平成31年度&令和2年度 行事

2018年11月の記事一覧

H30 第2学年修学旅行②

11月28日(水) 

~二日目:クラス別研修~

 

各クラスに別れ,バスでの移動で大学・施設見学や神社仏閣を回りました。

 

 

見学や研修を終えたクラスは,USJで旅の思い出を作っていました。

H30 第2学年修学旅行①

11月27日(火)~30日(金)の旅程で,関西・京都方面へと向かいます。

 

11月26日(月)

~結団式の様子~

結団式の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本校アイリスホールにて,結団式が行われました。

修学旅行委員長より,これまでの準備にあたった修学旅行委員への

言葉,これから修学旅行にむけての話がありました。

 

11月27日(火)

~一日目~

一日目は新幹線で仙台から東京駅経由で京都へと向かいました。途中,停電する

というトラブルもありましたが,問題なく無事に京都に到着することができました。

初めて見る金閣の前でみんな記念撮影。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後移動して,清水寺へ。

坂を上り散策です。

 

仙台はすでに暗くなる時間帯でも,京都は明るいですね。

 

明日は各クラスごとの自主研修です。

 

石巻・女川巡検 災害科学科1年生

11月9日(金)に,災害科学科1年生は「石巻・女川巡検」に行ってきました。

あいにくの雨の中ですが,関係各所で様々な講話や体験プログラムを行ってきました。

 まず最初に,石巻市にある大川小学校跡地に行き,献花・黙祷ののち,NPO法人KIDS NOW JAPAN専務理事の佐藤敏郎先生から講話をいただきました。3月11日に起こった東日本大震災の傷跡を残したままの現地を見て,その日の様子やその後のいきさつなど,様々な方面からお話をいただきました。特に,震災の恐ろしさを伝えることの難しさや,関係するすべての人に,様々な思惑があるということを教えていただきました。

講話に聴き入る様子

 その後,バスで女川町に移動し,昼食を兼ねて新しくなった女川町の中心部を散策しました。あいにくの雨のため,行動範囲は限られましたが,震災から復興へと進む町の様子を展示したパネルを見て,その変容を実感しました。

 さらに,その後再びバスで石巻市内中心部にある「みらいサポートセンター」に移動し,タブレット端末をお借りして,周辺の町歩きや,スタッフがバスに同乗して,海岸地域から被害の甚大だった石巻市南浜地区を案内してもらいました。

 

タブレット端末を使っての町歩き体験

 これまで,災害科学科は,自然分野や科学技術の分野に溶かした校外活動を行ってきましたが,社会学からの観点で災害を見つめるよい機会になりました。

【生徒の感想】

 東日本大震災の被災地に実際に行ったことにより7年前だというのにその爪痕がいまだに残っていることにとても心が痛みました。将来的に同じことが起こらないように地域の方々が協力して伝え,被害のあった建物を思い出したらつらいと思うのに,残していてくれたので今回沢山のことを学ぶことができました。今回学んだことはこれからの活動にも意識していくことができるので,しっかりとまとめ,今回のことを発信していきたいと思います。(男子)

 今回の体験を通して、津波は私たちの日常を簡単に壊して奪っていくものだと感じました。でもの地域の人たちも、少しずつではあるが、未来に向かって歩いていると感じました。また、どのようにしたら震災について、若い人たちに伝えていくことができるのか、すごく考えさせられました。実際に、家族を亡くした人の話はすごく印象的で、津波という恐ろしさを伝えてくれるものでした。津波避難ビルの建設や防潮堤の設置など様々な対策がとられていることも知ることができました。また以前のように活気あって、明るい地域になって欲しいと思いました。(女子)

「日本史特別授業」   地歴公民科

 平成30年10月31日(水),奈良大学文学部史学科寺崎保広教授をお招きして,2年生の日本史B選択者を対象に「木簡からどういうことが分かるのか?」と題して特別講義をしていただきました。歴史を学ぶためには「史料」の正確な読みが大切だということ,木簡に記された内容から歴史書や古文書には書かれていないような当時の人々の生活の様子を知ることができることなど,大学での研究成果を踏まえて詳しく説明していただきました。特に,木簡は乾燥に弱く保存が大変であることや,ほとんどが「削屑」として出土し,その読み取り作業に膨大な時間がかかるといったお話しから,歴史研究の大変さをあらためて知ることができました。

 

《生徒の感想より》(一部抜粋)

大学では高校と違って,問いに対して1つの答えではなく複数の答えがある,またそれらを答えるためには様々な史料を読み,事実をもとに考えなければならないということを学びました。木簡は,教科書や資料集などで見ているものは割と完全なものが多かったけど,実際は削屑など破片や薄いものがほとんどだと聞き驚きました。また,そんなに小さいものから情報を得ている研究者などの努力も高校生ながら感心させられました。今日の授業を通して,木簡に書かれている内容や時代など,今まで知らなかったことを多く学ぶことができました。 (2年生女子)