

  

感想を述べる山本隼矢君。短い時間ではありましたが内容ある時間を過ごすことができました。

暑い中でしたが、皆さまお疲れ様でした。

オープンスクールにおけるバスツアー&まち歩き

 7月2日(土)に行われたオープンスクールにおいて,事前に申し込みをした中学生と保護者合わせて21名を対象とした「バスツアー&まち歩き」を行いました。コースは,学校→七ヶ浜国際村→多賀城イオン→末の松山→学校というコースで,バスと徒歩で被災の爪痕を巡りました。大会議室で軽食をとっていただきながら,生徒会副会長2年加藤健太さんが行程を紹介した後で,七ヶ浜国際村に向かいました。バスの中では,生徒会執行部の2年門間大輝さんがバスガイド役として多賀城高校の防災・減災活動の様子を伝えました。

 七ヶ浜国際村では,2年生の門間大輝君が七ヶ浜の被災の様子や多賀城高校が国際村で行っている外国人向けのボランティア活動の紹介をiPadを用いて行いました。中学生と保護者の方々は,門間さんの説明にしっかりと耳を傾けていました。

 多賀城イオンでは,2年生の髙橋里奈さんと宮田優香さんが多賀城イオンの震災当時を記録した動画を見せながら説明しました。臨場感あふれる映像を真剣に見ていました。

 末の松山では,1年千葉陽太さんと大場有紗さんが万葉集のうたあるように,津波は末の松山を超えなかったことをiPadを用いて説明しました。地図で確認した中学生は,驚きを隠せない様子でした。

 今回の「まち歩き」は,一昨年から始めた本校の復興ボランティアの1つで,これからも本校を訪れる高校生や多賀城を訪れる観光客などに行っていき,震災の伝承につなげていきたいと思います。

インターアクトクラブ創立記念祝賀会

3年1組岩佐彩音(多賀城中)
 6月25日(土)ホテルキャッスルプラザ多賀城で,「宮城県多賀城高等学校インターアクトクラブ創立記念祝賀会」が行われました。祝賀会には,多賀城市長をはじめとする多くの皆様にご出席いただきました。私達多賀城高校インターアクトクラブは多賀城ロータリークラブが提唱する初めてのインターアクトクラブで,生徒全員が会員となっています。祝賀会では,他校のインターアクトクラブの方々と話す機会があり,活動内容などを聞くことができました。主な活動として奉仕活動をしているクラブが多く,海外留学をした人も多くいました。これから私達も多賀城ロータリークラブや先輩クラブの方々の力を借りながら,今まで以上に奉仕活動やボランティアを行い,地域に貢献できるよう努めたいと思います。

平成28年度前期生徒総会

 5月13日(金)に,前期生徒総会が行われました。今回は「スマホ・タブレットの利用法」と「土曜授業について」話し合いをもちました。「スマホ・タブレットの利用法」については,各クラスから事前に出してもらった意見を執行部が6つに絞り,全校生徒で共通して心掛けるルールを話し合いました。「歩きスマホ・タブレットをしない」「悪意のある撮影をしない」「掃除中は使用しない」という3つのルールを決めました。また,「土曜授業について」では,生徒の立場から土曜授業におけるメリット・デメリットを出し合い,まとまった意見を校長先生に提出することになっています。生徒総会では,自分のこととして真剣に参加する様子が見られ,多高生の素晴らしさを再認識することができました。

 【本校生徒の感想】
○大槻 有矢(3年,評議委員長)
 今年の前期生徒総会は,2つの議題のどちらにも活発な意見がたくさん出ました。特に,3年生は「自分たちには関係ないから意見を出さない」という態度ではありませんでした。これからの後輩たちのためにより良い多高を作り上げていこうという思いからか,様々な意見を出してくれました。さらに,各クラスの評議委員がクラスの賛否の集計や報告をテキパキとやってくれたので,とてもスムーズに議事を進めることができたと思います。

前期生徒総会の様子

平成28年度県総体壮行式

 5月17日(火)に,県総体壮行式が行われました。県総体に出場するラグビー部,サッカー部,男女ソフトテニス部,陸上競技部,ソフトボール部,山岳部,男女バレーボール,剣道部,男バスケットボール部,男女テニス部,水泳部,柔道部,男女バドミントン部,弓道部が壮行されました。
 ステージ上で円陣を組む部がある等,気合いの入った決意表明が行われました。壮行された部の中から東北大会やインターハイに出場してくれることを心から願っています。

 【本校生徒の感想】
○太田 園子(3年,女子バドミントン部)
 県総体壮行式では,各部の強い意志が感じられました。また,野球部をはじめ多賀城高校の皆さんに力強い声援をいただき,その思いを胸に東北大会,全国大会を目指し精一杯戦ってきたいと思います。選手一同,最後まで諦めることなく,悔いのないプレーをしてきます。

県総体壮行式の様子

平成28年度対面式(生徒会入会式)・部活動紹介

 4月11日(月)に,対面式(生徒会入会式)・部活動紹介が行われました。昨年度末から生徒会執行部で企画をし,各部の協力を得ながら準備を進めてきました。
 初めて新入生と2・3年生が顔を合わせるということで,新入生には緊張した様子が見られましたが,式が進むにつれ笑顔も見られるようになりました。部活動紹介では,部ごとに個性豊かなステージ発表やVTR発表が行われ,全校生徒で楽しいひとときを過ごすことができました。

 【本校生徒の感想】
○杉浦 陸空(1年)
 当日,私たち新入生は多高生として2日目ということもあり,まだ新入生同士でも緊張感があり表情も固いままでした。2・3年生の先輩方はとても温かく迎えてくださり,私たちの緊張も少しずつ解きほぐれていきました。この式を通して,私は改めて多高生としての自覚と責任を感じることができました。部活動紹介では,どの部活も「これぞ高校生」と思わせる楽しさがありました。また,歓迎されていることが伝わり,より一層高校生活を送ることに期待が膨らみました。

対面式の様子

平成28年度地区総体壮行式

 4月21日(木)に,地区総体壮行式が行われました。地区総体に出場するサッカー部,男女ソフトテニス部,野球部,陸上競技部,ソフトボール部,男女卓球部,男女バスケットボール部,柔道部,男女バドミントン部,弓道部が壮行されました。
 決意発表では,どの部も前を向いて堂々と発表し,熱い思いがひしひしと伝わってきました。すべての部が県大会出場の切符を手に入れることを心から願っています。

 【本校生徒の感想】
○森岡 茉結(3年,陸上競技部部長)
 生徒会執行部をはじめ壮行式の準備をしてくださった方々にとても感謝しています。ありがとうございました。各部活の堂々とした決意表明で,お互いに気持ちを高めることができ,さらに気合いが入ったと思います。一番嬉しかったことは,ラグビー部と吹奏楽部,そして生徒による応援です。みなさんの心のこもった応援を励みに,よい報告ができるよう選手一同頑張ってきます。

地区壮行式の様子

鉄道乗車マナーアップキャンペーン

 平成28年5月9日(月)に下馬駅で行われた「鉄道乗車マナーアップキャンペーン」に、生徒会執行部の生徒と放送部の生徒が参加しました。

 参加した生徒は駅改札付近で、鉄道乗車マナー向上を呼びかけるチラシを差し込んだティッシュを配布しました。

 また放送部の生徒は、駅の構内放送を使い、スマホ利用やゴミの投げ捨てに関するマナーについて呼びかけを行いました。

 目指せ鉄道乗車マナー日本一!

募金活動!

 熊本県熊本地方で発生した「熊本地震」の被災地支援のため、生徒会執行部の生徒と、ボランティア同好会のメンバーが募金活動を行いました。

 場所は多賀城駅、下馬駅を中心に行いました。

 「被災地支援のための募金にご協力お願いします!」という熱心な呼びかけに、多くの通行人の方々が募金に協力してくださいました。
 被災地の一日も早い復旧を願うとともに、ご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。また本校の防災活動、ボランティア活動に対し、皆様のご理解の程よろしくお願い申し上げます。

ふたば未来高校との生徒間交流

3月29日(火)に「福島県立ふたば未来学園高等学校」に向かいました。

  

 目的は生徒会交流です。常磐自動車を南下していくと、放射線量を示す看板が設置されています。4.4マイクロシーベルトを超える数字も確認できました。

  

 まず学校の概要について説明して頂きました。「変革者たれ」という建学の精神のもと、「自立」「協働」「創造」を校訓とする開校1年目の新しい学校です。生徒は主体性を強く持ち活動している様子です。

 次に生徒の活動を紹介して頂きました。

 原発事故が地域社会に与えた影響を「演劇」で表現する活動が授業に取り込まれています。題材は生徒が実際に聞取りを行い、関心の深い内容を取り上げています。

 また海外交流では、福島県で原発事故があったことすら知られていなかったことも発表されました。

  

 「社会企業部」の活動発表では、「学校及び地域の活性化」というテーマをもとに、「高校生にしかできない活動」の実践について説明がありました。

 その後、多賀城高校の防災活動についての発表を行い、

グループディスカッションへと移ります。

  

 「宮城→津波 福島→原発」という視点から、震災の風化を防ぐ方法、また風評被害をどのように無くしていくべきか?などについて話し合いが持たれました。

  

 昼食もご一緒させていただきました。なんだか皆さん、とてもうれしそう。

 午後はJビレッジの見学に行きました。TEPCOの河守さんに対応して頂きました。

  

 震災直後、福島第一原発の処理にあたった作業員の除染、車両の除染、物資の保管などを行ったこと、現在は1日に3500人を送り出す人員輸送の拠点になっていることなど丁寧に説明して頂きました。

  

 また廃炉に向けての方法、現状についても教えていただきました。

 短い時間でしたが、ふたば未来高校の独創的で自主性に満ち溢れた活動、そして福島第一原発の現状について知ることができました。