令和6年度多賀城高校硬式野球部 大会結果 活動報告
第18回春季宮城県高等学校野球 地区大会(2024年4月~)
4月29日(月)
多賀城 9-3 松島
5月 5日(日)
多賀城 9-2(8回コ)登米総合産業 県大会へ
第71回春季東北地区高等学校野球宮城県大会(2024年5月~)
5月16日(木)
1回戦 多賀城 7-0(7回コ)気仙沼
5月18日(土)
2回戦 多賀城 0-3 聖和学園 ベスト16
第106回全国高等学校野球選手権宮城大会(2024年7月~)
7月8日(月)
1回戦 多賀城 11-4(8回コ)大河原産業・柴田農林
7月14日(日)
2回戦 多賀城 11-1(6回コ)仙台西
7月15日(月)
3回戦 多賀城 2-3 仙台商業 ベスト16
《 前主将より 》
~選手権宮城大会を終えて~
野球部主将3年 城内 康汰
3年生にとって高校で最後となる夏の大会が終わりを告げたその瞬間、私たちの頭の中には「空白」がもたらされ、何も考えられないまま、審判による試合終了の宣告を聞き、心の中で「別れ」を告げました。敗北の実感は、ベンチから道具を出し終えた後でした。最後のグラウンドへの挨拶の際、3年生は抱き合うことで今日の健闘を讃え合いました。もっとやれたと思えてしまうだけに、後悔という言葉では言い表すことのできないほどの「何か」が抱き合った3年生の肩を濡らしました。その「何か」というのは、人によっては「後悔」であり、「疲れ」であり、あるいは「達成感」なのかもしれません。私は、最後の試合にベンチで盛り上げてくれた3年生を出せなかったことに深く後悔し、これまでの感謝を含めて謝意を述べました。監督、マネージャー、1・2年生を含めたこのメンバーで、練習・練習試合・公式戦をともにすることができないと思うと、悲しみに襲われ「ありがとう」の言葉しか出てきません。キャッチボールもできないところから始まったチームが、春、夏を通じて6試合中4試合をコールドで勝利し、春の大会では第1シードに3点差と健闘、最後の大会では目標としたベスト8にあと一歩のところまでくることができたという事実を見ると、とても感慨深いものがあります。当日はたくさんの多高生やOBの方に来ていただき、慣れない環境でありながらも、仙台商業に劣らない熱い声援をいただきました。球場に足を運んでいただいた方はもちろん、地域の方々、画面越しに応援していただいた方、職員室で勝利報告を待っていただいた先生方、本当にありがとうございました。スポーツが素晴らしいものであること、高校生でいることが尊い時間であること、これらを深く心で感じられたのは、間違いなく、一緒にやってくれた仲間を含め、支援していただいた保護者の皆様、OBの方々、先生方や多賀城高校のみんなのおかげだと思います。本当にありがとうございました。これからもどうか多賀城高校野球部をよろしくお願いします。このチームで野球ができてよかった!
《 現在の活動について 》
新チームとなり、現在部員21名(2年生10名、1年生11名)で活動しています。県大会ベスト8を目標とし、心・技・体の向上を目指して、一生懸命練習に取り組んでいます。