2023年7月の記事一覧
SS野外実習Ⅰ「浦戸巡検」を実施しました!
【目的】
路頭見学や試料採取に適した県内のフィールドにおける、地学・生物・化学分野の観察・調査の野外実習
を通して、私たちを取り巻く地球環境を理解する。
⑴基礎的な観察・調査・試料採取の方法を学ぶ。
⑵観察記録をもとに、結果をまとめる手法を学ぶ。
⑶まとめから新たな課題を設定することを学ぶ。
【日程】
7 月7 日(金):事前学習
7 月13日(木):野外実習
7 月14日(金):事後学習
・1~3 校時 指導助言「研究成果のまとめ方 図式化のすすめ」
・4 校時 講話「塩竈市浦戸諸島 東日本大震災の体験を振り返って」
【参加生徒】
第1 学年 災害科学科 40 名
【講師】
国立研究開発法人 海洋研究開発機構 海域地震火山部門 上席研究員 田村芳彦 氏(事前学習~事後学習)
一般社団法人浦戸自主航路運営協議会 理事長 内海春雄 氏(事後学習の講話)
【実施内容・評価】
寒風沢島では講師による講義を行った。実際に対岸の野々島を眺め、地層や地形について学んだ。その後、地学班・化学班・生物班に分かれ、野々島へ移動し、フィールドワークを実施した。地学班ではクリノメーターを用いて、地層の走向と傾斜を測定する手法を学んだ。また、島という特殊な地形ならではの特徴や歴史について学んでいた。本巡検を通して、浦戸諸島で体験的に学習したことをレポートにまとめ、課題研究のイメージをつかむことができた。
【SS科学部】学都 仙台・宮城サイエンス・デイ2023に参加しました!
【日時】令和5 年7 月16 日
【場所】東北大学川内キャンパス・東北大学工学部
【発表テーマ】砂浜のマイクロプラスチックをさがしてみよう!
【内容】科学の芽である「ふしぎだと思うこと」を県内の砂浜の砂からマイクロプラスチックを探し出す体験をきっかけに体感してもらう企画を実施した。SS 科学部の生徒がファシリテーターとして、地域の子どもたちやその保護者の方とともに、探し出したマイクロプラスチックから様々な問いを導き出した。
【表彰】東北経済産業局知的財産室長賞、「E」でしょう!
SS地域防災活動(宮城海上保安部と日本赤十字社宮城県支部との合同訓練)
【日時】令和5年7月12日(水)11:30~17:00
【場所】貞山ふ頭、石巻湾
【参加生徒】第1、2学年 災害科学科 20名
【内容】
宮城海上保安部の方々と巡視船ざおうに乗り、船内の様子や、傷病者吊り上げ訓練を見学した。また、大規模地震発生時における被災者の救助の訓練に、トリアージでの傷病者役として生徒は参加した。災害時の初期対応や救助活動について、直接の体験から学ぶことができたとともに、隊員の方々に質問する機会もあり、課題発見や進路意識の醸成につなげることができた。