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山王地区防災キャンプ

7月25日に山王地区公民館で開催された防災キャンプに6名の生徒がボランティアとして参加してきました。

山王地区の防災キャンプは今年度より1泊2日の日程で実施となりましたが、本校生徒は1日目の夕食までの参加といたしました。

小学生の参加者15名の他に、多賀城二中と仙台育英学園の生徒も小学生のお世話役として一緒に活動しました。グループのリーダーとして、グループ内のコミュニケーションを円滑に進めるために自己紹介ゲーム等でアイスブレーキングを行い、避難所での生活を想定したプライベート空間を確保するためのパーテーションなどの寝床づくり、サバ飯づくりでは空き缶を使った炊飯などを行いました。

寝床づくりでは段ボールを使って趣向を凝らしたパーテーションを作ったり、ベッドを作るなど様々なアイディアで一晩の寝床を作成していました。どういうコンセプトで作ったのかも各グループから発表がありました。

サバ飯は空き缶に適量の米と水を入れ、アルミホイルで蓋をしたものを焚火の上にのせて炊飯を試みましたが、アルミホイルが上昇気流で浮き上がり外れてしまったり、焚火の火力にムラがあったため、なかなか炊き上がらないなど苦労しました。

小学生の参加者は翌日まで事故等もなく無事にプログラムを終えたとのことでした。小学生にとってもよい思い出となったことと思いますが、高校生にとってもよい経験となりました。山王地区公民館の皆様をはじめ、関係者の皆様ありがとうございました。

 

参加者感想

 災害避難所用間仕切りとして段ボールのパーテーションを班ごとに作成、発表したり、アルミ缶を焚火の上の網に乗せて炊飯する「サバ飯」体験の手伝いをしました。

 他の高校生ボランティアと協力しながら、小学生が怪我なく楽しめるようにサポートしました。このような活動は楽しみながら学ぶことができる貴重な体験活動なので、今後も積極的に参加したいと思います。

2年 髙橋和寛