教育活動
大妻中野中学校・高等学校とのオンライン交流会 「中学生・高校生にできる防災・減災アクション」
11月13日(土)「中学生高校生ができる防災・減災アクション」をテーマに、大妻中野中学校・高等学校とのオンライン交流会を行いました。
本校から12名、大妻中野中学校・高等学校から20名の参加です。両校の学校紹介及び研究発表ののち、6グループに分かれてグループディスカッションを行いました。
学校紹介や研究発表からは、それぞれの視点の違いに気づき様々な発見のある内容でした。グループディスカッションでは、両校とも積極的な意見交換となりました。新たな視点の獲得や考えの深まりがあった交流会でした。
今回の機会を与えていただきました、大妻中野中学校・高等学校の皆さまに感謝申し上げます。
【生徒の感想】
●災害科学科1年 設楽 莉央(高砂中出身)
被災経験がない人の意見を聞くことができて新鮮でした。私たちは普段、防災に関心のある人や被災した人、専門家と関わる機会が多いですが、まだ大きな災害にあったことがない人にはあまり関わっていないのではと思いました。今回はまだ大きな災害を経験したことがない人の防災のイメージが垣間見えた気がします。これからはそのような人へのアプローチも考えていきたいです。
●災害科学科1年 村上 明華(東豊中出身)
今回の交流会を通して、東京の大妻中野中学校・高等学校が行っている「メディカルカード」の内容を知ることができました。また、グループディスカッションの意見交換で、それぞれの活動に付け足した方がいい点を話し合い、防災・減災についての学びを深めることができました。
●普通科2年 菊池 せせら(東豊中出身)
グループディスカッションでは、中学生・高校生の区別なくたくさんの意見を出し合うことができ、自分としてはとても刺激を受けました。個人的には話し合いの中で出された「メディカルカード」の活用を検討してみたいと思いました。宮城と東京とで全く環境は違いますが、「防災」というテーマの下、繋がることができたと感じました。
●災害科学科2年 菊地 優衣(五城中出身)
私が担当した学校紹介では読むところを間違えてしまったりしましたが、人の前で何かを発表するという経験を積むことができてよかったと思います。また、グループディスカッションでは、東日本大震災発生時の東京の様子や、大妻中野中学校・高等学校での防災の取り組みなど、今までに知らなかったことを聞くことができて、とても充実したものになりました。
●災害科学科2年 佐藤 快(多賀城市立第二中出身)
ZOOMでは隣に人がいるわけではないため、コミュニケーションをとることが、実際に会って話すより難しく感じました。しかし、遠くの場所にいる人と簡単に意見交換ができるという体験をしました。交流会では、多賀城高校とは違う視点での発表を聞くことができて、自分の考えが深まったように思います。
●災害科学科2年 玉川 淳之介
今回の大妻中野中学校・高等学校との交流会は、個人では使わないZOOMの使い方や活用の仕方を学ぶ良い機会でした。さらに、自分達が行ってきた課題研究を実際に発表して、言葉に詰まってしまう部分や研究の中で曖昧な部分を見つけることができた貴重な機会でした。