令和2年度

「裁判制度に関する講座」 地歴公民科

  令和5年1月19日(木)7校時,シチズンシップ教育の一環として,1年生を対象にした「裁判制度に関する講座」を開催しました。今回は,仙台地方検察庁より宮尾友里恵様を講師にお迎えし,検察庁の組織や仕事内容に関すること,事件発生から起訴に至るまでの流れ,そして「裁判員制度」の仕組み等についてお話をいただきました。

 

 

≪生徒の感想≫

 私は,今まで裁判は映画などでしか見たことがなく,実際にどんなものなのか全く知らなかったので,講話を聞いてとても勉強になりました。今まで裁判員制度はそれなりのリスクを伴うのになぜ実施するのだろうと思っていましたが,重大な事件だからこそ国民の視点・感覚を元に判断しなければならないと聞き,納得しました。今回の講演で,改めて裁判官や検察官は重大な責任を伴う仕事のためいつも誠実で公正中立でいなければならない難しい仕事だと学びました。これから私も裁判官の方々のようにどんなことにも責任を持ち,最後までやり遂げるようにしたいと思いました。 (1年女子)

  裁判は,一般人の自分たちも条件を満たしていれば裁判員として選ばれる可能性がある。そのことは中学校で学習していたので知っていたが,実際にどのように選ばれて,どのような流れになるか全くわからなかったので,成人してから裁判員に選ばれたら困るなと思っていた。だが,今回の講座を聞いて,疑問に思っていたことを全て説明していただき,裁判員について詳しく知ることができた。 (1年男子)