バレーボール
多賀城高校女子バレー部活動日記(高校総体)
ついに高校総体を迎えました。4月下旬の連休は福島へ遠征に行きました。
福島東高校。
そして桜の聖母学院で練習試合を行い、競技力の向上を図ってきました。
また、ゴールデンウィークには白石高校、大河原商業高校において強化練習会を行い、実践を想定したチーム作りに励みました。
そしてついに迎えた高校総体。
初戦は伊具高校との試合でした。会場が学校近くということもあり、大多数の方々の応援を受け試合に臨むことができました。
あまりの緊張の中、第一セットが始まりました。動きがぎこちなく、常に得点をリードされながら試合が展開していきます。
サーブミスも重なり、決め手がないままズルズルと終盤へ突入します。
その悪い流れを断ち切るように、エース佐藤楓のスパイクが決まり始めると、レフト高橋茉奈、瀬戸の攻撃もリズムを取り戻します。
ライト鈴木莉佳子のサーブで得点を重ねるとついに相手に追いつきます。
相手のミスにも助けられ、なんとか第一セットはそのまま逃げ切りました。
セット間に強力な応援団の声援を受け、気持ちを切り替えます。「攻めの姿勢」を確認し合い、第二セットが始まります。
緊張もほぐれてきたせいか、攻守にリズムが出始めました。センター須貝の移動攻撃で相手を揺さぶります。適宜フェイントで得点を重ね、高橋の距離の長いサーブが相手を崩してゆきます。
そしてついに24点、マッチポイントを迎えます。第一セットに続き、最後のサーブを平塚亜美に託します。
チームメイトはもちろん、応援団全員が祈るようにサーブを打つ平塚を見つめます。
強いプレッシャーの中「いくぞ!」という声と共にボールが打たれます。
守備の隙間を突いたサーブは相手を崩し、こちらのチャンスボールとなりました。
このチャンスをエース佐藤がセンターから確実に決め、見事に初戦を突破しました。
慣れないコートで全力を発揮した選手たち。応援団の後押しもあり、内容のある試合をすることができました。
2回戦は第二シードの聖和学園と対戦。力の差があまりに大きく、ここで敗退となりました。
少ない人数ながら、なんとか支え合いここまで来た多賀城高校女子バレー部。
笑顔で最後の大会を終えることができました。これも保護者の方々をはじめ、多くの皆さま方のご協力のおかげです。本当にありがとうございました。
次は新体制にて再スタートです。
多賀城高校女子バレー部活動日記 (4月2~3日)
さて、毎年恒例の「盛岡遠征」です。
向かうのは「岩手県立盛岡第一高等学校」。岩手県でもトップクラスの進学校です。盛岡第4高校、岩手女子校、仙台三高などが参加しました。
まずは全体でのミーティング。試合順、セット間の時間設定、昼食についてなどについて説明があります。これまで数々の練習試合を行ってきた我が多賀城高校女子バレー部のメンバーですが、県外での活動ということもあり緊張の色が見え隠れします。
試合開始。順調な滑り出し。ボールがよく繋がり、センターからの攻撃がうまく機能します。
しかし・・・・、サーブミスが多発。
点数が追いついたタイミングでのミスが起きてしまいます。これまで「サーブの良さ」で勝ち星を挙げてきたはずなのですが、今回は絶不調。翌日の課題としなりました。
合宿所では他校の選手と寝食を共にします。コートでは硬い表情も、夕食時には朗らかな笑顔に変わります。
心温まるひととき。「合宿所」での‘’学び‘’にはとても大きな価値があります。そして翌日。
この日もサーブに課題が残ります。勝てる試合を落とす場面も。「攻撃は最大の防御」を実践できればよいのですが。
しかし、光るプレーも多くありました。
そして長いようで短い遠征が終わります。
合宿所ともお別れ。お世話になった方々へご挨拶をし、帰路へ着きます。
というわけで「盛岡遠征」でした。すぐに新入生を迎えての活動が始まります。気持ちを切り替えまたスタートです!
多賀城高校女子バレー部活動日記 (3月12日)
多賀城高校女子バレー部活動日記 (2月11日)
さて本日は、白石高校にお邪魔して練習試合です。
体育館の中はとても寒く、ストーブがないと頭痛がするほどの寒さ。今回は移動攻撃と二段トスの正確性向上がテーマとなります。
午前中は移動攻撃に冴えを見せるも、サーブの弱さがネックとなり撃ち込まれる場面が見られました。
しかし、サーブで相手を崩すと、きれいに移動攻撃を決め試合を有利に進めることができました。ただし、肝心のところで残念なミスがでてしまい、勝てる試合を落とす場面も見られました。目の前の結果に一喜一憂せず、25点まで攻めきる大人の姿勢を身につける必要があります。
永いようで短い一日。今回も多くの収穫がありました。
我々の旅はまだまだ続きます。
<追記>
審判も大切な練習のひとつです。
多賀城高校女子バレー部活動日記 (2月7日)
さて本日は、仙台三高にお邪魔して練習試合です。
前回の地区新人大会では辛くも勝利しましたが、今日はどの様な展開になるのでしょうか?
前半はカットミス、二段トスのミス大きく響き良い流れを作り出すことができません。
後半はサーブに力が出てきて相手を崩せるようになってきました。
またチャンスボールからの移動攻撃もきれいに決まり、大きくポイントをリードする場面もみられました。
しかし肝心なところでカットミスが目立ち、リードした得点を失ってしまいます。
終わってみれば二勝三敗という結果。課題が多く残る練習試合となりました。
この寒さを乗り切り、春の飛躍を期待したいところ。
我々の「バレーボールの旅」はまだまだ続きます。
多賀城高校女子バレー部活動日記(1月30日)
今日は昨日から降り続く雪のため、学校は見渡す限り銀世界。そこで私たち女子バレー部も恒例の「雪かき」の参加します。
サッカー部、野球部など運動部みんなで協力して除雪を行いました。奉仕の心で仕事をすると、見慣れた校舎や駐輪場もぐっと身近な存在に感じます。
それではみなさん、これからも気持ち良く部活を頑張りましょう!
宮城県高等学校バレーボール競技新人大会 仙塩地区大会を終えて
平成27年12月19日(土)に 「宮城県高等学校バレーボール競技新人大会 仙塩地区会」が聖和学園高等学校 薬師堂キャンパスにて行われました。
多賀城高校は抽選の結果Bブロックに入りました。
B 聖和 松島 多賀城 仙台三
さすがに聖和学園に勝利することはできませんでしたが、松島高校を2-0で破り快勝最終試合では、今年になり練習試合など含め1セットも勝利することができなかった仙三高と対戦。この仙台三高との試合は仙塩のABブロックを決める試合でもあり、今後公式戦に大きな影響を与える重要な対決ともなりました。
いよいよ試合開始です。
第1セットは、サーブでリズムに乗り序盤リード。後半崩されましたが、その得点差死守し辛くも勝利。運も大きく味方しました。
第2セットはスパイクミスが連発し、攻撃のリズムが掴めないまま中盤まで進みますここでセンタープレーヤーの佐藤、須貝の多彩な攻撃がひかり、仙台三高を追いつめますしかし肝心なところでミスが出てしまい、仙台三高に追いつけません。後半に入ると24-2と絶体絶命のピンチ。しかし、ここからが本当の勝負となりました。
この日、良いプレーがなかなか出なかった橋本茉奈がサーブで相手を崩し、仙台三高動きを止めます。度重なるチャンスボールを瀬戸、鈴木がきれいに返球すると、センタプレーヤーの佐藤、須貝が強打、フェイントをうまく使い分け確実に得点を重ねます。ピンチサーバー平塚の活躍もあり、4点差を跳ね返し勝利することができました。
ここまで勝ち星に恵まれることが少ないチームでしたが、ミスの許されない中で6点続得点できたことは大きな自信となるはずです。次は県新人大会が目標となります。こ勢いをそのままに、ベスト16入りを目指していきます! 皆さん、お疲れ様でした。