SSH4年次(2021年度)

アースサイエンスウィークin仙台・高校生発表

1 目  的

 アメリカ地球科学研究機関AGI(American Geosciences Institute)は,市民が地球科学や自然科学の理解を深め,惑星の進化を学び,地球環境史を認識するために,国内外のイベント「Earth Science Week」を開始。2013年頃から日本地球惑星科学連合(JpGU)宛に協力についての打診があり,検討期間を経て2018年から開催している。

    本年度,日本におけるメインイベント会場で行われる高校生発表に参加することで,日頃取り組んできた研究の成果を発表し,参加者との対話を通じて相互交流を行うことで,発信力やコミュニケーション力の向上と,探究心の一層の伸長を図る。

2 主  催  アースサイエンスウィークジャパン実装委員会

3 日  程  2021年10月30日(土) 10:00~17:00

              31日(日) 10:00~17:00

4 会  場  スリーエム仙台市科学館

5 ポスター発表題・参加者

  「都市型津波と対策について」〈災害科学科〉2年4名

  「関東大震災とイチョウの防火性について」〈災害科学科〉2年4名

  「蔵王火山シミュレーション」〈災害科学科〉2年6名

  「私たちに何が出来るだろうか ~率先避難者たれ~」〈災害科学科〉2年5名

6 実施内容・評価

 災害科学科2年生19名が参加した。これまで課題研究で取り組んできたその成果を発表する貴重な機会を得ると同時に,地学分野の研究者や他校生と交流し,研究内容における新たな課題を発見したり,興味を引くポスター作成のヒントを得たりすることができた。

7 感   想

■災害科学科2年 佐々木拓夢(田子中出身)

 初めてのポスター発表であり,慣れない中での発表でしたが,回数をこなしていく度に段々慣れてきて,その発表の中で改善点も見つかるなど,とても良い経験になりました。また,質疑応答の際に自分たちが予想もしないような質問だったり,アドバイスをいただいたりしたことで,次の発表の機会にはもっと良い発表ができるような気がします。今後は研究内容を更に発展させていきたいです。

■災害科学科2年 淡谷倖(田子中出身)

 今回の研究発表を通して,自分たちの研究はもっと良くしていけると思いました。なぜならば,私は4回くらいポスター発表を行ったのですが,全ての発表で全く違う質問やアドバイスをいただき,その質問にしっかりと答えることができませんでした。この経験を今後の研究につなげ,研究を深めてきちんとした発表ができるようにしたいです。