教育活動

2016年5月の記事一覧

「図上訓練」と「社会支援ワークショップ」を行います 無事終了、ありがとうございました。

多賀城高校3年生が,災害時の自助共助や社会貢献について考えます。1年生では「くらしと安全A」,「自然科学と災害A」の授業を公開します。

 多賀城高等学校はパイロットスクールとして全学で防災・減災教育に取り組んでいます。3年生では外部からの講師を招き,防災図上訓練と復興支援事業に携わる会社の活動理解とその支援のあり方について学習します。同時に1年生では防災科目「くらしと安全A」と「自然科学と災害A」の授業を公開します。

                          記

1 日  時  平成28年5月30日(月) 13:20~15:10
2 場  所  宮城県多賀城高等学校
3 内  容  
 (1) 防災図上訓練(3年6,7組)       洪水や土砂による大規模災害を想定した講義と,図上訓練
 (2) 社会支援ワークショップ(3年1~5組) (株)アソボットの事業内容と復興支援の方法について
 (3) 「くらしと安全A」(1年6組普通科)   災害時の「水と火の確保」について
 (4) 「災害と情報」(1年7組災害科学科)   災害時のメディアの役割
    「自然科学と災害A」(1年7組災害科学科)火山と災害について
4 講 師 等
 (1) (株)八千代エンジニアリング 寺脇 学 氏
   総合建設コンサルタント事業のノウハウを活かした災害への対応や防災活動を全国各地で実施。
 (2) (株)アソボット 本谷 忠大 氏
   社会課題を解決するNPOへのサポートプロジェクトを題材として,日本における共助の考え方と新しい方法
  について提案している。
5 参加者     多賀城高等学校3年生全クラス及び1年生2クラス
6 問合わせ  宮城県多賀城高等学校 022-366-1225 (担当 佐々木)

※5月30日は宮城県議会文教警察委員会の議員の皆さんも来校予定となっています。

防災・減災をテーマとした「課題研究基礎」に関する講演を行います! 無事終了、ありがとうございました。

多賀城高校1年生が取り組む「課題研究基礎」の進め方や,資料収集の一助となるデジタルアーカイブの使い方についての講演を行います。

 多賀城高等学校では「総合的な学習」において,防災・減災をテーマとした課題研究に取り組みます。課題研究の進め方について東北大学講師久利美和氏を,震災アーカイブの利活用について宮城県図書館職員を講師として招き,今後取り組む「課題研究基礎」の基礎知識を学びます。

                             記

1 日  時
 (1) 課題研究の進め方         平成28年5月26日(木) 15:20~16:10
 (2) デジタルアーカイブ利活用の実際  平成28年5月31日(火) 15:20~16:10

2 場  所  宮城県多賀城高等学校

3 内  容
 (1) 課題研究の進め方
   課題研究を進めるにあたって,テーマ設定や実験・調査の方法,文献検索の方法などについての留意点についてを学ぶ。
 (2) デジタルアーカイブ利活用の実際
   デジタルアーカイブを活用することで,震災を後世に伝える,各地に伝える方法としての有効性について理解し,学習
  活動につなげる。また,探究活動や課題研究の基礎データとしての有用性や留意点を学ぶ。

4 講 師 等
 (1) 東北大学災害科学国際研究所講師 久利 美和 氏
   自然災害科学,固体地球惑星物理学が専門。震災後は地球深部探査船「ちきゅう」に乗船し地震調査掘削を行う。地学
  分野,災害分野を中心とした研究をわかりやすく高校生や一般の方に紹介する活動も多い。
 (2) 東日本大震災アーカイブ宮城
   宮城県図書館が県内の東日本大震災に関する資料をデジタル化したアーカイブ。自治体毎に整理されており、著作権フ
  リーであることが特徴。

5 参 加 者  多賀城高等学校1年生全クラス

6 問合わせ  宮城県多賀城高等学校 022-366-1225 (担当 佐々木)

「社会と災害」の特別授業を行います! 無事終了、ありがとうございました。

多賀城高校災害科学科1年生が,外部講師の授業を初めて受講します。

 多賀城高等学校災害科学科では,防災・減災に関する専門教科を開設し新たな教材や学習手法の開発を行っています。今回は長らく地質工学関連会社に勤務経験のある鹿島台中学校深瀬教諭から東北地方の地形や地質の特徴を捉え,自然環境や災害との関連性について学ぶ。

                           記

1 日  時 平成28年5月25日(水) 13:20~15:10

2 場  所 宮城県多賀城高等学校

3 内  容 
  東北地方などの気象条件や地理的条件を踏まえ,地質の特性や岩盤に起因した災害の実例紹介や,「液状
 化」,「岩盤の泥濘化」,「地下水と安定勾配」などの演示や演習を行う。

4 講  師 大崎市立鹿島台中学校 教諭 深瀬 規友 氏
       山形県山形市生まれ。日本大学文理学部応用地学科卒業。鉱物鉱床学を専門とし,昭和57年から東京
      大学学術総合資料館(博物館)非常勤職員として岩石・鉱物の同定等の業務に就く。昭和61年応用地質
      株式会社入社。東北地方~北海道南部地域の地質工学を基礎とした災害・土木・環境・地下資源・活断
      層等の多岐にわたるコンサルタント業務に就く。平成17年から宮城県公立学校等の常勤講師として,
      地学・物理教科を担当。現在,大崎市立鹿島台中学校理科教諭として勤務。

5 参 加 者 多賀城高等学校災害科学科1年生 38名

6 問合わせ 宮城県多賀城高等学校 022-366-1225 (担当 佐々木)