進路行事

進路行事

令和5年度 1学年課外講習「宮城大学 アントレプレナーワークショップ」を実施しました

令和5年12月27日(水)に宮城大学 大和キャンパスを訪問し、下記の目的・内容で「高校生のための未来指向型アントレプレナーシップ・ワークショップ」を実施していただきました。

 

【目的】

宮城大学を実際に訪問してのワークショップを通して、MESHやドローンといった現在の最新テクノロジーに触れて新たな思考を体感し、複雑な社会の問題を解決するための力を得ると同時に、自分達が生きる社会の将来像を構想する。ありうるべき未来の選択肢の1つとして起業家の新たな可能性を模索し、「実現したい未来」を考えることを目的とする。

 

【内容】

① MESHを使いながら、プログラム思考を学ぶ。ノンコードによるプログラミングを通  して、論理演算や機能を組み合わせることで⽬的をどう達成するかを遊びながら学ぶ。

② ドローンを使いながらプログラミング思考を学ぶ。ドローンの運⾏計画を、Scratchで実装し、ドローンが想定通り飛行するかトライ&エラーを繰り返しながら学習する。

③    体験から得たことを振り返り発表をする。

 

 外部機関と連携した冬期課外講習の第3弾として、「高校生のための未来指向型アントレプレナーシップ・ワークショップ」を令和5年末に実施しました。MESHやドローンを使用するためのプログラミング体験だけでなく、そのような道具をどのように用いて社会に役立てるかまで、生徒達は考えることができました。受講した29名の生徒は、積極的に参加していました。

 

【受講した生徒の感想】(一部抜粋)

◎宮城大学でのMESHやドローンを使用した貴重なワークショプを実際に体験して、プログラムすることの楽しさやプログラムをしても全てが思い通りにいくわけではないという難しさを体感することができました。MESHを使用した時には基本的には自分がプログラムした通りに動かせて、みんなのプログラムしたものも、強くなれるものなど個性豊かなものがたくさんあり、「そういう視点もあるのか」と自分の視野が広がりました。ドローンを使用した際には、プログラムが上手くいくときもあれば、失敗してしまい上手く飛ばない時も多くありました。ですがその失敗があったことで次に繋げて上手く飛ばせるようになった、失敗が役に立ったと、最後に伺った中田先生のお話から気づくことができました。「失敗は成功のもと」とはこういうことなんだと改めて学べたので、とても自分の身になったので良かったです。今回のワークショップ、ドローンでのプログラム作成や最後の中田先生のお話を通して失敗を恐れていたら何もできない、まずは恐れずに挑戦してみることが大切だと改めて認識することができました。これをただ認識する・学ぶだけで踏みとどまらず、進路で選択する際にも失敗を恐れず、失敗を経ることでより良い選択を選べるように活用して行けたらいいなと思います。

 

◎今回宮城大学のワークショップに参加したことでさまざまな知識を得ることが出来ました。プログラミングやドローンなどこの先の高度な社会に必要不可欠なテクノロジーを自分の体で体験できたことで、新たな可能性の幅が広がるということを学ぶことができました。自分が考えたことは、これからはAIやロボットなどがさらに活躍する世の中になっていくので、AIの暴走や職が失うなどAIに良い印象は持っていませんでしたが、それらをいかに人間がコントロールして上手く利用するかが大切になってくるということです。今回学んだプログラミングも応用すれば活かせると考えました。自分はこれらの技術を農業はもちろんのこと環境保護にも役立てたいなと思いました。

ワークショップの様子①ワークショップの様子②