平成28年度

その他の行事等 平成28年度

「未来への道 1000km縦断リレー」に参加しました

 7月31日(土)、青森から東京まで東日本大震災の被災地をランニングと自転車で襷をつなぐ「未来への道 1000km縦断リレー」に本校陸上部の佐々木扇太君が参加しました。
 震災の記憶の風化を防ぎ、被災地に住む人々の絆を深める目的で青森から東京までの太平洋沿岸をリレー形式でゴールを目指すもので、本校の佐々木君は多賀城市総合体育館前から宮城野区のJA高砂前までの5.5kmを走りました。同区間は多賀城中学校や貞山高校の生徒に加え、一般の方々も合わせ計8名が襷をつなぎました。多賀城市体育館前には女優の小林綾子さんと元Jリーガーの水内猛さんも応援に駆けつけ参加者に声援を送りました。

多賀城市文化センターとの共催事業「コンサートで避難訓練」を行いました

 7月31日(日)、多賀城市文化センターにおいて、「コンサートで避難訓練」という防災行事が行われました。「コンサート中に大地震が起きたらどうするか」、施設管理者、観客、演奏者それぞれの立場で避難行動を経験する目的で、本校吹奏楽部が演奏中に地震が起き、約300人の観客が屋外へ避難するという形で訓練が行われました。
 多賀城市文化センターでは、職員のみの訓練ではなく、観客がホールにいる状態での訓練を震災後から行っており、今年は本校の運営ボランティアも含め共催事業としてこの行事を行いました。
 観客には屋外避難後再びホールに戻り、多賀城消防署の方から講評をいただいたあと、約1時間、吹奏楽部の演奏を楽んでいただきました。
 また、同時に小学生対象の防災教室も開かれ、本校のボランティア生徒が子供たちに防災クイズなどを行いました。

ネット被害未然防止対策講演会

7月14日木曜日に「ネット被害未然防止対策講演会」が行われました。

塩釜警察署より舘内様に来校して頂ご講話を頂きました。 
実際にあった事件やトラブルを題材に、ネット使用上の注意点やトラブルを避ける方法、児童ポルノやストーカー被害の実態についてお話してもらいました。

生徒からは「芸能人の写真を撮るのは肖像権の侵害に当たるのか?」などの質問がされ、内容ある講演会となりました。

舘内先生ありがとうございました!

7月7日木曜日に「LINE講習会」が行われました。

7月7日木曜日に「LINE講習会」が行われました。

LINE株式会社より浅子秀樹様に来校していただき、ご講話を頂きました。
講演では実際にキャッチボールを実演することで、話をする際に気をつけるべきポイントを確認しました。

  

また言われて嫌なこと、されて嫌なやりとりなどを考えることで、LINE使用や画像の取り扱いについて学びました。

  

先生方も興味津々。

  

身近なスマホに関する講演と言うことで熱心に生徒は話を伺っていました。多くを学んだことと思います。

目指せ、LINE使用マナーNo.1!

制服着こなしセミナー

6月9日(木)に「制服着こなしセミナー」が1年生を対象に行われました。

宮城トンボ株式会社の大和武晴氏に来て頂き、ご講演して頂きました。

  

「人の第一印象は見た目と雰囲気できまる」「好印象を与えるスカート丈は?」「ワイシャツの起源」などなど興味深い話題を数多く提供して頂き、生徒はメモを取りながら真剣なまなざしでお話を伺っていました。

「充実した3年間を送ってください」と大和武晴氏に激励して頂き、生徒は自分の制服によりいっそう誇りと愛着を見出したようでした。

生徒の皆さん、高校生らしくさわやかに制服を着こなしましょう!

平成28年度 入学式 並びに 災害科学科開設式

 校庭の桜の樹々が爛漫と咲き誇る中、「平成28年度入学式」並びに「災害科学科開設式」が4月8日(金)に挙行されました。

 入学式では、新入生の呼名のあと、小泉校長は式辞の中で、「皆さんを取り巻く社会は急速にグローバル化が進み、答えのない問いに挑み続ける力が求められています。将来、どのような仕事に就いても自ら納得する答えを導きながら新しい道を切り開いていくことになります。」と前置きした上で、取り組むべきこととして「自分を律すること」と「よき友を得ること」の二点について話をしました。新入生の直井友香さん(仙台市立高砂中学校卒)が生徒代表宣誓を元気に行い、入学式は滞りなく終了しました。

・平成28年度 入学式 小泉校長式辞(PDFファイル)

  

 引き続き、「災害科学科開設式」が挙行されました。
 はじめに教育長式辞があり、「多賀城高等学校の災害科学科は、東日本大震災から学んだ教訓を確実に次世代に伝承するとともに、今後国内外で発生する災害から一人でも多くの命とくらしを守ることができる人材を育成するため、防災系学科としては、兵庫県の舞子高等学校環境防災科に次いで全国では二例目、県内では初めて開設したものであります。」と開設の意義に触れ、これまでの多賀城高校の様々な取り組みについて紹介されました。そして、「これからは災害科学科の設置によって、防災教育を県内外に広げるパイロットスクールとしての役割が大きくなります。学校全体で防災に関する知識・技能を習得する防災教育を行いながら、災害に関する科学的見地を修得する専門的教育を災害科学科で行うことで、防災教育の充実と深化に取り組んでいただきたいと考えております。」と大きな期待を寄せていただきました。
 学校長挨拶、来賓紹介につづき記念講演として開設まで様々な尽力をしていただいた今村文彦東北大学災害科学国際研究所所長が登壇されました。今村所長は、特に津波がもたらす甚大な災害の脅威に触れ、その防災・減災に取り組む多様な人材が多賀城高校から今後輩出されていくことに大きな期待を寄せていただきました。

  

 「生徒代表誓いの言葉」を災害科学科新入生の成田朱里さん(仙台市立幸町中学校卒)が述べました。成田さんは、東日本大震災の当時を振り返りながら、「自然災害は今後も起こり続けるでしょう。私は、この学科で一つでも多くの知識を身につけ、減災に貢献していきたいと考えています。」とし、最後に「私たちは、ここで多くのことを学び、未来を切り開き、大きな舞台で活躍する人となれるよう努力していきます。また、私たちの取り組みがこの学科で初めての活動になるため、様々な問題に直面することもあると思いますが、災害科学科一期生としての誇りと自覚を持ち、支え合いながら全ての活動に真摯に取り組み、成長していきたいと思います。」と結びました。

・災害科学科開設式

教育長式辞(PDFファイ

学校長挨拶(PDFファイル)