海上保安庁「海猿」による水難事故防止教室が行われました
8月30日(水),本校の学校設定科目「くらしと安全」の授業の一環として「水難事故防止教室」が行われました。
授業は災害科学科2年生を対象に行われ,海や川に転落した場合の対処の仕方を学びました。はじめに,宮城海上保安部「巡視船くりこま」の藤田伸樹潜水士から,人体の比重の説明や重心によって浮力が変化することなど,科学的な解説を受けました。その後,衣服を着たままプールに入り,救助を待つ際に有効な背浮きや,誤って水に落ちてから,背浮き姿勢を取る練習,ペットボトルを持ったり救命胴衣をつけたりした状態での浮力を確かめました。
生徒は命を守るための行動を会得するとともに,水難事故に遭遇した場合の最善の方法を学びました。
開始のあいさつ
背浮きの練習
救命胴衣を使った背浮き
本校卒業生の田仲潜水士(左から4人目)と記念撮影