令和2年度

2020年12月の記事一覧

1学年課題研究発表会について

6・7校時の時間を利用して,課題研究発表会を行いました。

普通科の生徒たちは『防災白書』を読んで自分で課題を見つけ研究したことを,

災害科学科の生徒たちは「浦戸巡検」で得た実地研究をもとに発表を行いました。

 

今回新しい試みとして,各クラスから1名ずつの7人グループを作り発表を行いました。

普段見知らぬ人の前での発表になり,緊張感が漂うグループもありましたが,だんだんと雰囲気も打ち解け質問も活発に行われました。

 

【生徒の感想】

・準備が大変だったが,発表がうまくいってよかった。

・発表は緊張した。

・研究の方法がわかった。来年に向けて課題研究をするときのヒントになった。

 

1学年 薬物乱用防止教室

 

12月3日(木)7校時に,東北厚生局麻薬取締部 指定物専門官 宮村 昌幸氏

による講話が行われました。

薬物に関するニュースが取り沙汰される昨今,生徒たちは真剣に耳を傾けていました。

 

 

(生徒の感想)

・違法薬物を使うと幻覚を見たり,幻聴が聞こえたりするのは知っていましたが,

 それによって殺人などが起きているのは初めて知りました。身近な人がもし違法薬物に

 手を出しそうになったら,止められるようにしようと思いました。

 

・危険ドラッグを使うことが薬物乱用だと思っていたが,違っていたことに驚いた。

 麻薬取締官の方は,香りなどから特定できるときき,感心した。再犯率も66%と高く,

 なかなかやめることは難しいのだと思った。乱用はその人だけの問題ではなく,家族,

 そして社会的にも迷惑がかかってしまうので,その人だけの問題と思わずアンテナを

 高くしようと思った。

 

 

 

「選挙制度に関する講座」  地歴公民科

 令和2年12月17日(木),シチズンシップ教育の一環として,2年生を対象に「選挙制度に関する講座」を開催しました。今回は,多賀城市選挙管理委員会から高木豊様に来校していただき,選挙の現状や選挙運動等について,具体的に大変わかりやすく説明していただきました。平成28年度から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられ、来年には選挙権を持つことになる現2年生にとって,政治や選挙に対する意識も一層高まりました。 

  

 

≪生徒の感想≫

 選挙の今までのイメージは、仕組みがよく分からなかったので大変そうだと考えていたが、今回の講座によって、選挙の流れはあまり難しくないことが分かった。私たちの代が選挙へ行かないと、若い世代の人々の意見が反映されないということが分かったので、自分たちのためにも選挙に行くことが大切だと思った。

 また、選挙で立候補者を選ぶときには、様々な意見を取り入れ、自分の意思をしっかりと決められるように、情報を取り入れていかなければならないと思った。

 選挙制度をあらためて詳しく学んだが、自分の一票が当選・落選を左右することの重大さがよく理解できたので、18歳になったら積極的に投票に行こうと思った。

(2年女子) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和2年度 第2学年修学旅行

 11月30日(月)から12月2日(水)の期間で、令和2年度 第2学年修学旅行が実施されました。

 新型コロナウイルスの影響により関西方面への旅行計画を変更し、北海道函館市への旅行になりました。この修学旅行では「新型コロナウイルス感染予防対策の徹底!」を学年全体で掲げ、マスクの着用、手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保などの完全実施を旅行のルールに定めました。

 1日目はトラピスチヌ修道院、五稜郭、函館山夜景観賞が主な行程となりました。

 トラピスチヌ修道院

 五稜郭

 函館山からの夜景は息をのむほど美しく、生徒は寒さを忘れてその光景に見入っていました。また、災害科学科の生徒の中には、東日本大震災のときに起きた津波が襲来した場所を熱心に確認する生徒もいました。

 

 2日目はグループ別研修が中心となりました。この日は気温が下がり路面の凍結が心配されたため、朝の検温のあと佐藤智広教諭より外出時の注意事項が伝えられました。

 朝の事務連絡

 準備が終わると、生徒は朝市、赤煉瓦倉庫、ベイエリア等へ出向き、函館の食、特産品、または文化歴史に思いを馳せていた様子でした。

 朝市

 八幡坂

 ベイエリア

  最終日は大沼公園への訪問です。駒ヶ岳の雄大な姿を見ながら生徒は最後の記念撮影、遊歩道散策、レンタルサイクリングを行うなどそれぞれの思い出をつくることができた様子でした。

 大沼公園から臨む駒ヶ岳

 あっという間の3日間でしたが、学校を離れた場所で、生徒は普段見せることのない喜びの表情を見せていました。この経験がクラスでの円滑なコミュニケーション、進路選択のヒントになることを期待しています。

 

 この修学旅行実施に際し、保護者の皆様方には多くのご理解とご協力を頂きました。修学旅行実施が危ぶまれたときもありましたが、保護者様のご協力により修学旅行を無事終えることができました。本当にありがとうございました。

 函館駅にて