第44回定期演奏会のご報告(ご来場ありがとうございました)
私達吹奏楽部は5月23日(日)に多賀城市文化センターの大ホールにて第44回定期演奏会を行いました。今回の定期演奏会もしっかり感染症対策をとった上で、音楽の楽しさ、素晴らしさを学びながら、諦めず試行を重ねて準備を進めて参りました。定期演奏会に向けて,「お客さんに感動をシェアハピ☆〜shake your heart〜」を目標に、当日まで練習に取り組んできました。
昨年度も経験したコロナ禍での練習は,2年目とはいえども苦労した部分が大きくありました。感染予防の点を考えながら構成を考える部分では、多くの部員が壁にぶつかりました。それでも部員1人1人が定期演奏会をいいものにしようと思い最後まで諦めないで練習に向かうことができました。
音楽には大きな力があります。人を笑顔にする音楽、勇気付ける音楽、悲しみから救ってくれる音楽、そして音を奏でる私たちにも音楽はいつも心に寄り添ってくれています。本番のステージ上でどんどん成長していくのを感じながら曲を吹ききることは私達に大きな進歩を与えてくれました。ブラボーなどの歓声は感染予防の観点より御遠慮頂きましたが演奏後拍手に会場が包まれたことは私の中で1番心に残っています。ご来場下さった皆様に「音楽の力」「感謝の気持ち」が伝わるよう精一杯演奏し、皆様と一緒に楽しい時間を過ごすことができました。
定期演奏会が終わり、いよいよ私達3年生にとっては最後となる夏のコンクールを迎えます。経験したことの数は例年より少ない状況ではありますが、各大会で学んだことを生かし今年こそ夏のコンクール、全国大会まで突き進んでいきたいと思います。最後になりましたが、開催にあたり日々ご支援ご協力をいただきました、スポンサーの方々、地域にお住まいの方、そして先生方や保護者のみなさま、友人に心より感謝申し上げます。
今日も楽器が吹ける幸せを噛みしめながら、一音一音を大切に、練習を重ねて行きますのでこれからも多賀城高校吹奏楽部をよろしくお願いいたします。
3年1組 髙橋 楓花 (中野中学校出身・トロンボーン・部長)