オープンスクールにおけるバスツアー&まち歩き
7月2日(土)に行われたオープンスクールにおいて,事前に申し込みをした中学生と保護者合わせて21名を対象とした「バスツアー&まち歩き」を行いました。コースは,学校→七ヶ浜国際村→多賀城イオン→末の松山→学校というコースで,バスと徒歩で被災の爪痕を巡りました。大会議室で軽食をとっていただきながら,生徒会副会長2年加藤健太さんが行程を紹介した後で,七ヶ浜国際村に向かいました。バスの中では,生徒会執行部の2年門間大輝さんがバスガイド役として多賀城高校の防災・減災活動の様子を伝えました。
七ヶ浜国際村では,2年生の門間大輝君が七ヶ浜の被災の様子や多賀城高校が国際村で行っている外国人向けのボランティア活動の紹介をiPadを用いて行いました。中学生と保護者の方々は,門間さんの説明にしっかりと耳を傾けていました。
多賀城イオンでは,2年生の髙橋里奈さんと宮田優香さんが多賀城イオンの震災当時を記録した動画を見せながら説明しました。臨場感あふれる映像を真剣に見ていました。
末の松山では,1年千葉陽太さんと大場有紗さんが万葉集のうたあるように,津波は末の松山を超えなかったことをiPadを用いて説明しました。地図で確認した中学生は,驚きを隠せない様子でした。
今回の「まち歩き」は,一昨年から始めた本校の復興ボランティアの1つで,これからも本校を訪れる高校生や多賀城を訪れる観光客などに行っていき,震災の伝承につなげていきたいと思います。