平成31年度&令和元年度

「裁判制度に関する講座」      地歴公民科

 令和元年10月3日(木),シチズンシップ教育の一環として,3年生を対象にした「裁判制度に関する講座」を開催しました。今回は,仙台地方検察庁より児島隆司様に来校していただき,検察庁の仕事内容や組織に関すること,事件発生から起訴に至るまでの流れ,そして「裁判員制度」の仕組み等についてお話をいただきました。

 

 

≪生徒の感想≫

 映画やドラマで「検察官」や「検察庁」という言葉は聞いたことがあったので知っていましたが,仕事の内容や事件発生から裁判が行われるまでの流れなど,詳しくは知らなかったので,今回学ぶことが出来てよかったです。また,裁判員制度については「現代社会」の授業で学びましたが,より深く掘り下げた話を聞くことで,司法に対する理解が深まりました。13,500分の1の確立で選出されるということなので,もし選出されたら責任を持って加わりたいと思いました。(3年女子)

 

 私は,今回の話のような分野に興味があるので,聞いていてとても面白かったし,ためになる話だと思いました。事件が一つ起こると,警察だけではなく検察庁の方々も捜査をすると聞いて,犯人を特定するためにたくさんの人が動いていることが分かりました。もしかしたら,将来,裁判員として選ばれて,一人の人の,今後の運命を決める行為に加わることがあるかもしれないので,今回聞いたお話を思い出して,公正に判断できるようにしたいと思います。(3年女子) 

 

 自分がもうすぐ裁判員に選ばれるかもしれない可能性を持った歳になるということをあまり今までは考えていませんでしたが,今日の話を聞いて現実的なものになりました。もし裁判員に選出されることがあれば,人間一人の人生を変えてしまうかもしれないという意識をもって,自分の役割を果たしたいと思いました。(3年女子)