2016年10月の記事一覧

ASEANの大学院生が本校を訪問してくださいました!

 10月21日(金)アスジャ・インターナショナル(外務省拠出のASEAN各国の国費留学生サポート組織)主催のツアーに参加した首都圏在住の大学院生23名が,本校を訪問してくださいました。旅行団の宮城訪問の一つの目的は,災害からの復興の様子やアジアでも多発してい災害に備えた防災教育を視察することです。
 本校では,「くらしと安全A」の授業に参加していただきました。留学生は1年生と一緒に災害時の洗濯についての実験に取り組みました。ジッパーで密封できるポリエチレン袋に少量の水や洗剤,あるいは重曹を入れ手もみ洗浄を行うものです。災害時には貴重な水をどのように有効活用するかを,生徒と一緒に学習してもらいました。留学生の方から終始,本校生徒に対して実験内容や防災・減災学習についての問いかけがあり,国際交流と兼ねた授業となりました。
 放課後は本校の「まちあるき」を体験してもらいました。都市型津波の実際について生徒から説明を受け,このような啓発活動の重要性や,留学生の母国での「いいつたえ」などについても私たちが学習する機会を得ることができました。

  

外務省「高校講座」

9月8日、本校1,2年生を対象として、外務省職員による「高校講座」を行いました。外務省大臣官房文化交流・海外広報課の河野美奈子さんを講師にお迎えし「外務省職員という選択及び文化外交について」というテーマで、外務省入省時代のこと、留学のこと、現在関わっている文化交流のこと等お話していただきました。

  

〈生徒の感想〉
○私は語学について興味があるので今回の講演はとても勉強になりました。先生の話の中でフランスに留学する話がありましたが自分の好きなことを、ひたすらチャレンジすることはとてもすごいと思いました。また、現地でのコミュニケーションの上手な取り方などを知ることができました。自分も一度海外に行ってみたいと思っているので、先生のように自分の可能性を十分に引き出し,自分が本当にやりたいことを見つけられるように積極的に自分から取り組んでいきたいと思います。(2年女子)

○私の知っている外務省の仕事は総理大臣の外国訪問や大使館のことぐらいでした。しかし、国内の情報を外国に発信したり、逆に外国の情報を国内に発信したりするという仕事をしているということを知りました。(1年男子)

○今回、自分達が今まで知らなかった外交に関する裏側を聞くことができました。自分は塩竈に住んでいるのですが、講演の中で塩竈のカキが世界の人々に東日本大震災の復興の発信の一部になっていたことにとても驚きました、また、通訳の上での大変さや仕事の内容まで細かく話していただき勉強になりました。(1年男子)