その他のプログラム

新潟県立見附高等学校修学旅行で来校。防災活動にともに取り組みました。

10月2日(金曜日)、新潟県立見附高等学校の2年生155名が修学旅行の一環として本校を訪問し、本校が取り組んでいる防災活動の体験学習に取り組みました。

新潟県を出発した見附高校の2年生は、午後、本校生徒会や防災委員が歓迎する中 本校に到着しました。まずは、体育館でお互いの高校の様子を紹介しあい、特に本校が取り組む防災活動の様子には真剣なまなざしで聞き入ってました。

その後、グループに分かれ、「サバ飯づくり」「防災ワークショップ」「まち歩き・多賀城コース」「まち歩き・七ヶ浜コース」「波高表示プレ―ト更新作業体験」「防災マップづくり」にそれぞれ取り組みました。

「サバ飯づくり」では、空き缶二個を組合せ、牛乳パックの容器を燃料にしてご飯を炊き、身の周りにあるもので簡単にカレーが作れることを学びました。

 
↑「末の松山」で説明に聞き入る見附高校の生徒   ↑「サバ飯づくり」の様子

 









また、「波高表示プレート更新作業」の体験学習で、津波到達の高さに驚きながら、一本一本丁寧にプレートを張り替えました。それぞれのグループ活動に参加した生徒は一様に東日本大震災の被害の大きさに驚き、防災活動の大切さを身をもって感じたともらしていました。

 
↑「波高表示プレート更新作業」の様子 見附高   ↑「まち歩き・七ヶ浜コース」で七ヶ浜の津波到
校生(左)と本校生徒(右)で協業 で張りました。  様子を真剣に聞いていました。

岩手県立宮古工高より仙台湾津波模型が寄贈されました。

岩手県立宮古工業高校(及川晃貴校長 生徒数224名)機械科の津波模型班が製作した「仙台湾周辺津波模型」が8月28日寄贈され、翌29日の多高祭一般公開日に公開・実演されました。 また、公開に先立ち、28日午後に寄贈式が体育館で行われました。

模型は約1.8㍍四方で縮尺2万5千分の1、東松島市から亘理町に至る仙台湾周辺の平野部を再現したものです。 モーターを使って水槽で波を起こし、湾内に水を流し込むと津波による浸水域が確認できます。 同班はこれまで、課題研究の中で精巧な湾周辺の立体模型による津波実験装置を作製し、近隣の小・中学校で出前授業を行うなど、100回を超える実演会をとおして地域の津波防災意識の啓発活動を行ってきました。 「仙台湾周辺津波模型」は、同班が作製した模型としては、11台目となります。 今年3月に仙台で開催された国連防災世界会議でも披露されました。

津波模型班は佐々木くん(生徒会長)はじめ4名で、多高祭の防災展示の中で公開・実演されました。 生徒や来場者らは熱心に説明を聞きながら、津波による浸水の様子を確認し、あらためて防災の大切さを実感していました。

 

「小学生防災ふれあいボランティア報告」

8月3・5・18日の3日間、多賀城市にある児童館で小学校1~3年生を対象にゲームや絵本の読み聞かせ、防災マップ作りを通した「小学生防災ふれあいボランティア」を行いました。

 第1日目(8/3)は、津波の教訓の紙芝居や絵本を読み聞かせたり、生徒自作の
 「防災グッズのつりゲーム」を一緒におこなったりとゲームなど楽しみながら防
 災意識が身につくように工夫した活動を行いました。


 (←1日目紙芝居の様子)

 

 

 

 第2日目(8/5)はi-padを使って児童館周辺の危険箇
 所探して「防災マップ」をみんなで作りました。 そ
 れぞれが建物の形や色彩を工夫して、おもいおもい
 の「マップ」作りに取り組みました。

 

 

 (←2日目のマップ作りの様子)

 

 

 

 

第3日目(8/18)は、ゲームを通した危険箇所を知る活動をしました。まず、紙コップを切り自分でデザインしたブーメランを作りました。 そのブーメランでゲームをしながら、児童館周辺の危険箇所をみんなで学びました。

 

小泉進次郎・復興大臣政務官が来校し,代表生徒と交流しました。

本日7月9日(木)午前,小泉進次郎・復興大臣政務官(兼内閣府大臣政務官)が来校し,阿部拓人生徒会長はじめ代表生徒と交流しました。

はじめに生徒による防災・減災への取組について,国連防災世界会議や減災市民会議の様子を交え,地域と密着した多高生の自主的な活動について説明をしました。 続いて,生徒との意見交換を行い,小泉政務官よりOECD東北スクールでの高校生の活躍が紹介されました。 その活動と一つとして,フランス・パリで開催された復興イベント「東北復興祭〈環WA〉」では,高校生自らが主体的にイベント成功へむけ懸命に奔走したという話から, 多高生の活動もそれとかわらない素晴らしい取り組みであると励ましていただきました。

また,震災前とその後の自分自身の行動がどう変わったかと,生徒一人ひとりと懇談的に話しをされました。最 後に,高校生をはじめとした若い力が復興の本当の力となり,将来の社会の核となっていくという期待を寄せていただきました。 その後,授業を参観してまわられ,特に受験を控えている3年生にエールを送る場面や,体育の授業で集まっていたクラスと記念撮影をするなど, 生徒一人ひとりと真剣かつ和やかに交流していただきました。