平成29年度

塩釜一中「防災活動」

  

 6月11日(日)に,本校2年生の防災委員14名が,塩釜一中さんの「防災活動」の講師を務めました。この日は,塩竃市総合防災訓練の日で,塩釜一中さんでは,市全体の避難訓練の後に学年毎に防災活動に取り組みました。 本校防災委員は,中学2年生122名と地域の方を対象に「多賀城高校における防災活動の発表」と「防災ワークショップ」を行いました。 「多賀城高校における防災活動の発表」では,「災害科学科の授業内容」や「まち歩きマップ」も紹介しました。塩釜一中の生徒さんは興味深く聞いてくださり,たくさんの質問を受けました。

  

「防災ワークショップ」は,地域の方にも参加していただき,24グループに分かれて行いました。グループ毎に自分が「沿岸部」「都市部」「山間部」のどこにいるかを決めてもらい,その場所で大きな地震が発生したときの起こりうる危険と身を守る行動を考え,発表しました。最初はなかなか付箋に自分の意見を書けない人もいましたが,少しずつ慣れていき,最後には5つのグループが全体の前で堂々と発表しました。 防災委員にとっても貴重な経験となりました。ありがとうございました。

【生徒感想】
 2年 藤井 天音
 私は今回,ワークショップのメインファシリテーターをやりました。大人数の前で初めてやったので緊張しました。事前にシミュレーションをしたり,私なりに準備はしていたものの,中学生相手となると指示が伝わりにくかったりして,思うように進めることができませんでした。時間がかかりすぎてしまったことも改善点だと感じました。 とても良い経験になりました。
 2年 藤村 涼香
  最初に行った「多賀城高校における防災活動の紹介」では,分かりやすく説明できていて,中学生もクイズに積極的に参加したり,質問してくれたりして,とても良い時間になったと思う。また,ワークショップでは,指示するのが少し難しかったが中学生が積極的に意見を言ってくれたり,指示したとおりに行動してくれたりしたので良かった。今回の活動を通して,中学生と防災についてよく考えることができた。これからもこのような活動をしてきたいと思った。