2015年12月の記事一覧

外部講師による特別授業 ~高校生レストランの仕掛け人が語る~『君たちの可能性は無限大!』

 平成27年12月11日(金)に本校で,岸川 政之さん(百五銀行〈三重県〉まちの宝創造アドバイザー)を講師にお招きして特別授業が行われました。
 講師の岸川 政之さんは,三重県多気町の職員時代に,地元の高校(三重県立相可高等学校)の生徒と共に,高校生が自主運営する「まごの店」を立ち上げ,多くのメディアに取り上げられている方です。
 当日は,6校時に1学年の生徒80名に対して,高校生の持っている無限の可能性について,実践を踏まえてお話をしていただき,生徒は自分の将来や夢と正面から向き合う時間をいただきました。
 また,放課後には希望者との座談会にも参加していただき,生徒と対話をしながら,これまでの様々な貴重なお話をしていただきました。

【生徒の感想】
「講演会を聞いて」1年 小野 薫さん
 今回の講話や高校生レストラン等の活動を通じて、岸川先生のような、人々の夢や可能性を広げる仕事は素晴らしいと思いましたし、自分を変えたいと思う高校生が増えればいいなと思います。実際、私もそのうちの一人で、岸川先生には「チャンスをくれてありがとうございました」という思いを持ちました。

「座談会に参加して」1年 加村 絵真さん
 今回、岸川先生からどのようにして高校生レストランができたのか、できるまでどのようなご苦労があったのかについて、お話しいだきました。同じ高校生でも社会の一員として活躍できるのだと知って、高校生ができることは無限大なんだと元気をもらえました。

 
〈授業の様子〉          〈座談会の様子〉

多賀城高等学校が,奈良大学と多賀城市教育委員会との三者による包括連携協力の協定締結を行いました!

 平成27年12月14日,多賀城市役所において,奈良大学及び多賀城市教育委員会連携のもと相互に協力し,文化,教育,学術等の分野で相互に協力し,学校教育及び学術の振興並びに地域社会の発展と人材の育成をはかることを目的とした,「包括連携協定」を締結しました。締結式には,奈良大学の千田嘉博学長,多賀城市の菊地健次郎市長,菊地昭吾教育長が出席し,協定書の取り交わしを行いました。

 連携事項は下記の内容です。
 1.大学及び学校における教育研究,調査研究に関すること
 2.学生,児童及び生徒の学習支援に関すること
 3.教員の養成及び研修に関すること
 4.文化財を含めた社会教育研究に関すること  
 5.その他協定の目的に照らして必要と認められる事項に関すること
 これまで多賀城市は奈良市とは友好都市関係を結んでおり,今回は両市にある教育機関が連携協定を結ぶことで,大学の有する専門的な研究を児童,生徒,市民に還元し,両市の友好と交流に資する内容となっています。
 今後,奈良大学の教員による特別授業や,本校及び多賀城市内児童生徒の奈良大学への訪問学習などで,文化財学(考古学,美術史,保存科学,文化財マネジメント,文化財博物学)や地理学(環境,都市・農村,歴史・観光,地理情報),史学(日本史,東洋史,西洋史)の分野などについての学びの充実が図られます。

 

多賀城高校生×多賀城市ジュニアリーダー「まち歩き」防災探検隊活動

 12月12日(土)午後から、本校防災委員有志と多賀城市のジュニアリーダー(多賀城市在住の小学生や中学生のリーダー)とによる防災探検隊活動を行いました。 まず、多賀城市中央公民館で全体オリエンテーションを行い、2グループに分かれて「まち歩き」を開始しました。「まち歩き」では、本校が設置した「津波波高標示プレート」の箇所で津波の高さを確認し、あらためて津波の怖さを実感しました。また、専用の時計を用い緯度経度でその地点を表す「UTMグリッドコード」を計測し記録しました。更に非常時避難施設や公園、消火栓などといった災害時に役立つ施設設備も確認しながら探索して歩きました。  「まち歩き」終了後は、中央公民館に戻り、「まち歩き」の情報をもとに「防災マップ」づくりに取り組みました。それぞれのグループで工夫を凝らした「防災マップ」を作成し、最後にお互いに発表し合いました。 多賀城市のジュニアリーダーのひとりは、「今回の活動で「津波波高標示」や「UTMグリッドコード」のことを深く学ぶことができてよかったです。今後も広く防災に役立てられる活動につなげていきたいです。」という感想を述べてくれました。

 

 

桜木復興公営住宅クリスマスミニコンサート

 12月20日(日)に、桜木復興公営住宅の大集会所でクリスマスミニコンサートを開催しました。当日は、住民の方々にお越しいただき、クリスマスソングを中心に30分ほど合唱を披露いたしました。最後には、「サンタが町にやってくる」を桜木バージョンで皆さんと共に歌い、とても楽しい時間を過ごすことができました。

【生徒の感想】2年 魚住 なちか(副部長)

 今回のクリスマスコンサートでは、「きよしこの夜」や「サンタが町にやってくる」などの、クリスマス定番の曲の演奏はもちろん、J-POPも歌いました。会場に来て下さった方々には、一緒に口ずさんだり手拍子を取ったりと楽しんでくださっていた様子で、私たちもとても楽しく歌うことができました。また、コンサート終了後は、来てくださった方々とお話をする時間があり、私たちの演奏を良かったと言ってくださりとても嬉しかったです。
 このような貴重な経験を、私たちの今後の活動につなげていきたいと思います。

新潟県立新潟県央工業高校との生徒間交流

11月19日(木)に,新潟県立新潟県央工業高校との生徒間交流が行われました。新潟県央工業高校からは生徒2名と先生1名が来校され,一緒に多賀城付近のまち歩きや学校紹介などを行いました。
 【本校生徒の感想】
○岩佐 彩音(2年,生徒会長)
 今回の交流会では,主にお互いの学校で行っている防災活動について紹介しました。工業高校らしい専門的な知識や技術を用いた活動が,とても魅力的でした。多賀城高校にも来年度から災害科学科が開設されるので,これからの防災活動に生かしていきたいと思います。
○門間 大輝(1年,生徒会総務)
 この交流会で,県央工業高校の生徒会活動や学習活動,地域での防災活動などについてのお話を伺いました。これからの多賀城高校の生徒会活動に生かしていきたいと思います。

  
津波波高表示の見学の様子     復興状況の見学の様子       各校の紹介の様子