2019年8月の記事一覧
令和元年度 宮城大学AI(アカデミックインターンシップ)
8月8日(木)・8月9日(金)の2日間,宮城大学アカデミックインターンシップが行われ,2学年の生徒12名が参加しました。
8月8日は,開講式の後,マシュー・ナール先生による,実践的な英語についての講座が行われ,各自工夫を凝らして英語を「伝達ツール」にできるよう,取り組んでいました。次に,中沢峻先生による,フィールドワークについての講座が行われ,宮城大学における特徴的な活動であるフィールドワークに関する基本的な知識と留意事項を学び,簡単なインタビューや分析などを行いました。
8月9日は,食産業学群は太白キャンパスで,事業構想学群と看護学群は大和キャンパスで,それぞれ90分の講座が2~3コマ実施されました。食産業学群は,食資源開発コースとフードマネジメントコースの2コースに,事業構想学群は,事業プランニングコース,地域創生コース,価値創造デザインコースの3コースに分かれて講座が組まれていました。その後,閉講式が行われ,受講した生徒に受講証が授与されました。
2日間にわたり,大学の雰囲気を味わうことや,実際に行われている講義を肌で感じることで,より一層学問の奥深さに触れることができたように思います。
【生徒の感想】
・2日間のプログラムに参加して,大学の授業の雰囲気を味わうことができて,とても有意義でした。また,他の高校からもたくさん参加していたので,いい意味での刺激を受けました。
・宮城大学のアカデミックインターンシップでは,グループでの話し合いを通じていろいろな考え方を学ぶことができました。みんなでアイディアを出し合って議論することは,難しいけど,ためになるということを実感しました。
令和元年度 岩手大学AI(アカデミックインターンシップ)
今年度も岩手大学理工学部アカデミックインターンシップが8月5日(月),6日(火)の2日間で実施されました。今年度は,岩手・宮城・秋田県から約100名参加しました。本校は,1泊2日の日程で,2学年で理系学部への大学進学を希望する生徒16名が参加しました。大学での学びについての講義,研究活動の体験,大学生・大学院生たちとの懇談などを通して,大学の仕組みや研究活動への理解を深めることができました。
はじめに,理工学部の船崎健一学部長より,ごあいさつを頂きました。そして,物理・材料理工学科数理・物理コース 成田晋也教授による「物質・宇宙の成り立ちを解き明かす」というテーマでミニ講義を受講しました。
その後,1日目は,化学コース,生命コース,数理・物理コース,マテリアルコース,電気電子通信コース,知能・メディア情報コース,機械科学コース,社会基盤・環境コースの8つに分かれ,それぞれの会場(研究室・実習室など)に移動しました。
1日目は,90分のプログラムを午前中に1コマ,午後に2コマ組まれていて,大学のタイムテーブルに合わせるような形で活動を行っていました。さらに多賀城高校の生徒にのみ,宿泊施設の研修室で,理工学部の高木浩一教授より,90分のプログラムを組んでいただきました。その中で,高校での学びが大学での研究や実習に必要であり,目的を持って学ぶことの大切さをお話しいただきました。また,サポートに来てくださった,多賀城高校OBの山田さんから,大学での学びや生活,高校時代のお話をしていただくなど貴重な体験ができました。
2日目は,昨日に引き続き90分のプログラムを午前中に2コマ,午後に1コマ行われました。前日の活動をふまえて,より高度で応用的な領域を扱うコースもありました。その後,全体で閉講式が行われ,コースごとに受講生徒たちによる,振り返りやまとめが発表されました。その後,高木浩一教授より,アカデミックインターンシップの意義や学びの本質についてお話がなされた後,参加者全員に受講証が授与されました。
【生徒の感想】
・情報をネットや記事で見たり聞いたりすることだけではなく,体験をすることでより多くのことが分かってくるのだと感じた。AIを経験し、あらためて自分はこの進路に進みたいという確信が持てた。
・どれだけ高校の勉強が大学での講義に生かされているのかを知ることができた。特に私の興味がある分野では高校生物がマスターできていないと、ついていくことすら難しいと思う。テストのための勉強ではなく、自分の好きなことをするための勉強だと思って取り組んでいこうと思う。自分のやりたいことを学べるって、とっても楽しいなと思った!
・今回のAIに参加して、自分は頭の中で考えたり計算したりするよりも実際にものに触れたり動かしたりする方が好きだと思った。模擬講義がどれもとても楽しくて、好きなことを学んでいる大学の先輩達も、みんな楽しそうだった。