「新しい東北フォーラムin仙台」(主催:復興庁)に参加してきました。
10月12日(敬老の日)に、せんだいメディアテークにて「新しい東北」官民連携推進協議会(事務局:復興庁)主催の「新しい東北フォーラム」が開催され、本校生徒会と防災委員の代表8名が参加してきました。 東北では、震災復興に向けて、多様な主体(若者・学生、女性、企業・NPO・自治体等)が連携して、「コミュニティの形成」など様々な分野で、震災前には見られなかった「新たな挑戦」が行われています。
このフォーラムは、こうした挑戦に取り組んでいる様々なひとを呼んで、その様子や未来に向けたメッセージを発表しました。
まずは、防災委員等の有志が「ボランティア・ワールドカフェ」(大学生・高校生によるワークショップ)に参加しました。 岩手大学や東北大学など東北から集まった大学生に混じり、本校生徒も活発に意見交換し、未来に向けた「東北からのメッセージ」をまとめ、発表しました。
また、1階オープンスクエアでは「新たな挑戦」リレートークが行われ、スピーカーとして本校生徒会の岩佐彩音さん(2年生)と佐藤千咲さん(1年生)が、「多賀城高等学校が取り組む防災・減災教育」というテーマ発表しました。
司会の青柳光昌氏(ソーシャルイノベーション本部チームリーダー)から将来の夢を問われると、「これまでの防災の取り組みを世界や多くの人に役立てていきたい。」という抱負を語っていました。
【感想】◇1年佐藤里紗さん「私が今まで参加してきた防災関係のディスカッションでは、大学生などの大人の方がいなかったので、今回は大人の視点から考えを聞くことができました。 その中で特に、「震災後すぐに前向きになれることができたか。」という問いには、「あの震災から生きのびることができた私がすべきことは、前を向き自分の震災経験を語ることが大切だ。」ということです。 次の災害などの教訓としてつなげ、多くの人に広げてもう二度とみんなが辛い思いをしないでほしいと思います。 その思いを一人一人が持てる様々な活動にこれからも取り組んでいきたいです。」