陸上競技
陸上競技部活動報告
5月12日~14日に宮城県高校総体仙塩地区予選会が栗原市築館総合運動公園陸上競技場で、5月28日~31日に宮城県高校総体が弘進ゴムアスリートパーク仙台で開催されました。
昨年度はコロナ禍の影響により高校総体が中止となり、2年ぶりの開催となりました。今シーズンも蔓延防止等重点措置の発令に伴い、春先の競技会がすべて中止となり、競技場を使用しての練習すらできない中で、仙塩地区予選を迎えました。そんな中でも自己記録を多くの選手が更新し、2・3年生の多くの選手が県大会への出場権を獲得しました。特に男子の4×100MRと4×400MRは仙塩地区でも上位のタイムをマークし、東北大会出場が現実的な目標として見えた大会でした。
そして迎えた県総体では、男子4×100MR予選ではバトンパスの合わない部分もありながら全体5番目の記録で準決勝に進出。午前中に吹いていた強風も治まり、記録の短縮と決勝への期待を込めた勝負の準決勝。よいスタートをきりながらも第1走者が途中で肉離れをしてしまい、東北大会出場の夢が断たれてしまいました。4×400MRでも怪我により走れない選手が複数出たことにより、メンバーの入れ替えを余儀なくされ、健闘しましたが全体12番目のタイムで決勝進出とはなりませんでした。怪我がなく、予定通りのメンバーで走りきることができればどちらも可能性があったため非常に悔しい思いをしました。この悔しさは後輩たちがしっかり果たしてくれるものと思います。
ここまでがんばってきた3年生お疲れ様でした。
宮城県高校総体
男子 100M 星 綱太 11秒02 準決勝進出
400M 齋藤 優太 51秒40 準決勝進出
4×100MR 及川・後藤・早坂・星 43秒24(予選記録) 準決勝進出
4×400MR 齋藤・釣舟・迎・星 3分29秒40 準決勝進出
八種競技 菅原 陸斗 3614点 9位
陸上競技部活動報告
4月から6月までの大会がすべて中止または延期となり、7月に実施予定だった宮城県夏季陸上競技記録会も前日に中止となりました。8月までに参加できた競技会は7月下旬に行われた長距離種目のみ仙台市競技会のみでした。
また、3年生については、6月に学校が再開し、新入生が入部するまでの期間を活動の様子を見せるために練習に参加していましたが、新入生の入部と入れ替わるように受験に向け引退した部員がほとんどで、少数の3年生も7月の夏季記録会までと決め、勉強の合間を縫って練習を続けていましたが、1名を除いて代替大会を待つことなく引退してしまいました。
そして迎えた今年度初めての大会。通常であれば、選手に対して送られる声援も、今大会は拍手での応援のみとなっており、例年の高校総体同様の盛り上がりとはなりませんでしたが、連日の猛暑の中、どの学校の選手も練習の成果を発揮しようと必死に競技に臨む姿がありました。
本校から唯一出場した3年生はやり投げで自己記録を更新し、5位に入賞しました。他の3年生も引退前の練習の様子からすれば、総体が開催されれば自己記録の大幅な更新や、上位進出は間違いないと思うような選手がたくさんいました。試合がないまま引退せざるを得なかった3年生のことを思うと悔しい気持ちがいっぱいです。残された後輩たちは競技ができる喜びをかみしめてがんばってほしいと思います。
男子 110MH 2年 菅原 陸斗 準決勝進出 (18秒29)
4×100MR 釣舟・早坂・及川・星 準決勝進出(44秒57)
4×400MR 齋藤・及川・星・釣舟 準決勝進出(3分35秒37)
やり投げ 3年 小針 颯太 第5位 46m79(予選:49m02)
陸上競技部活動報告
宮城県高校駅伝大会
10月21日に栗原市立若柳中学校前を発着として全国高校駅伝大会の宮城県予選会が行われました。
12月に行われた全国大会では宮城県代表の仙台育英学園が男女共に優勝するという快挙を成し遂げましたが、そういった全国屈指のチームと同じレースを走り、20分以上の差が開くと早発となるため、1本の襷でゴールまでつなげられるように選手一人一人が次の走者のために懸命に走りました。結果的に女子はゴールタイムこそ20分以上の差が開いたものの、早発になることなく襷を繋ぐことができ、昨年のタイムも順位も上回ることができました。怪我をしており万全でない選手もいた中で力を出し切りました。男子は5000mを得意とする選手が1名のみで、他の選手は中距離専門の選手ばかりで厳しい状況でした。最終7区で早発となり、残念ながら1本の襷をゴールに運ぶことはできませんでした。この悔しさを忘れずに、来年度またがんばってもらいたいと思います。
女子
菊地美唯・佐藤真理彩・安ヶ平果穏・伊藤凜・中島シオン
1時間29分29秒 15位
男子
小野寺純輝・氏家優平・白幡遥・佐々木唯翔・早坂至恩・赤間昇祝・鈴木勇人
2時間40分49秒 30位
2020年初詣
新年を迎え、1月5日より練習をスタートしました。年始恒例の塩竈神社へ参拝してきました。怪我などなく無事に過ごすことができ、部員それぞれの目標が達成できる1年になることを期待しています。新入部員がたくさん入ってくれることも願っています!
陸上競技部活動報告
宮城県高校新人陸上競技大会
9月6日から9日の予定で弘進ゴムアスリートパーク仙台を会場に宮城県高校新人大会が開催されました。大会4日目にあたる9日が台風の接近に伴い、10日に順延して実施されました。大会期間中は9月だというのに連日の真夏日で、長距離種目では熱中症で倒れる選手も多数出る過酷な環境でした。ひとめぼれスタジアム宮城とは異なり、スタンドには日陰が少なく、待機している選手も応援の生徒も大変でした。
今大会は上位4名(一部種目を除く)には東北新人大会への出場権が与えられ、6位入賞者(長距離種目では8位入賞者)には県高体連選抜合宿へ参加を認められ、また、8位入賞者には来年度の県高校総体へのシード権を付与されるなど非常に大事な大会でした。
東北新人大会への多くの選手の出場と、リレーでの決勝進出を目指して臨みましたが、男子やり投げ5位、男子三段跳び6位・7位、男子4×400MRではわずか0.25秒で決勝進出を逃すなど、いずれもあと一歩のところで目標としていたものを逃す悔しいものとなりました。来年の高校総体で通用するようなパフォーマンスを発揮し、上位進出への自信を深めることと冬季練習に向けてモチベーションを高められるように、残りのトラックシーズンを頑張っていきたいと思います。
男子
200M 日下惇平 23秒22 準決勝進出
400M 土屋一平 52秒89 準決勝進出
4×100MR 増尾・日下・中川・星 43秒89 準決勝進出
4×400MR 増尾・中川・日下・土屋 3分28秒88 準決勝進出
三段跳び 中川祐希 13m40 第6位
三段跳び 小松竜士 13m13 第7位
やり投げ 小針颯太 48m80 第5位
八種競技 栗原孝弥 3820点 9位
女子
1500M 菊地美唯 5分9秒74 13位
3000M 菊地美唯 11分39秒49 16位
三段跳び 小関紗世 9m87 10位
やり投げ 原田瑞穂 25m04 16位
陸上競技部活動報告
7月7日 みやぎ国際トライアスロン仙台ベイ七ヶ浜大会
リレーの部にチームKIBOWの一員として5名の部員が参加してきました。雨で肌寒い天候の中、小野寺純輝、白幡遥、鈴木勇人、佐藤真理彩、安ヶ平果穏の部員がスイム1.5キロ、バイク40キロの選手からバトンを引き継いで10キロを走りました。起伏が激しく厳しいコースだったと本人たちの感想でした。最上位のチームは3位入賞となり、多少なりともチームに貢献できたのかなと思います。
そして、ゴール後は今年もおいしい焼き肉をお腹いっぱいにいただきました。今年もセイノーホールディング(株)の田口社長をはじめ、一緒にチームを組んでくださった皆様、今年も大変お世話になりました。
7月20日・21日 くりこま高原高校陸上競技選手権大会
初日は猛暑、2日目は雨もパラつく時間もあり、比較的涼しい中での競技会でした。県新人大会に向け、弾みのつくような結果が得られました。予選通過及び入賞者は以下の通りでした。
男子 200m 増尾有馬 22秒98 決勝進出
400m 土屋一平 53秒04 決勝進出
4×400MR 土屋・日下・小松・増尾 3分32秒07 第6位
三段跳び 小松竜士 12m56 第8位
三段跳び 中川祐希 12m67 第7位
やり投げ 小針颯太 46m35 第6位
8月1日~3日 多賀城高校・仙台向山高校夏季合同合宿
昨年に引き続き、仙台向山高校と合同で合宿を行いました。仙台向山高との合同練習は春の合同練習会も含めると3回目となります。2日の午前には築館高校も一緒に練習をしていただきました。築館高校のインターハイ選手は、その翌日に沖縄インターハイに出発し、男子100m200mの二種目を制しました。そんな選手とも一緒に練習させていただく機会となり、生徒たちにとってはとても大きな刺激となったことでしょう。
宿泊は昨年同様にハイルザーム栗駒にお世話になりました。プールや食事の時間を融通していただき、より内容の濃い合宿となりました。また、2日の夜には両校の部員全員で花火をするなど、お互いの学校間のつながりもこれまで以上に深まった3日間となりました。
お世話になった皆様、本当にありがとうございました。