雪上歩行訓練に行ってきました(山岳部・2024/3/10)
例年以上に降雪のない日々が続く中,3月になってやっと雪が降りました。それを受けて雪上歩行訓練を実施することができました。
宮城県の山は4月以降になっても雪が残ります。例年の蔵王の場合,5月末まで雪が残る箇所もあり,春山であっても場合によっては雪を踏む状況が想定されます。そのためこの時期の雪のある山では山頂を目指すことはせず,手頃な登山道・雪原などでワカン歩行(和かんじきを着用した歩行)の実践,斜面を利用した滑落停止訓練を行っています。
ワカンの着脱から始まり,ストックを併用したラッセル歩行は生徒にとっても初めての経験でした。
滑落停止訓練は,万一斜面を滑って転倒した時を想定し,うつ伏せになってひざ・肘を立てる基礎動作の確認を行いました。
雪と戯れながら,雪上を適切に歩く基礎技術の習得を図ることができました。