2015年11月の記事一覧
多賀城市総合防災訓練に防災委員が参加
11月8日(日)に多賀城市内で広域に行われた「多賀城市総合防災訓練」に今年も本校生徒が参加してきました。 あいにくの雨天で肌寒い中、多賀城中学校と多賀城第二中学校,多賀城駅周辺にわかれ、主に「災害状況伝達訓練」を行いました。 これは、災害用のスマートフォンを使い、安否確認・災害状況の伝達・被災現場の写真送信と様々な情報を災害本部とやりとりし、 より正確な情報に基づき避難や救助に役立てるもので、有志が参加した本校防災委員一人ひとりがスマホを片手に、それぞれの想定の状況で訓練に参加しました。
プレートにGPS情報を貼る作業(多賀城駅周辺)↓
↑スマホで想定した災害状況を送る様子(多賀城中)
また、多賀城駅周辺の訓練に参加した生徒は、この「災害状況伝達訓練」のほかに、GPS表示機能のあるリストウォッチを装着し、 「津波波高表示プレート」のある場所をGPSで検索し、その場所を地図に上に表示していく作業(「UTMグリット地図)にも取り組みました。 今後もより汎用性の高い「津波波高表示プレート」にしていこうと、参加した生徒は雨に濡れながらも作業に取り組みました。
【生徒の感想】1年 佐藤きらら さん
今回の防災訓練では、津波波高プレートにその場所をGPSの数字で示す「UTMグリッドコード」と呼ばれる番号のシールを貼ったので、 実際に災害が起こったり、何かあったときに役立てばいいなと思います。 また、災害用の試作アプリが入ったスマホも使いました。 まだ開発途中ということでしたが、今回自分たちが試しに使ってみることにより、いろいろな意見を取り入れて、 もっとよい機能になり、多くの人の命を救うことにつながればいいなと思いました。
多賀城市の総合防災訓練に参加するのは初めてでしたが、とても充実した訓練にすることができてよかったです。 また、天候は悪かったのですが、災害はいつどのようなときに起こるか分からないので、訓練には適した天候だったのかなと思いました。 今回のような訓練にも今度進んで参加していきたいと思いました。