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防災 平成31年度&令和元年度

第5回全国被災地語り部シンポジウムin東北

 2月24日(月)に南三陸町・ホテル観洋で行われた「第5回全国被災地語り部シンポジウムin東北」に生徒4名が参加しました。

 まずホテル観洋の語り部伊藤さんの案内で,戸倉小学校・戸倉中学校・震災遺構高野会館を巡りました。

 ホテルに戻り,基調講演・メインディスカッションの後に,小・中学生,高校生で行われた分科会「未来への伝承~震災遺構と私たちの向き合い方~」に参加しました。意見交換を通し,学びを深めることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《生徒感想》

3年 災害科学科 川名啓介

 今回のシンポジウムは,「語り部」「震災遺構」について改めて考えるよい機会となりました。

 語り部バスでは,津波がどのように到達したかや,どのように避難したかなど当時の様子を教えてもらいました。「語り部」がいるからこそ,あの日の出来事をたくさんの方に伝え,次に備えることができると感じました。

 また,分科会では,震災遺構について話し合い,地域が違うからこそ様々な意見が出て,とてもよい経験ができました。学んだことを活かし,私もたくさんの方に東日本大震災の教訓を伝えていきたいと思います。

 

3年 災害科学科 菅野圭汰

 南三陸町で行われた語り部シンポジウムに参加しました。バスで語り部さんの話を聞きながら震災遺構を巡りました。高野会館の中は,まるで3月11日から時間が止まったかのように津波の生々しい爪痕を私たちに見せつけました。

 分科会では,各校の活動を発表し合った後,震災遺構の保存について話し合いました。気仙沼や釜石など被害が大きい地域の生徒から津波の体験談を自分の耳で直接聞けたことは,これから大学で防災・減災を学ぶ上で大きな糧となると思います。

 時間が過ぎるのが早く感じ,気がつけば終わっていました。そんな濃い一日となりました。

 

3年 災害科学科 笹 千夏

 震災遺構である高野会館を見学したことで,改めて津波の恐ろしさを感じさせられました。階上中学校の生徒による語り部活動がとても内容が濃かったので,知見が深まりました。

 雁部さんの「震災遺構を必ずしも解体・保存に分けるのではなく,未定にするのも一つの道」という言葉に感銘を受けました。

 今までよりもさらに成長できたと思います。とても身になる一日でした。

 

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