国際理解プログラム

2017 シカゴ・多賀城市TOMODACHI交流プログラム

 9月3日(日)~10日(日)本校6人の生徒がトモダチTOMODACHI交流プログラムに参加しシカゴに滞在してきました。TOMODACHIとは、日米関係の強化に深くかかわり、より協調的で繁栄した安全な世界への貢献と。そうした世界での成功に必要な技能を備えた若いリーダーの育成を目指すものです。今回の交流は、シカゴ日米協会が『グローバル・シカゴ、グローバル・ミー』というテーマで企画して多賀城市の高校生がアメリカの滞在を通しグローバルに視野を広げ将来へとつなげていくことを目的として実施されました。
 詳細はこちらのPDFファイルをご覧ください。

日本ベラルーシ友好派遣団に参加しました

 ベラルーシ共和国からの招待を受け,7月21日から8月4日までの15日間,本校生徒11名を含む宮城県・福島県の高校生50名がベラルーシ共和国を訪問しました。この活動は2011年から継続して行われており,今回で6年目となりますが,本校生徒が参加するのは初めてです。
 滞在中の多くをベラルーシ共和国が運営する保養施設「ズブリョーノク」で過ごし,教育・文化プログラムのほか,健康プログラムに参加してきました。はじめのうちは緊張していた生徒達も英語やおぼえたてのロシア語を通して現地の子ども達との交流を深めていました。

  
県庁にて出発式 宿泊棟の前で


ズブリョーノク入所の儀式


ロシア語講座 


ビュッフェ方式の食事


ナロチ湖

  
ズブリョーノク内生活文化博物館


歓迎のダンス

  
現地の中高生とスポーツ


毎朝の体操

    


健康プログラム

  


野外でのアクティビティ

  
日本文化紹介,プレゼンテーション

  


民芸品作り


日本・ベラルーシ友好の夕べコンサート


浴衣でのステージ発表


世界遺産のミール城 


国立図書館


ミンスク市内の仙台公園

  
ゲームストリーム社訪問


成田空港にて

【国際交流】イオラニ学園(米国ハワイ州)との交流を始めました

 2016年10月,アメリカ合衆国ハワイ州にあるイオラニ学園(Iolani School) のGlobal Language Organizationに所属する生徒との交流を始めました。イオラニ学園は,ハワイ州のオアフ島ホノルルにある私立学校です。
 まず,多賀城高校の様子や学校生活を知ってもらおうと,校舎内の様子や部活動の様子を生徒たちが英語で説明しているところを,スマートフォンを使って動画で撮影しました。画素数が大きくなって送るのに苦労しましたが,向こうの生徒から,「見ることができました。素晴らしいです。私たちも作成したら送ります」というメッセージを受け取って,生徒たちは喜んでいました。
 その後,交流が始まったことをきっかけに,ハワイの伝統料理について調べました。そして,疑問に思ったことや,ハワイの高校生がよく食べるものについてメールで聞いたり,向こうから,今,日本で流行しているものについての質問が来たりして,生徒同士の交流が続いています。
 やりとりしているハワイの高校生が,人気アイドルグループ「嵐」が大好きで,ハワイに来たコンサートに行ったことがあったり,映画『君の名は。』を見たことがあるなど,意外と日本の現代文化に触れている様子が伝わってきました。すぐ共通の話題を見つけることが出来て,生徒は一気にハワイの高校生を身近に感じ,交流への意欲を高めています。
 今後は,お互いに学習していることを伝えたり,国を越えた地球規模の問題についてお互いの考えを述べ合ったりして,国境を越えた交流だからこそできる学びの機会にしていく予定です。多賀城高校には災害科学科があり,自然災害の仕組みや防災・減災について学んでいるので,大きな火山や太平洋津波警報センターがあるハワイの高校生とも,学んだことを共有し,お互いの命を守ることにつながるような交流を目指しています。

  

多賀城高校を紹介するビデオを作成しました。そのいくつかのシーンです。

ASEANの大学院生が本校を訪問してくださいました!

 10月21日(金)アスジャ・インターナショナル(外務省拠出のASEAN各国の国費留学生サポート組織)主催のツアーに参加した首都圏在住の大学院生23名が,本校を訪問してくださいました。旅行団の宮城訪問の一つの目的は,災害からの復興の様子やアジアでも多発してい災害に備えた防災教育を視察することです。
 本校では,「くらしと安全A」の授業に参加していただきました。留学生は1年生と一緒に災害時の洗濯についての実験に取り組みました。ジッパーで密封できるポリエチレン袋に少量の水や洗剤,あるいは重曹を入れ手もみ洗浄を行うものです。災害時には貴重な水をどのように有効活用するかを,生徒と一緒に学習してもらいました。留学生の方から終始,本校生徒に対して実験内容や防災・減災学習についての問いかけがあり,国際交流と兼ねた授業となりました。
 放課後は本校の「まちあるき」を体験してもらいました。都市型津波の実際について生徒から説明を受け,このような啓発活動の重要性や,留学生の母国での「いいつたえ」などについても私たちが学習する機会を得ることができました。

  

外務省「高校講座」

9月8日、本校1,2年生を対象として、外務省職員による「高校講座」を行いました。外務省大臣官房文化交流・海外広報課の河野美奈子さんを講師にお迎えし「外務省職員という選択及び文化外交について」というテーマで、外務省入省時代のこと、留学のこと、現在関わっている文化交流のこと等お話していただきました。

  

〈生徒の感想〉
○私は語学について興味があるので今回の講演はとても勉強になりました。先生の話の中でフランスに留学する話がありましたが自分の好きなことを、ひたすらチャレンジすることはとてもすごいと思いました。また、現地でのコミュニケーションの上手な取り方などを知ることができました。自分も一度海外に行ってみたいと思っているので、先生のように自分の可能性を十分に引き出し,自分が本当にやりたいことを見つけられるように積極的に自分から取り組んでいきたいと思います。(2年女子)

○私の知っている外務省の仕事は総理大臣の外国訪問や大使館のことぐらいでした。しかし、国内の情報を外国に発信したり、逆に外国の情報を国内に発信したりするという仕事をしているということを知りました。(1年男子)

○今回、自分達が今まで知らなかった外交に関する裏側を聞くことができました。自分は塩竈に住んでいるのですが、講演の中で塩竈のカキが世界の人々に東日本大震災の復興の発信の一部になっていたことにとても驚きました、また、通訳の上での大変さや仕事の内容まで細かく話していただき勉強になりました。(1年男子)