行事

「日本史特別授業」   地歴公民科

 平成30年10月31日(水),奈良大学文学部史学科寺崎保広教授をお招きして,2年生の日本史B選択者を対象に「木簡からどういうことが分かるのか?」と題して特別講義をしていただきました。歴史を学ぶためには「史料」の正確な読みが大切だということ,木簡に記された内容から歴史書や古文書には書かれていないような当時の人々の生活の様子を知ることができることなど,大学での研究成果を踏まえて詳しく説明していただきました。特に,木簡は乾燥に弱く保存が大変であることや,ほとんどが「削屑」として出土し,その読み取り作業に膨大な時間がかかるといったお話しから,歴史研究の大変さをあらためて知ることができました。

 

《生徒の感想より》(一部抜粋)

大学では高校と違って,問いに対して1つの答えではなく複数の答えがある,またそれらを答えるためには様々な史料を読み,事実をもとに考えなければならないということを学びました。木簡は,教科書や資料集などで見ているものは割と完全なものが多かったけど,実際は削屑など破片や薄いものがほとんどだと聞き驚きました。また,そんなに小さいものから情報を得ている研究者などの努力も高校生ながら感心させられました。今日の授業を通して,木簡に書かれている内容や時代など,今まで知らなかったことを多く学ぶことができました。 (2年生女子)