ブログ

「平成30年度東北地区SSHサイエンスコミュニティ研究校発表会」への参加

 平成31年1月24日(木)~25日(金)に日立システムズホール仙台を会場に開催された「平成30年度東北地区SSHサイエンスコミュニティ研究校発表会」に災害科学科2年生が参加しました。このイベントは,東北6県のSSH指定校とScienceを主体として取り組む高校が一堂に会して,日頃の授業や部活動における研究の成果を発表し,発表者との対話を通じて自己や自校のレベルアップにつなげることを目標に開催されました。
 本校から,初日の口頭発表において1題,二日目のポスター発表で2題の研究発表を行いました。この一年間における取組を,スライドや1枚のポスターにまとめて,他校の参加生徒に向けて発信することで,課題研究への多様な取組と表現技法を学ぶ良い機会です。
 本校からの参加は以下の通りです。
《口頭発表》
「浦戸諸島における環境変化と植生の変化~マツ種による総合的な耐性の比較~」
 《ポスター発表》
「災害に強い街づくりへの考察」
「簡易津波発生装置を作る~多賀城から全国へ~」
 その他に,この研究発表会ではポスター発表アピールタイムや生徒間交流会など,研究発表以外の表現機会もあり,参加した生徒は大いに刺激し合いました。


■藤田 千尋(災害科学科2年 中野中出身) 口頭発表参加

 東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会に参加して,研究のレベルの高さに驚いた。テーマは私たちの生活に身近なものだけでなく地域ならではのものもあり,どの研究も内容は難しかったがとても面白く興味が湧くものばかりだった。私は口頭発表を行うのは初めてで緊張していたが,本番では落ち着いて話すことができて良かった。今まで行ってきたポスター発表とは違う緊張感を味わうことができた。
 県内だけでなく県外の発表を聞くことができる機会はなかなかないので,このような貴重な体験ができたことを大変嬉しく思う。

 今回参加して感じたことや考えたこと,学んだことを,これからの学校生活や進路達成に向けて生かしていきたい。


■木下 有優(災害科学科2年 中田中出身) ポスター発表参加

 今回の東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会では,他校の完成度の高い発表を見てきました。発表を通して,本校から参加したどの班も新たな課題が見つかったり,いろんなことを吸収することができたりととても有意義な時間になりました。
 他校の発表において,ポスターのレイアウトや発表形態などのレベルの高さはもちろん,自分達の研究を相手に伝えたいという思いが伝わってきました。今回私たちも精一杯頑張ってきましたが,自分たちの研究が未熟で掘り下げきれていないなと感じさせられました。
 学期末に開催される校内のポスター発表会や東日本大震災メモリアルdayまで時間があるので,それまでに今回新たに見つかった課題をできるだけ改善し,より良い形で今年の研究が終えられるように頑張りたいと思います。