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平成31年度&令和元年度 行事

第42回卒業式が行われました

第42回卒業式が行われました

 

令和2年3月1日(日)、卒業証書授与式が挙行されました。多賀城市長菊地健次郎様よりご祝辞をいただき、ご来賓、保護者の皆様方に見守られながら、普通科237名、災害科学科39名、計276名が本校を巣立っていきました。

 

43回生修学旅行

 令和元年12月1日から3泊4日で,関西方面へ修学旅行に行ってきました。

 今年度は,主体的な活動を促すため,例年実施している班別自主研修の企画立案はもちろん,クラス別研修の設定も生徒の意見を大いに取り入れ,しおりの作成にあたり,データの入力や管理など,実行委員会の生徒を中心に準備に取り組んできました。

 その甲斐あってか,自分たちの行動に自覚を持ち,持ち前の,互いに助け合い,お互いを尊重し合うという多賀城高校生のストロングポイントが存分に発揮された,素晴らしい4日間でした。クラス別での研修を含めると二府三県に跨がるスケジュールでしたが,大きな事故もなく充実した時間を過ごすことができました。

 1日目は,ほとんどの生徒が始発電車での集合でしたが,無事予定通り出発し,清水寺,金閣寺を回り,大津プリンスホテルにて宿泊しました。修学旅行実行委員会の作成した見学地資料なども参考にしながら,熱心に見学していました。

 

 

 

 

 

 

 2日目は,班別自主研修です。班ごとに趣向を凝らした計画に沿って出発していきました。あいにくの雨に見舞われましたが,安全に配慮しながら元気よく京都府内を見て回ってきました。夕方には雨も止み,それぞれが楽しみにしていた夕食を食べて帰ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 3日目は,クラス別研修です。クラスごと,方面や目的は異なりましたが,関西地方ならではの歴史や文化に触れ,順次ユニバーサルスタジオジャパンへと到着し,短い時間ではありましたが,友人たちと一緒に,ひとときの思い出づくりができました。

 

 

 

 

 

 

 4日目は,引き続きクラスごとの行動となり,午後13時過ぎ,新大阪駅から新幹線を乗り継いで仙台駅で無事解散となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 日本最大の湖である琵琶湖の眺望,世界遺産や国宝となっている歴史的建造物の荘厳な佇まい,大災害からたくましく復興を遂げている神戸の様子,温かみのある関西の方々との触れ合いなど,「本物」に触れることは,自己の知見を広げ,創造力を豊かにする礎となることでしょう。

 修学旅行の実施に際しまして,関係各位並びに保護者の皆様に厚く御礼申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

修学旅行実行委員長感想 白井 奎吾(東豊中出身)

 私たちは,この3泊4日の修学旅行を通じて大きく成長したと感じます。正直なところ,私は4日間も共に生活をするということで,何らかの衝突が起こってしまうのではないかという危惧もありました。

しかし,終わってみればそんな心配ごとは無用でした。衝突はおろか,むしろ固い団結力が生まれた,と私は思います。その団結力とは,体育祭や文化祭で生じるようなものをさらに上回っています。今までに感じたことのないような仲間意識が芽生えたように感じます。

 私たち2学年はもう受験生です。この大きな力を用いて,互いに切磋琢磨し,全員が笑って新たな進路に進めることを私は願っています。 

第1学年「社会人講話」が行われました!

 令和元年11月12日に1年生を対象に「社会人講話」が行われました。

 各分野で活躍する社会人を講師として招き、「社会人としての常識」「職務遂行に必要な知識」「今後の学校生活で学ぶべきこと」などについてお話していただきました。

 普段の授業とは違った形での講義に、生徒は目を輝かせて講義に集中していました。

 参加希望が最も多かったのは「宮城県職員」で、将来地元の自治体で活躍したい生徒が多いことがわかりました。

 今回の社会人講話で得た知識を生かし、今後の高校生活をより充実させてもらいたいと思います。

 

人生の先輩に聞く第二弾 仙台89ERS志村雄彦さん

 10月4日(金)に仙台89ERSの志村雄彦さんをお呼びしてお話を伺いました。
志村さんは昨年の5月に現役選手としてのキャリアを終え、現在は仙台89ERSのゼネラルマネージャーとしてチームを日本一にすることを目標にしています。今回の講演会では自身の高校時代のお話や、好きなモノをみつけること、変化を恐れずにチャレンジすることなどについてお話ししていただき、生徒からの質問にも丁寧に答えていただきました。

〇1年女子生徒の感想
 志村さんのお話のなかで印象に残ったのは「好きなものを見つける」についてです。私は小さい頃いろいろな習い事をしていて、自分に合わないと思うとすぐにやめてしまいました。志村さんと同じ小学三年生のときにバスケットボールを習い始めましたが3日でやめてしまいました。理由はもともと運動が得意な方では無かったため周りの選手にどんどん引き離されていき、このまま続けても上手くなれるのか疑問に思ったからです。また、やっていても楽しいと思えなければ意味がないとも思いました。私はこのことがきっかけですごく落ち込み、自分は何をやってもすぐにあきらめてしまう人間なんだと思っていましたが、母が「たくさん挫折した分、いろんな経験ができるってことだから自信を持って」と私に言ってくれたおかげで自信を持つことができました。志村さんが言っていた「変化を恐れずにチャレンジする」ということはまさにこのことだなと思いました。
今では自分の本当に好きなものを見つけてさらに磨きをかけるために日々努力をしています。志村さんが言った通り、努力と結果は必ずしも比例するわけではなく、自分の成長につながって始めて結果が出るということを頭に入れて、失敗してもその失敗が経験となり成長していくことを信じて頑張っていこうと思います。本当にありがとうございました。

〇保護者の方の感想
 子供たちに伝えたい志村さんの言葉が保護者の私にも深く響きとても勉強になりました。志村さんは長いキャリアをお持ちであるにもかかわらず、現役選手の頃からとても謙虚で、どのようなお人柄なのか、どのような家庭環境でお育ちになったのかとても興味がありました。志村さんは才能だけではなく、並外れた努力をされてきたことを今回初めて知りました。
 子に対して私は「ダメ」、「このようにした方が良い」など否定的な言葉や失敗しない近道を投げかけてしまいます。私は褒めることに不慣れで押し付け、子自身で考える機会を与えてこなかったのだと気付きました。志村さんに教えていただいたことを日々の中で意識しながら生活していきたいと思います。

「裁判制度に関する講座」      地歴公民科

 令和元年10月3日(木),シチズンシップ教育の一環として,3年生を対象にした「裁判制度に関する講座」を開催しました。今回は,仙台地方検察庁より児島隆司様に来校していただき,検察庁の仕事内容や組織に関すること,事件発生から起訴に至るまでの流れ,そして「裁判員制度」の仕組み等についてお話をいただきました。

 

 

≪生徒の感想≫

 映画やドラマで「検察官」や「検察庁」という言葉は聞いたことがあったので知っていましたが,仕事の内容や事件発生から裁判が行われるまでの流れなど,詳しくは知らなかったので,今回学ぶことが出来てよかったです。また,裁判員制度については「現代社会」の授業で学びましたが,より深く掘り下げた話を聞くことで,司法に対する理解が深まりました。13,500分の1の確立で選出されるということなので,もし選出されたら責任を持って加わりたいと思いました。(3年女子)

 

 私は,今回の話のような分野に興味があるので,聞いていてとても面白かったし,ためになる話だと思いました。事件が一つ起こると,警察だけではなく検察庁の方々も捜査をすると聞いて,犯人を特定するためにたくさんの人が動いていることが分かりました。もしかしたら,将来,裁判員として選ばれて,一人の人の,今後の運命を決める行為に加わることがあるかもしれないので,今回聞いたお話を思い出して,公正に判断できるようにしたいと思います。(3年女子) 

 

 自分がもうすぐ裁判員に選ばれるかもしれない可能性を持った歳になるということをあまり今までは考えていませんでしたが,今日の話を聞いて現実的なものになりました。もし裁判員に選出されることがあれば,人間一人の人生を変えてしまうかもしれないという意識をもって,自分の役割を果たしたいと思いました。(3年女子)

 

 

STAND UP SUMMIT 2019に参加しました!

 8月5日、6日の2日間にわたり行われた「STAND UP SUMMIT 2019」に参加してきました。

 このイベントは復興に対する意識の風化防止と次世代の育成を目的とした東日本大震災の復興支援イベントです。今回で6回目となり、東北、東京、海外の学生が東京ビッグサイトに集まり「未来は自分たちで創っていく!」という強い意志のもと、震災からの8年間を改めて振り返り、復興の現状や東北が抱える課題、今後自分たちが取り組める活動について話し合いました。

初日は障害者スポーツを体験し、車イス体験活動やシッティングバレーボールを行いました。

 

 生徒たちは「小さな段差も車イスの方々には大きな障害物に感じる」「ハンディキャップがあっても熱意を持ってプレーする姿が印象的だった」などの感想を持ち、イベントの意義を改めて実感した様子でした。

 

 2日目はセクションごとの活動を行いました。

 

グループごとに話し合い活動を行い、復興の現状や課題について話し合い、未来へ向かい何をつないでいくことができるのか発表を行いました。

 

 そして最後はパネルディスカッションに参加しました。

 

パネラーとして1年7組 門脇孝太郎くんが選ばれ、司会のパックンマックンや他の高校生たちと様々な意見を交換しました。

 

 現在学校で行われている避難訓練のあり方や、「心の復興に必要なものは何か?」をテーマに熱い議論が繰り広げられました。

 

 とても暑い中行われた「STAND UP SUMMIT 2019」でしたが、生徒は全国の学生たちと交流を深めながら、防災減災学習への新たなる意欲を持った様子でした。

 被災地へのメッセージボード

 ※被災地に向けたメッセージボードが作成されました。

人生の先輩に聞く 第一弾 金井宣茂JAXA宇宙飛行士

金井宣茂JAXA宇宙飛行士にお話を伺いました。金井さんは外科医師、潜水医官を経て宇宙飛行士となり、昨年の6月まで約半年間、国際宇宙ステーションに滞在し、さまざまな活動を実施しました。
宇宙での活動のようすや宇宙飛行士選抜試験で出会った仲間とのこと、一歩踏み出して挑戦することについてお話ししていただき、生徒からの質問にも丁寧に答えていただきました。

〇1年7組 鈴木日菜子 
 金井さんのお話の中で大切だなと思ったことは、夢をあきらめないで頑張ることです。私は自分のやりたいことから目を背けてしまうことがあります。金井さんのお話を聞いて夢や自分のやりたいことから逃げないで頑張ろうと思いました。
 そして、私の質問に直接答えていただきありがとうございました。とても緊張して自分でも何を言っているか分からず焦りましたが、金井さんに優しく話しかけていただいて本当に嬉しかったです。ありがとうございました。

第1学年進路講演会が行われました!

 7月4日(木)に第1学年進路講演会が行われました。


ベネッセコーポレーションより田中直祐氏に講師として来校して頂き、高校1年生としてのあるべき学習習慣、自分の成績の分析、新入試等について教えていただきました。

 また「時代は変化している」ということをテーマに、人口減少やそれに伴うAIの進展など未来を担う高校生が知っておくべき事柄についてお話を頂き、生徒たちは熱心に話を聞いていました。

 この講演会で学んだことをしっかりと理解し、進路実現に向かって努力してほしいと思います。

 

 

5月8日(水) 南極教室in多賀城高校 

多賀城高校31回生の内海雄介さんが、第60次南極地域観測隊の越冬隊として活躍しており、多賀城高校と昭和基地を衛星回線を通じたテレビ会議システムで結び、観測の意義や南極の自然、隊員の仕事や生活について教えていただく南極教室を行いました。
昭和基地から観測隊の生の声を聞くことができた貴重な機会となりました。

〇1年7組 平井 美帆
 南極での生活は大変だけど楽しいとお聞きし、命の危険と隣り合わせであるにも関わらずそういうことが言えるのは皆さんが真剣に南極のお仕事に取り組んでいるからだと思いました。たくさんのことを教えていただきありがとうございました。これからも頑張ってください。宮城から応援しています!!

〇2年6組 安藤 龍汰
 多賀城高校の先輩が隊員として南極に派遣されているという話を聞いて驚きました。自分の努力次第で可能性は広がるんだという自信がつきました。

〇2年6組 髙橋 ユウ
 私は「南極料理人」という映画を見てから観測隊についてとても興味がありました。今回のお話を聞いて、深夜にお菓子を食べに隊員が集まってくるというのは本当なんだ!と驚きました。南極の外の景色をみせていただいたときには鳥肌が立ち感動しました。奥の方に見えたゴツゴツと見える氷床や、純白にキラキラと光る雪の表面の1つ1つが美しく感じました。

〇3年7組 笹 千夏
 南極の氷と市販の氷、泉ヶ岳の氷を見たり触れたりしました。南極の氷は空気の粒がダイヤモンドみたいに透き通っていてきれいだと感じました。表面もなめらかで心地よかったです。