平成31年度&令和元年度 行事
「裁判制度に関する講座」 地歴公民科
令和元年10月3日(木),シチズンシップ教育の一環として,3年生を対象にした「裁判制度に関する講座」を開催しました。今回は,仙台地方検察庁より児島隆司様に来校していただき,検察庁の仕事内容や組織に関すること,事件発生から起訴に至るまでの流れ,そして「裁判員制度」の仕組み等についてお話をいただきました。
≪生徒の感想≫
映画やドラマで「検察官」や「検察庁」という言葉は聞いたことがあったので知っていましたが,仕事の内容や事件発生から裁判が行われるまでの流れなど,詳しくは知らなかったので,今回学ぶことが出来てよかったです。また,裁判員制度については「現代社会」の授業で学びましたが,より深く掘り下げた話を聞くことで,司法に対する理解が深まりました。13,500分の1の確立で選出されるということなので,もし選出されたら責任を持って加わりたいと思いました。(3年女子)
私は,今回の話のような分野に興味があるので,聞いていてとても面白かったし,ためになる話だと思いました。事件が一つ起こると,警察だけではなく検察庁の方々も捜査をすると聞いて,犯人を特定するためにたくさんの人が動いていることが分かりました。もしかしたら,将来,裁判員として選ばれて,一人の人の,今後の運命を決める行為に加わることがあるかもしれないので,今回聞いたお話を思い出して,公正に判断できるようにしたいと思います。(3年女子)
自分がもうすぐ裁判員に選ばれるかもしれない可能性を持った歳になるということをあまり今までは考えていませんでしたが,今日の話を聞いて現実的なものになりました。もし裁判員に選出されることがあれば,人間一人の人生を変えてしまうかもしれないという意識をもって,自分の役割を果たしたいと思いました。(3年女子)
STAND UP SUMMIT 2019に参加しました!
8月5日、6日の2日間にわたり行われた「STAND UP SUMMIT 2019」に参加してきました。
このイベントは復興に対する意識の風化防止と次世代の育成を目的とした東日本大震災の復興支援イベントです。今回で6回目となり、東北、東京、海外の学生が東京ビッグサイトに集まり「未来は自分たちで創っていく!」という強い意志のもと、震災からの8年間を改めて振り返り、復興の現状や東北が抱える課題、今後自分たちが取り組める活動について話し合いました。
初日は障害者スポーツを体験し、車イス体験活動やシッティングバレーボールを行いました。
生徒たちは「小さな段差も車イスの方々には大きな障害物に感じる」「ハンディキャップがあっても熱意を持ってプレーする姿が印象的だった」などの感想を持ち、イベントの意義を改めて実感した様子でした。
2日目はセクションごとの活動を行いました。
グループごとに話し合い活動を行い、復興の現状や課題について話し合い、未来へ向かい何をつないでいくことができるのか発表を行いました。
そして最後はパネルディスカッションに参加しました。
パネラーとして1年7組 門脇孝太郎くんが選ばれ、司会のパックンマックンや他の高校生たちと様々な意見を交換しました。
現在学校で行われている避難訓練のあり方や、「心の復興に必要なものは何か?」をテーマに熱い議論が繰り広げられました。
とても暑い中行われた「STAND UP SUMMIT 2019」でしたが、生徒は全国の学生たちと交流を深めながら、防災減災学習への新たなる意欲を持った様子でした。
※被災地に向けたメッセージボードが作成されました。
人生の先輩に聞く 第一弾 金井宣茂JAXA宇宙飛行士
金井宣茂JAXA宇宙飛行士にお話を伺いました。金井さんは外科医師、潜水医官を経て宇宙飛行士となり、昨年の6月まで約半年間、国際宇宙ステーションに滞在し、さまざまな活動を実施しました。
宇宙での活動のようすや宇宙飛行士選抜試験で出会った仲間とのこと、一歩踏み出して挑戦することについてお話ししていただき、生徒からの質問にも丁寧に答えていただきました。
〇1年7組 鈴木日菜子
金井さんのお話の中で大切だなと思ったことは、夢をあきらめないで頑張ることです。私は自分のやりたいことから目を背けてしまうことがあります。金井さんのお話を聞いて夢や自分のやりたいことから逃げないで頑張ろうと思いました。
そして、私の質問に直接答えていただきありがとうございました。とても緊張して自分でも何を言っているか分からず焦りましたが、金井さんに優しく話しかけていただいて本当に嬉しかったです。ありがとうございました。
第1学年進路講演会が行われました!
7月4日(木)に第1学年進路講演会が行われました。
ベネッセコーポレーションより田中直祐氏に講師として来校して頂き、高校1年生としてのあるべき学習習慣、自分の成績の分析、新入試等について教えていただきました。
また「時代は変化している」ということをテーマに、人口減少やそれに伴うAIの進展など未来を担う高校生が知っておくべき事柄についてお話を頂き、生徒たちは熱心に話を聞いていました。
この講演会で学んだことをしっかりと理解し、進路実現に向かって努力してほしいと思います。
5月8日(水) 南極教室in多賀城高校
多賀城高校31回生の内海雄介さんが、第60次南極地域観測隊の越冬隊として活躍しており、多賀城高校と昭和基地を衛星回線を通じたテレビ会議システムで結び、観測の意義や南極の自然、隊員の仕事や生活について教えていただく南極教室を行いました。
昭和基地から観測隊の生の声を聞くことができた貴重な機会となりました。
〇1年7組 平井 美帆
南極での生活は大変だけど楽しいとお聞きし、命の危険と隣り合わせであるにも関わらずそういうことが言えるのは皆さんが真剣に南極のお仕事に取り組んでいるからだと思いました。たくさんのことを教えていただきありがとうございました。これからも頑張ってください。宮城から応援しています!!
〇2年6組 安藤 龍汰
多賀城高校の先輩が隊員として南極に派遣されているという話を聞いて驚きました。自分の努力次第で可能性は広がるんだという自信がつきました。
〇2年6組 髙橋 ユウ
私は「南極料理人」という映画を見てから観測隊についてとても興味がありました。今回のお話を聞いて、深夜にお菓子を食べに隊員が集まってくるというのは本当なんだ!と驚きました。南極の外の景色をみせていただいたときには鳥肌が立ち感動しました。奥の方に見えたゴツゴツと見える氷床や、純白にキラキラと光る雪の表面の1つ1つが美しく感じました。
〇3年7組 笹 千夏
南極の氷と市販の氷、泉ヶ岳の氷を見たり触れたりしました。南極の氷は空気の粒がダイヤモンドみたいに透き通っていてきれいだと感じました。表面もなめらかで心地よかったです。