鹿児島女子高等学校生徒会の皆さんが来校しました!

7月22日(水)午後,鹿児島女子高等学校生徒会4名(上田生徒会長,村田副会長,丸野副会長,河野会計部長)と引率の田上先生が来校してくれました。 鹿児島は台風の影響で前日からの大雨が降り続いていたそうで,多賀城の晴天と34度の暑さに驚いていました。 鹿児島女子高は120年の歴史を有し,藩主島津斉興によって天保6年 (1835年) に造営された玉里邸という国指定名勝が校内にはあるそうです。

本校の阿部生徒会長からの歓迎の挨拶のあと,鹿児島女子高の上田生徒会長からご挨拶をいただきました。 その後,互いの生徒会活動についての紹介をおこない,主に防災教育や生徒会行事について,活発な質問や意見交換がなされました。

本校に対しては避難訓練の工夫や生徒が自主的に取り組んでいる防災活動などについての質問がありました。 鹿児島女子高に対しては桜島噴火に対する備えや生徒会行事についての質問をおこないました。

  

  

意見交換の後には本校が取り組んでいる,波高表示活動について防災委員が実際の現場を案内しました。 はじめにイオン多賀城店の屋上駐車場から,i-Padを用いて当時の津波映像を示しながら説明しました。 続いて,津波跡がまだ残っている国道45号線多賀城市八幡歩道橋では,痕跡表示ステッカーの貼付も行っていただきました。 最後は古今和歌集や後拾遺和歌集の歌碑がある「末の松山」を案内しました。

  

「自分達が見聞きした被災地の様子を鹿児島に戻って友達に伝えたい」という鹿児島女子高の「薩摩おこじょ」の皆さんに見習うことが多い一日となりました。