部活動

吹奏楽

第20回日本ジュニア管打楽器コンクール アンサンブルの部(金管の部)金賞受賞


「洗足音楽大学での練習後」


「金賞受賞直後の様子」


「会場入り口での記念撮影」

 私たちは,3月30日(金)に尚美バリオホールで開催された「第20回日本ジュニア管打楽器コンクール アンサンブルの部」に参加しました。コンクール当日の本番前、本校吹奏楽部の先輩が通う洗足音楽大学で練習場所を提供していただいたおかげで8人の気持ちを改めて1つにすることができました。
 会場に着いてからホールの雰囲気を感じ取るために,他団体の演奏聴きましたが,そのレベルの高さを目の当たりにして,緊張も最高潮に達してしまいました。ステージ上での立ち位置をイメージし,いつものブレストレーニングをしましたが,息が思うように吸えないままリハーサルを迎え、そのまま時間が過ぎていきました。
 そんな中,私の持ち曲で大好きな「セプテンバー」をいつものように笑顔で歌い踊りました。本番に演奏する曲ではないのですが,この瞬間に皆の緊張が不思議とほぐれました。多賀城高校吹奏楽部は「やはりこれだ」と感じました。本番は,柔らかい部分と勢いのある部分を吹き分けることができ,力を発揮することができました。結果発表で,ゴールド金賞(一位)と言われたときには,今まで頑張ってきて良かったという気持ちで,嬉しさのあまり全員が自然と涙していました。
 とてもレベルの高い演奏が続く中で,私たちが金賞をいただけた理由は,先輩から受け継いできた音楽表現だと思います。これからも長所である表現力で,聴いてくださる方に楽曲の雰囲気を伝えられるような演奏を続けていきたいと考えています。
 応援いただいた方々に心より感謝申し上げます。今後とも精一杯頑張って参りますので,温かいご声援をよろしくお願いいたします。
 吹奏楽部ユーフォニアムパート 2年 佐々木 萌

吹奏楽部ジャズ特別講演 ~大野俊三さんを迎えて~

 11月21日(火)に世界的に有名なジャズトランペット奏者の大野俊三さんが来校なされて、特別講演をいただきました。震災直後から被災された方々の力になろうと、ニューヨークから来日し、毎年各地で演奏活動を行いっているそうです。2度の挫折を乗り越えたご経験をリアルにお話いただき、幼少のころから憧れだった夢が叶った直後交通事故に巻き込まれ、トランペットの生命線である唇を切り全く音が出ない絶望的な状況から、どのようにモチベーションを高め、練習を組み立ていたのかなど、普段聞くことのできない貴重な時間となりました。講演の最後にご自身のアレンジなさった「虹の彼方に(Over the Rainbow)」を演奏披露いただきました。

 本校吹奏楽部と一緒に演奏も行っていただき、ニューヨークの香り漂う渋くそして華やかな音色に、部員は感激しました。部長の武田優菜さんは、「大野さんが演奏に加わっただけで、バンドの音が全く違うものになったのが印象的で、特にソロが素敵でした。本物の音に触れる素晴らしい経験となりました。」と話しました。

  

 出発時間の直前まで、熱心にトランペットのご指導もしていただきました。大野さん、本当にありがとうございました。次回は是非一緒に慰問演奏をお願いいたします。

吹奏楽部 クラリネット8重奏 第44回全日本アンサンブルコンテスト東北大会 金賞受賞

2月12日(日)、山形県酒田市民会館「希望ホール」にて開催されました「第44回全日本アンサンブルコンテスト東北大会」で金賞を受賞しました。多くの方々に応援いただき本当にありがとうございました。今後もより良い演奏ができるように部員一同頑張って参りますので、ご声援よろしくお願いいたします。

“阿部 夏樹  2年 クラリネットパートリーダー“
 アンサンブルの練習を始めてから、本当に多くの方々から応援いただきました。地区吹奏楽祭やウィンターコンサートの際に温かい言葉をいただいた地域の方、時間を削って私達のためご指導くださった先生方、アドバイスや励ましの言葉をいただいた先輩方、出発の時にまで生演奏で応援してくれた部員の皆さん、様々な方々に支えられての金賞受賞になりました。
 今回演奏した「ドデカフォニック エッセイ」は例年とは曲想が違う現代曲ですが、自分達が気に入って選んだ曲でした。不協和音のバランスや各パートのフレージングが難しいところもありましたが、同じ旋律を担当しているパートで合わせることで一体感を出すことを心がけて演奏しました。本番は、吹奏楽部の代表のつもりで部員の想いも音に込めて演奏することができました。結果は、金賞を受賞して嬉しい気持ちですが、自分たちの目標にしていた全国大会出場には届かず悔しい気持ちが大きいです。夏に行われる全日本吹奏コンクールでは、この経験を生かし、全国大会に出場できるよう頑張りますので、今後とも多賀城高校吹奏楽部を応援よろしくお願いいたします。

  

イオン多賀城店「ふれあい祭り」で演奏してきました

 平成28年5月29日(日)吹奏楽部がイオン多賀城店から招待され,ミニコンサートを行ってきました。会場はエスカレータ脇のホールでしたが,お客さんで演奏前からいっぱいとなりました。30分余りの演奏を午前、午後2回行いましたが,いづれの会も演奏が進むにつれて,多くの買い物客が足を止めてくださいました。
 このコンサートでは熊本の震災への募金活動も行い,多くのご協力もいただきました。集まった募金は多賀城高校の募金活動として熊本へお送りする予定です。
 私たちの演奏で,少しでも生活に潤いと音楽の楽しさを感じていただければと思います。今後もいろいろな場所で演奏していきたいと思いますので応援よろしくお願いします。

  

「吹奏楽部第39回定期演奏会にご来場いただきありがとうございました♪」

5月4日水曜日、多賀城市文化センター大ホールにて、本校吹奏楽部第39回定期演奏会を、盛大に開催することができました。今回は、吹奏楽指導で著名な元精華女子高校、現在は、長崎県活水中学校・高等学校吹奏楽部顧問の藤重佳久先生に客演指揮をしていただき部員一同大変勉強になりました。

  

藤重先生は口笛が上手でした(笑)

マーチングステージでは、リトルマーメイドを披露致しました。

  

「ドリルステージだけではなく、歌や振りも交え、多高吹奏楽部ならではのリトルマーメイドの世界を作り上げました。今年は例年より練習期間が短く、完成に至るまで大変な思いもありましたが、本番では部員全員が楽しみながら今までで一番良いステージになりました。 応援ありがとうござました。演出:米澤美優(3年)」

ポップスステージも最後まで盛り上がりました。

「このような演奏会を開催できましたのも、御協賛いただきました企業の皆様をはじめ、日頃からサポートして頂いている吹奏楽部保護者会、演奏会運営に大きく尽力頂いている文化ホール職員の皆様のおかげと、心から感謝申しあげます。昨年の全日本吹奏楽コンクールでは、東北大会金賞を受賞することができました。その先輩方の記録を越えて全国大会に出場することを目標に、部員一丸となり日々練習に励んでいます。今年は例年と比べてとても早い時期の演奏会ということもあり不安や焦りが多くありました。本番までに間に合わないのではと思うことが何度もありましたが、その困難もより多くの感動をお客様に与えたいという思いで乗り越えてきました。
 当日はおかげさまで会場が超満員の中、大成功を収めることができました。ご来場くださった皆様をはじめ、ご支援くださった方々、誠にありがとうございました。部長:佐藤海仁(3年)」

 楽器を演奏できることに感謝し、一音一音を大切に、日々精進していきたいと思います。これからも多賀城高等学校吹奏楽部をよろしくお願いします。