教育活動

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10/28に課題研究特別講義を実施しました(1学年)

宮城県教育委員会の「外部講師活用事業(特色ある学校づくり)」の一環として,京都産業大学生命科学部産業生命科学科  佐藤賢一先生をお招きし「自らの質問を作り出す手法を学ぶ」をテーマに,課題研究特別講義を実施しました。

今後,グループで課題研究を実施していくにあたり,研究分野の問づくりを行います。今回の講話の手法を用いて,自分たちで問いを洗いだし,その問いを解き明かす学びへと深化させて欲しいです。

<生徒感想>

問いの生成から問いの分類、変換など、考えたこともない問いに対するアプローチを知ることができてとても面白いかった。また、私は問いに対して完璧であろうとしてしまい、行き詰まってしまうと、「もうわからない」と思ってしまうのですが、先生のお話からそれでもいいんだと言うことを教えていただきとても心が軽くなりました。学習を深めるのにも今日学んだことを活かして行きたいと思います。グループワークなど友人と意見交換もして楽しく学ぶことができました。

問いを問いで返すという行為が新鮮で面白かったです。聞くことでより具体的になるし、会話も続いていいなと思いました。また、グループ活動をしたときに、「Srcについて自由な問いを考える」となっただけで16個もの問いがみんなで出たので、想像力を働かせて色んなものに興味を持ちたいなと思いました。

この講義を受けて、自ら問いを立てることの大切さを学ぶことが出来ました。今までの自分の生活を振り返って見ると、「問い」に対して「答え」ばかりを探してしまっていた事に気が付きました。講義の中では、佐藤先生の言葉に何度もハッとさせられました。「問い」をもっと意識して、考えを深め、背景を掘り下げられるようになりたいなあと思いました。

やはり多賀城高校、それから災害科では課題研究であったり、県外に派遣して専門家の方から知識を教わったりする機会が多いので、特にそのような場面で、問題や疑問に対する質問を出し、その質問に対してさらに質問をするというタイミングを増やすことで、今後のわたしたちの学びに繋がり、活かせていけると考えました。