平成27年度

復興庁主催「新しい東北 交流会in仙台」

2月11日、仙台サンプラザで「新しい東北 交流会in仙台」が行われました。
復興庁が主催するこの催しは、東日本大震災から5年、復興の歩みの中で東北各地に生まれた「新たな挑戦」を紹介し、今後の復興の在り方を考えていく。という趣旨で、90を超える団体が一堂に会し、取り組みの内容を各ブースで紹介・展示しました。
「災害科学科」を開設する本校も、招待を受けブース出展とプレゼンへの参加をしました。
今回は生徒会副会長の鈴木菜々子さんと執行部の阿曽南美さん、小野寺杏さんが参加し本校の防災活動や災害科学科の紹介をしました。
途中、高木復興大臣も本校のブースを訪れ、鈴木さんらは活動の内容などを説明しました。


本校の津波標識を手にする高木復興大臣


本校の活動をプレゼンする鈴木さんら


新聞記者からの写真撮影を受ける左から阿曽さん、鈴木さん、小野寺さん

さらに、翌12日、髙木大臣は閣議後の記者会見で、この交流会に出席したことを 記者会見で語り、本校の津波標識活動を大変印象に残る活動だ。との感想を述べられました。 以下は会見の発言要旨です。

髙木復興大臣閣議後記者会見録(平成28年2月12日(金)10:33~10:37 於)復興庁)
復興庁HPより

1.発言要旨
 私から一点でございます。新しい東北交流会in仙台への出席の所感について申し上げます。   

 昨日、2月11日でございますけれども、新しい東北交流会in仙台に出席をいたしました。当日は約700名の方々の御来場がありました。   
 会場では、先導的なビジネスに取り組む6事業者の顕彰を行うとともに、ブース展示も視察してまいりました。女性や若者の皆様が活躍されている団体の取組や、外国人対応も意識した観光の取組など、従来の手法や発想にとらわれない、新たな挑戦が進んでいることを実感しました。今後も、4月からの復興・創生期間初年である本年を、地方創生のモデルとなる復興の実現に向け、第一歩としていくよう、全力で取り組んでまいりたいと考えています。   
 先ほど申し上げましたブース展示では、多賀城高校の生徒会の女子生徒さんが、津波がここまで来たというプレートを電柱などに貼り付けるなどして、復興の記憶を忘れないように、これからの教訓にするように、そんなような活動もなさっておりました。大変印象的でございましたので、一つ付言をさせていただくところでございます。   
 以上でございます。