防災学習プログラム 平成29年度
海上保安庁・日本赤十字社災害合同訓練
12月1日、昨年に続き海上保安庁・日本赤十字社災害合同訓練が行われ、2年生の災害科学科生徒9名と医療看護系志望の生徒6名が要救助者役として参加しました。
今回の訓練は、2015年に締結された海上保安庁と日本赤十字社との業務協力協定に基づき行われているもので、海上保安庁の機動力と日本赤十字社の医療救護活動を生かして相互に連携し、津波災害時の傷病者救出から医療活動に至るまでの対応を確認するためのものです。今年度も東南海沖で発生した地震による津波被害で、多数の要救助者が発生する、といった想定で「巡視船ざおう」を使用し行われました。本校生徒が演じる傷病は、海上保安庁の職員や日赤仙台病院と石巻病院の医師、看護師には、知らされておらず、傷病の状況に合わせ現場でトリアージが行われるという本番さながらの緊迫したものでした。
参加した生徒は、将来の自分の進路と重ね合わせながら真剣に訓練に臨んでいました。